【感想・ネタバレ】新・浪人若さま 新見左近 : 7 宴の代償のレビュー

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Posted by ブクログ

内容(ブックデータベースより)

己が娘への将軍綱吉の寵愛を背景に、幕閣内で大きな力を持つようになった老中冬木有泉。
綱吉の側近である柳沢保明をも凌ぐ勢いの冬木に乞われ、左近は冬木の庶子の旗本、磯田頼時をそば仕えとして預かることになる。
真面目で穏やかな人柄と、己によく似た境遇の頼時に好感を抱く左近だが、頼時の胸中には、暗い思いが秘められており――。

葵一刀流が悪を斬る!
大人気時代小説シリーズ、刮目の第七弾!!

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2022年08月16日

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浪人若さま・新見左近 新シリーズ 7

後の六代将軍家宣の若き頃。
綱吉から乞われ、仮の世継ぎとして西ノ丸に入っている。命が狙われるかも知れない立花を拒まないのは、跡目争いで、世が乱れるのを恐れてのこと。
最近は、綱吉からお許しが出て、度々市中に下り、秘剣葵一刀流で、さまざまな悪を成敗している。

《囚われたお琴》
聖楽寺の宿坊新築の祝いに招かれた、お琴とおよね。
その日、賊が寺に押し入り、巻き添えにより、囚われの身となる。
《終焉の剣》
何度か刺客に襲われた左近は、桂昌院の差し金かと疑うが、ふと、刺客の正体に思い当たった。
16歳の頃、剣の手合わせをした相手であった。
《白い女》
岩倉具家が、市田光代と住むようにと、香祥院から与えられた家に、女の幽霊が出るという。
《宴の代償》
娘が、綱吉に寵愛を受けている事で、老中・冬木有泉は、今や、柳沢をも凌ぐ、大きな力を持つようになった。
その冬木に頼まれ、左近は、冬木の庶子・磯田頼期を側仕えとして預かることになる。

初めの頃と比べて、西ノ丸様として、随分、貫禄が出てきた左近。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

第七弾
四話構成、忙しい左近に代わり義兄?岩城泰徳、岩倉具家も活躍?最後は吉保がライバルを蹴落とす?

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2021年12月30日

Posted by ブクログ

シリーズを読み続けているが、綱吉と柳澤が相手でもあるので暗さが先に来てスッキリした感じがあまり無い。この二人に遠慮して左近の力が発揮できない。最後の章の冬木老中と柳澤との争いも、結果的に柳澤の思い通りに進み、若い旗本の将来を閉じてしまったようだ。友人の岩倉の結婚が唯一の救いとなった。

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2021年05月13日

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