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内容(ブックデータベースより)
己が娘への将軍綱吉の寵愛を背景に、幕閣内で大きな力を持つようになった老中冬木有泉。
綱吉の側近である柳沢保明をも凌ぐ勢いの冬木に乞われ、左近は冬木の庶子の旗本、磯田頼時をそば仕えとして預かることになる。
真面目で穏やかな人柄と、己によく似た境遇の頼時に好感を抱く左近だが、頼時の胸中には、暗い思いが秘められており――。
葵一刀流が悪を斬る!
大人気時代小説シリーズ、刮目の第七弾!!
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浪人若さま・新見左近 新シリーズ 7
後の六代将軍家宣の若き頃。
綱吉から乞われ、仮の世継ぎとして西ノ丸に入っている。命が狙われるかも知れない立花を拒まないのは、跡目争いで、世が乱れるのを恐れてのこと。
最近は、綱吉からお許しが出て、度々市中に下り、秘剣葵一刀流で、さまざまな悪を成敗している。
《囚われたお琴》
聖楽寺の宿坊新築の祝いに招かれた、お琴とおよね。
その日、賊が寺に押し入り、巻き添えにより、囚われの身となる。
《終焉の剣》
何度か刺客に襲われた左近は、桂昌院の差し金かと疑うが、ふと、刺客の正体に思い当たった。
16歳の頃、剣の手合わせをした相手であった。
《白い女》
岩倉具家が、市田光代と住むようにと、香祥院から与えられた家に、女の幽霊が出るという。
《宴の代償》
娘が、綱吉に寵愛を受けている事で、老中・冬木有泉は、今や、柳沢をも凌ぐ、大きな力を持つようになった。
その冬木に頼まれ、左近は、冬木の庶子・磯田頼期を側仕えとして預かることになる。
初めの頃と比べて、西ノ丸様として、随分、貫禄が出てきた左近。