【感想・ネタバレ】千年狐 十 ~干宝「捜神記」より~のレビュー

千年を生きる狐・廣天と人間、あやかしたちとの出会いや日々を描いた
奇妙でユーモア溢れる古代中国ファンタジー。

この作品はおすすめポイントがありすぎて困ってしまう…
まず!なんといっても出てくるあやかし達が可愛すぎる。(絶対ニヤニヤしてしまう)
あやかしのその可愛いさに、
豪傑・羅刹と言われる宋大賢も思わず「尊い!」と叫んでしまうほど。
あやかしたちの可愛いさもだが、
ストーリーも真面目さ(シリアス)とギャグのバランスが絶妙で、
ギャグだと思って笑っていたら、心にグッとくる泣ける話が唐突にきて感情がジェットコースターのようになってしまう。
また、時代設定は古代中国なのに今風な描写があり、そこがまた良いエッセンスになっていてとてもおもしろい。
実際の歴史をベースにファンタジー要素を入れているので、実際そういうことがあったかもという視点でも楽しめる。

あやかしたちのもふもふの可愛さ、絵の美麗さ、ギャグとシリアスのバランス、歴史ファンタジーとしての話の面白さ…
全てが良いバランスで描かれた最高にユーモア溢れる作品です!

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Posted by ブクログ

十巻も良かった…!
廣天があの選択を出来たのは、彼女を救けて繋がってきたひとびととの千年があったからなんだ、と改めて物語の軌跡に涙…
張先生の百物語が大好きなので、怪談編もめちゃめちゃ好き(良さんも崇さんもLOVE)だったので終わってしまうのが淋しいですが、今年から始まるという新章も楽しみ。
巻末書き下ろしのミュージカル編、相変わらずぶっ飛んでて良かったです。鼠!

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2024年02月29日

ネタバレ 購入済み

怪談編完結です。廣天の活躍が少なくてもふもふ不足です(笑)石良や見回り部のみんなが頑張っていますが怪談というものは妖を扱っていながら主役なのは人間だからでしょうか?見回り部の秘密も明かされ、次巻からの廣天の活躍を期待します。

#ほのぼの #癒やされる #深い

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2023年12月02日

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