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市兵衛の兄である公儀十人目付筆頭 片岡信正が窮地に。
奥祐筆越後織部は、伊勢7万石の大名、片岡を憎んでいる同僚の目付らと共謀して、根も葉もない収賄容疑をでっち上げ、片岡を謹慎させることに成功する。そして、片岡の腹心である小人目付 返弥陀ノ介は捕らえられ死ぬほどの拷問にかけられる。最後の弥陀ノ介の救出劇は勧善懲悪ものの真骨頂といったところか。
本作では、片岡信正と最愛の女 佐波との婚儀も行われる。
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超絶カタルシス。
いや今回は力が入った。
兄が謀略に巻き込まれ、弥陀ノ介の命の危機!!
最後は正義が勝つと思いつつも、弥陀ノ介のピンチに
市兵衛は何を呑気にやっとるのだと、
読んでいてストレスが溜まる溜まる。
イライラ、ワナワナしつつも早く先が読みたくて
電車で読んでて、駅乗り過ごしそうになったわい。
無事解決した最後の20頁あたりは、何度も読み直して
しまったでござる。
いや、久々に熱くなった。
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第十二弾
兄信正と佐波との婚礼から出産の間に、執拗な罠が、これまで偶然が本編では逆に
男の嫉妬は見苦しく、そして黒幕は馬鹿にした仲間に城中で殺され、最後には偽装を誤標示とする菓子屋まで
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今回は、展開にハラハラさせられたけど、チャンバラのシーンは迫力があって、一気に読み終わった。でも、敵方の動機には、「たったそのくらいのことで、ここまでやるか?」という疑問もあるけど。
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内容(「BOOK」データベースより)
「ああいう男はとり除かねば」文政半ばの年末、江戸城内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。翌春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小人目付・返弥陀ノ介捕縛、責問の報に驚愕。信正も謹慎中と知り、真相の究明に乗り出すが…。冤罪に落ちた兄と友を救うため、“風の剣”が城に巣くう闇を斬る!
平成29年6月3日~5日
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今回ばかりはハラハラしながら読みました。
片岡正信はどうでるのか・・・。
市兵衛は返弥陀ノ介を助ける事が出来るか!
久し振りにドキドキしました。
それにしても市兵衛は良い男です。