感情タグBEST3
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あれから2冊目なのか、もうだいぶ読み込んだ気分になるって事。2か月前のトーク&サイン会がものすごい勢いで面白すぎて忘れるもんでもないし、畠山健二さんはもうネタ切れでとか言っていたが、全然消える気配もない。八五郎の江戸っ子気質にお里の啖呵に粋だね最後の為三郎との対決がよかった 同じ勝負とやり返すとか おけら長屋の人物像が分かるのが嬉しい 殿様も長屋で飲み明かして事件も解決出来てとか あー全部良かったです また読みたくなってる
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今回も面白かった!
『こくいん』で登場した殿様が好きです。
『あいおい』『つじぎり』では大家の徳兵衛さんのお人柄も分かってさらにおけら長屋の住人が好きになりました。口うるさく住人にお説教する徳兵衛さんですが、いざという時には出張ってくる姿や住人の夫婦喧嘩におろおろしてしまったり…。
あいおいとは相老いと書くらしい。
『まよいご』は本当に泣きました。親のいない万ちゃんの迷子の勘吉に対する愛情は、本当は自分が欲しかったものなのかもしれません。皆で大切に育てようという長屋文化は心が温まりました。おけら長屋で過ごした記憶がこの先勘吉を助けるのだと思います。
匿名
1巻の最後で若い二人はこれから大丈夫?と少々心配でしたが、2巻読んでホッとしました。
あいおいの八五郎とお里さんは格好いい。
辻斬りはハラハラしました。
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一も面白かったが、さらにバージョンアップしている。
だいやく・まよいご・あいおい には泣かされ、すていし・こくいん・つじぎりにはあっぱれ!と感心。
テンポがよくて気持ちがいい。
ここは架空の江戸時代オアシスだね。
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2巻目突入!
もう読み終わっちゃった。
更にパワーアップした感じがする。
というか、自分が思い切り感情移入してるからなのかな。
ほろりときて、そして面白い!
「あれ…この話はこれで終わりかぁ」なんて残念な気持ちになってしまう。
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これほどまで、落語のような時代小説が今まであったか?
第二巻から読み始めてしまったが、十二分に堪能!
はじめにながやの配置と住人が絵で注釈付き。
職業や年齢も。
中身はというと、30〜45分のドラマを1本見たかのようなまとまりで、話が進められていく短編の集合体。
落語のはっつぁん、くまさんの様なキャラクターを持つ二人組が落語さながらに大活躍!
笑いながらもホロリとくる人情長屋の様子が繰り広げられる。シリーズ化しており、楽しみな作品。
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シリーズ第2弾。
今回も、おけら長屋の禍の元・万松コンビや何かと気が利くおかみさん達、用心棒兼相談役の鉄斎さん等、おけら長屋の住人達の間で起こる騒動に笑ったりほっこりしたり。
住人達のバツグンの連携プレーには感心しきり。
せっかちでお節介の江戸っ子達は、頼まれてもいないのに、それが仲間のためとあれば後先考えずにやっちまう。
見返りなんて考えない。
だって"当たり前"のことだから。
特に『まよいご』はみんなの優しさに泣けた。
おけら長屋の何がいいって、住人達の距離感が絶妙。
心に垣根がなく、上っ面な世辞も言わない。
けれど小さな見栄や意地を張ることも時にある。
それは互いを認め、許し合っている証拠だ。
もう大家族と言ってもいい。
この関係はほんと羨ましい。
第3弾でまたみんなに逢えるのが楽しみ。
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2巻目のジンクス(あるのか、そんなん?)もなんのその。安定の市井人情モノ…時代小説のお手本、定石をしっかり守って…、というか、小説の枠を踏襲しつつも、これは、もはや創作江戸落語やな。
人情噺(「まよいご」は卑怯なくらいの大傑作、泣くぞ)あり、ドタバタあり、そのどれもが安心して読める出来映え。泣いて笑って明日から頑張ろ!って気分になりたい人は、このシリーズ、心に留め置いて欲しい。
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おけら長屋シリーズは第二巻も期待通り面白い。
浅知恵と短絡的な行動に走りがちな万松コンビですが、それも全て仲間を想っての行動なので神様がちゃんと一件落着に導いてくれるみたいです。
この騒動の治め方が毎回絶妙なところが畠山氏の手腕ですね。
定年退職してこんな長屋に隠居として住んだら毎日退屈しないだろうな。
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二冊目にして、かなりはまってきました。長屋一人一人のキャラがたち、人情深くもなってきた。
笑いの要素もしっかりあり、言うことなし。
万松コンビが面白すぎ。
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相変わらず万松がいろんな事件に首を突っ込んでかき回しますが、けっきょくなんだかんだ上手く収まる。
鉄斎さんがいつもは長屋の頭脳として働くのに、最後のお話では珍しくみんなに助けられました。
人情味がある貧乏長屋のドタバタ劇、今回も楽しませてもらいました。
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最後の、おけら長屋の住人全員で、ドタバタ走り回って辻斬りをやっつけていく話が良かった。意外とこの本、誰かが涙を飲んでいたり、煮え切らない思いのままでいる話が多い中で、みんなで力を合わせてハッピーエンド!という単純明解さが良い。
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相変わらず落語のような掛け合いがテンポ良い。
3話目の万造、5話目の八五郎…普段は気の短い二人がホロリとさせる。
特に万ちゃん…ただのお騒がせ男かと思ってたら…ううう。
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一巻目より今回のほうが面白いように思いました。(一巻目では江戸っ子のべらんめえ口調に慣れるのに苦労しました。)
本の帯にあるような泣ける話がありました。
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なんだかもう、安定の感じがするくらい安心できる面白さでした。だんだん後になるほど、面白くなって行くのもいい感じだし、まさか、彼にそんな危機が訪れるとはって言う展開も良かったです。粋な場面が多かったと思いますが、粋の裏と言うか奥に篤い人情があるところが素敵。特にこの本の最終場面にはやられましたよ。
いい本です。
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シリーズ2冊目なので、長屋の人物像なども見えてきたため、日々のドタバタを楽しめることができた。
万松がこれからもどんな騒動を引き起こすのか、楽しみ。
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畠山健二さんの「本所おけら長屋(二)」(2014.3)、本当に面白いです(^-^) 6話。「代役」(主役はお梅、久蔵、万・松)、「捨て石」(与兵衛、徳兵衛、万・松)、「迷い子」(万造、松吉、島田鉄斎)、「刻印」(黒田三十郎、鉄斎)、「相老い」(八五郎、お里)、「辻斬り」(作平、鉄斎、おけら長屋の住人全員)。黒田三十郎、なかなかの殿様ですね(^-^) 若い頃のお里の啖呵、惚れます。お染さんの出番、もう少し増やして欲しいです(^-^)
畠山健二「本所おけら長屋(二)」、2014.3発行、再読。代役、捨て石、迷子、刻印、相老い、辻斬りの6話。万造が大活躍の迷子、八五郎とお里の相老いがお気に入りです。