感情タグBEST3
深い。深すぎる。
闇のねじれまで描き込む。
ちょいちょい笑わせられるセンスもすごい。
続きを早く。
ちなみにアキミアの肉ゴリラっぷりは最強w
故ンニ血ワ〜 に笑ってしまった。
内容はエログロなのに、チョイチョイ挟まれるギャグセンテンス。そしてそれをがっつり無視してシリアスを貫くストーリー進行に、今まで他の作品では見たことのない独自性と才能をキラリと感じました。
Posted by ブクログ 2017年10月09日
こんなに漫画アプリで楽しく読むのだから、これはお布施も込めて買わないといけないという購買欲の素直さ。それくらい面白い。
アキミアの一途だけど歪んでいる愛情を「可愛い人」と受け入れるソウの歪み。
でも何が正常で何が歪みかなんてわからない。
性別や命や種族を超えて
搾取したりされたり、騙されたり騙...続きを読むしたり、愛したり愛されたりする人たちの死生観やら命やら魂やらに圧倒される。妙なギャグや台詞回しも含めて、中毒性が高い。
私もアキミアが好き。彼の相手のためという大義名分のもと自己中なまでにソウを求める姿は、ゴリラだけど可愛い。不思議な気持ち。
キャラたちの狂気がいいですね。展開の予想がつかずハラハラします。
主人公の男…すごく個人的な意見だけど、顔が銀行員とか市役所にいそうなおじさんでちょっと残念。ずっとメガネ外しててくれればいいのに。
1巻の最初を読んだ時は、「なんだこの狂ったエロ漫画は」と思った。
確かに、冒頭の入りは独特で、万人うけするものではないと思う。
が、読み進めていくと、ストーリーの奥深さ、ちりばめられた伏線、設定の細かさ、じっくり読ませる1巻の長さとキレイな絵も相まって、どんどんのめり込み、続きが読みたくなる...続きを読む。
世界観は独特で、特にシュペイ人の出てくる3巻中盤以降は展開がより複雑になる気がするが、この手のジャンルが好きな人なら相当ハマるはず。
1巻冒頭だけで判断せず、もう少し読んでみて判断して欲しい。
冒頭のシーンだけもう少し大人しければ、十分アニメ化できるだろうになあ。
---最終巻まで読了後---
結局、気になって全巻読んでしまいました。
後半の展開が早いというか、主人公の身近だけで小さく進んでしまったのが少し残念。
1巻中盤から3巻前半くらいまでのスケール感のまま、15~20巻くらいの物語を描けばもっと違う展開になったと思う。
まあそれでも、ラストも含めて良作ではあります。
害獣病、性感染症に近いのも示唆的です。昔の、いわゆるAIDS差別を彷彿とさせるというか。
ツキヒコさんの格好、ちょっと調査兵団も思い出しますが、彼自身は割と狡猾なので、この辺が作者の持ち味のひとつでもあるのでしょう。
ヴィエドゴニャはどうやら語源があるようですね。
後半は弟さんの視点に移り、かなり過...続きを読む酷な運命に翻弄されるのが垣間見え、かなりの傑作っぽいです。余談ですがお姉さんのソウさん、かなり色っぽいですし。
Posted by ブクログ 2018年02月21日
害獣病により、人間が人間の亜種「奇獣」になってしまう世界。駆除隊がおり、害獣として「元人間」も否応なく抹殺されていく。先天的に害獣病に免疫を持つ「ヴィエゴドニャ」と言う、害獣病キャリアを抱えながらも死ななければ発症しない。1巻ではこの体質の相対する二人に焦点が当てられている。性感染するので、そこの「...続きを読む搾取」が生まれていく。
害獣駆除兵:アキミツ(ヴィエゴドニャ)
衛生兵:ホシ・ソウ(アキミツから感染)
元駆除兵二等兵:ホシ・チル(子供の時に保護した害獣より感染)
ホシ姉弟が搾取されている状態なのだが(そしてアキミツはかなり精神的にこじらせているものを抱えており、立派な変態となっている)更にねじくれ回っていて、世界観の上に成り立つ人間の汚泥を真っ向から描いている。
害獣病キャリアなので、おいそれと生粋の人間と性交渉を持てない訳なんだよ…相手に感染させてしまうので、害獣病キャリアであるとバレてしまう。ハラセ教官はチルに目を着けて搾取し続けた。チリの秘密にずかずかと踏み込み、弱みを握って。アキミツがチルの姉ソウにやってる事も同じなんだが、アキミツがハラセぶっ殺した時は心底ホッとした、本当に。