【感想・ネタバレ】山と食欲と私 6巻のレビュー

山で食べるごはんって、格別だよね。
ごはんを美味しそうに食べる女子も最高だよね。

っということで、週末登山を楽しむ主人公、OL日々野鮎美(27歳)の、登山ライフと山中食事タイムを中心に描かれる、タイトルに偽りなしの、山×飯×女子の三拍子マンガ。

飯がテーマの作品ではありますが、出てくるメニューはおにぎり・ソーセージ・うどん・ラーメンなどなど…庶民的なメニューが基本。
特別なのは「山で食べる」というシチュエーション。

ピクニック・アウトドア・キャンプなど、外で食べるごはんは格別ですが、それが苦労して登った山頂からの絶景を見ながらだとしたら…そんなのテロ級に美味しそうすぎるに決まってるじゃないか!日比野さんの食べっぷりも、良いんだよなぁ。

お気軽低山レクリエーションから、泊りがけの3,000m峰踏破まで、季節や天気の変化、ハプニングも織り交ぜ、時に登山の醍醐味やウンチクも描かれる、山と食事の魅力がたっぷり詰まった作品です。オススメ!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

・59話
物にはそれぞれ規格があるんですね。
シュラフオンリー絶対寒い。

・60話
2017年は雲取山が大人気だったんですね。
タンドリーチキンいいなあ。最近インドカレー食べてないなあ。恋しい。

・61話
テント忘れの鮎美ちゃん。
麺にタコさんウインナーってだいぶ可愛い。

・62話
雲取山から山を歩き続ければ山梨の清里まで行けるらしい。む、無理です。
奥多摩はわさび漬けが名物なんだあ。
94歳で居酒屋経営のおばあちゃん。どえらい。

・63話
フルー酎ポンチ!そこにアイスもトッピングしてやってみたい!早く夏になーれ!
ポイズンリムーバーなんて!便利アイテム!

・64話
ラタトゥイユ風炊き込みご飯。
お米と合わせるのも確かに美味しそうだ。

・65話
立山までのルート複雑すぎる。着くまでに疲れる。
黒部ダムって名前はよく聞くけど、そんなに死者が出たんですね。

・66話
普段と違う環境にいる時ほど、愛する人のことを考えちゃいます。

・67話
大切な人と一緒にいられるのって当たり前じゃないから、何かやりたいってどっちかが思ったら後回しにはしたくないですよね。

・68話
富山もそういえば行ったことないな。
その時が来たら昆布〆に勝駒でキメるぞー!

・69話
この回何度読んでも涙が出る。
おばけ山岳会の方々、染みる。

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2022年12月24日

購入済み

継続のすごさ

山・料理 を主軸にし、毎回よくこんなにストーリーやレシピを考えられると思う。
著者が実際に作っているレシピというようなインタビューをどこかでみた覚えがあるが、実際に自分で作れるので非常にためになる。
ストーリー自体も毎回おもしろい。

#タメになる

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2022年04月02日

Posted by ブクログ

今巻も、グッと来たなぁ
登山のキツいからこその楽しさ、そこで関わり合う人との縁、自己対話をしながら頑張ったからこその食べ物の美味しさ、それらをひっくるめた山って自然の偉大さが伝わってきた
山の怖さ、楽しさ、凄さを、ここまで実直に描ける漫画家も、そうは多くないだろう、と私は思っている。信濃川先生は謙遜するかもしれないが、私は石塚真一先生の『岳』にも、当たり負けしてない、と言いたい。さすがに、まだ、勝っちゃいない
改まって、しみじみと言う事でもないだろうが、(1)と比べると、鮎美は美人になってきたな、と感じる
信濃川先生の画力が上がっているってのもあるが、それ以上に、キャラとして磨かれ、魅力が良い輝きを出してきた、と表現すべきか
女性っつーより、人間としての美しくなってきたのだろう
山は、人を真っ新にし、とてつもないエネルギーをくれるから、綺麗になっても、何ら不思議じゃない
快感と落胆を繰り返しながら、一歩ずつ一歩ずつ、大胆かつ慎重に進んでいく鮎美が、これから、どんな人間になっていくのか、楽しみだ
この(6)で、最も注目すべき話は、帯にも書かれているが、母と北アルプスに挑む立山編だろう
母娘ともに仲良く山に登れる事を喜んでいる姿が、実に微笑ましい
やはり、鮎美のお母さんだけあって、いるかさん、パワーに溢れている
山の力を感じる一方で、自分の中で疼いていた後悔と向き合い、乗り越えられたのは、やはり、年だからか、もしくは、母だからか
また、情けは人の為ならず、って格言は、こういうことか、と感じる縁にも、胸の琴線が鳴らされた
お礼が欲しくて、人助けをする訳じゃないにしろ、その苦労が目に見える形で報われたら、何だかんだで嬉しいもんだ。もっとも、一番、嬉しいのは「ありがとう」って言葉だけども
個人的に、強烈だなぁ、そう、この(6)で感じたのは、69話「風と味噌汁」だった
人によっちゃ、こんなこと、描く必要はない、と言うだろうけど、私は描くべきだろう、と感じた
山では、こういうことがある。ふとした一瞬の気の緩みで命を呆気なく落とす事も、理屈や理論じゃ説明できない力で助かる事も、ごく普通にある
だから、人はしでかした失敗から学び、その恐怖を受け入れて、また、山に来てしまうのだろう
他にあるか、と聞かれたら、59話「男の野営アラカルト」を推そう、苦笑交じりに
鮎美も、時たま、油断から小さなポカをするが、この話のメイン、鷹桑に比べたら、まだ可愛げがある気がする
初心者っつーより、山をナメている人間がやらかす失敗を重ねる彼は、山に行きたい読み手にとって、良い反面教師になるだろう
食で気になったのは、66話「お母さんと立山編② 炙りチャーシューと中華粥」だ。二日酔いとは無縁にしろ、ここ最近、胃が疲れる事もあるので、こういう優しい食事が嬉しい。チャーシューが自家製ってとこも、女子力の高さを感じるな
この台詞を引用に選んだのは、深いなぁ、と感じたので。確かに、自分が挑む対象の大きさや形状を知らず、達成感を得てしまうってのは、些か、もったいない気がするな。敵って言い方は違うかもしれないが、事前に外から確認するってのは、山に限らず、何事でも大事だろう

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2018年02月01日

Posted by ブクログ

良かった!
雲取山行きたいな。てか山に登りたい!
フルー“酎”ポンチがめっちゃうまそう。
社内報エピソードのところにちょうどペーパーが挟まっていたのがナイス!
お母さんと立山編、泣いちゃった。いい話だったなぁ。
ああ、山に登りたい、登りたい、登りたい!

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2017年12月17日

購入済み

お母さんと立山。その後の味噌汁

お母さんと立山。いい話でした。
子育て終えて山に登る体力があることも、娘の趣味を自分なりに理解して話してくれることも。お母さんいい人…!

からの滑落未遂話。
山で亡くなった方々が幽霊になって痛くない〜疲れない〜滑落しない〜と登山してるのが楽しそうでいい。怖いモノなし!

#癒やされる

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2021年08月16日

Posted by ブクログ

190104 小さな選択が今をつくる。歳取って一人でキャンプした時、何を思うだろう。。孤独なのか、幸せなのか。公開しないように一つづつでも家族の思い出をたくさん作っていきたい。

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2019年01月04日

Posted by ブクログ

今のところ山には余り興味がないし、料理系の読み物も特に好きじゃないから、本作に思うところは少なし。山登りビギナーの入門書としてはアリかも。

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2018年09月06日

Posted by ブクログ

いつ読んでも本当に飯テロ!
作るのもいいけれど、今回は奥多摩のおばあさんのお店の焼鳥が一番グッときたかも。

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2018年02月05日

Posted by ブクログ

男の野営アラカルト 放射冷却による底冷え 東京都の最高峰(2017m)雲取山 ほっさわ仏沢の滝 ヨーグルトに漬け込むことで鶏肉も柔らかく旨みUP ダムの底に沈んだ小河内おごうち村 山の空気が名残惜しい ポイズンリムーバー レミーのおいしいレストラン ダムカレー発祥の謂れは渓谷の寒さに震えるダム建設作業員がカレーで体を温めるたことに由来するとか 勝駒 死にかけた時は動揺するもんだ_気を鎮めようとしているんだろう

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2022年07月18日

Posted by ブクログ

自分が登る山を、まず隣の山から見る。
なんかかっこいい…。
ちょっと人生訓のようだ。

たまに失敗する鮎美さん。
「みんなは気をつけてね」っていう
作者のメッセージな気がする。

な〜んて深いこと考えなくても
じゅうぶん楽しかったよ、立山親子旅!

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

59話・アラカルト
あれな、
「焚火」ってそこら辺で勝手にはできないんですよね?
山だったらできるの?
確かにというか、
火を眺めてるの好きなんですよね。
キャンドルでも可。
お正月なら神社で焚火を眺められるけど今日みたい!
と、
いうときはどうしたもんかねぇー。
って、
なんか放火魔みたいな心理だな笑
ちなみに、
テントなしで寝袋で寝るのはアカンみたいやで!
良く調べてから行動しましょう!


60話・ヨーグルトカレー
雲取山の払沢滝は見てみたいな。
つか、
滝って最近見てない。。。
見たいな!
ついでに滝行もしたいけど冬は死ぬな。。。


61話・タコさんウインナー
深夜食堂で言えば竜ちゃんさんがタコさんウインナーですな!
で、
「鮎美」もテント忘れる。。。
つか、
テントなんて忘れるものなんですか?
テント忘れるけどタコさんウインナーは忘れないのな!


62話・わさび漬け
94歳で山で焼き鳥屋さんやってる人。
真面目にいるのかな?
そもそも、
作者さんの「信濃川日出雄」さんって山には実際に登ってるのかしら?
つか、
銀座でタイプ打ち笑


63話・フルー酎ポンチ
虫な!
そうなんですよいざ山に登るよ!登山だよ!
で、
1番は虫だよ!
虫嫌いなんですよ!
つか、
ポイズンリムーバーとか怖いな!
便利だけど用意しておかなきゃいけないってのが怖いな!


64話・ラタトゥイユ
社内報の話し。
つか、
おまけでついてきますよ「休日のアクティビティ」
「鯉子」さんないわぁ。。。


65話・黒部のダムカレー
カレー好きは食べに行くのかな?
つか、
大宮からでも6回も乗り換えですか?
1回2回でもうざいのに6回も電車乗り換えってだけでもげんなりや。


66話・炙りチャーシューと中華粥
山は俗人を哲学者に変える!
つか、
いつも哲学ってるからかぐりんに山は必要ないな!
つか、
山での迷子は遭難ですよね。めんどいですよね。大変ですよね。


67話・ホッとマシュマロinココア
迷子というか遭難者というか迷子を救う「鮎美」さん。
解決して一息ついてほっとココアな。
甘いもんはいいもんだ。


68話・昆布〆フルコース
で、
この前は迷子を助けたじゃない。
お父さんの親父さんがやってるお店に招待されて美味いものまみれ!
つか、
寝顔を撮っちゃう心理わかります!


69話・味噌汁
幽霊さんたちー。
つか、
本当に山には居そうですよね幽霊さん。
つか、
味噌汁に天かすいれてほっと一息?
味噌汁に天かす?
美味いのか?


次は来年春!
楽しみやね!

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2017年12月09日

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