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Posted by ブクログ
年寄りは環を生命維持装置につながれたタカシの前に連れて行く.タカシは脳に深刻なダメージを負っていてもとに戻ることはないと.タカシが脳死と判定されたらタカシの心臓を受け取るか聞く.気を失う環.年寄とアイリンが寝てるのかな.すでに養子縁組を済ませて,アイリンに極秋会病院を渡す.バイナリー毒,二回に分けて摂取すると毒として作用する.キスとマニキュア.年寄りにも同じ毒を使い殺す.
林先生に何か気付いたことはないか問い質す廣瀬.かつて治療した日本人ジャーナリストから聞いた臓器を抜き出された大量の死体の話をする.そのタイミングで環にわたした衛星電話から電話.梨世が逃走を図り電話をかけた.
3人に合流する梨世.お互いが持つ情報を交換.アイリンは生物学的には男.解散したあと,瑞希は梨世を追い,秘密で組もうという.そのタイミングで多江から梨世に電話がかかってきて,環の現状を伝ええる.
アイリンはタカシと渉が眠る部屋に環を連れて行く.タカシの体は毒に侵され移植できないから,渉の心臓をもらったらどうかと提案.林先生に執刀してもらうと言う.
アイリンはアイリンで死ぬの?実験サンプルが全てガン化したと言われ,おそらくアイリンの体でも同じようなことが起きてるのかな.
今度は曹から梨世に電話.アイリンと環の確保を依頼.アイリンが裏切り,極秋会病院まで自分のモノにしたことを黙っていた.過去の梨世の裏切りを水に流すと言う曹に対して従わざるを得ない梨世.
環は生きて林先生に会いたい,心臓を返してほしいと泣きながら独白.環が触れた瞬間目を覚ます渉.自分が生きたいという気持ちと今まで人助けのために狩ってきて次は自分が狩られる番だという気持ちの間で揺れる環.
曹の支援を受けられる梨世が3人と作戦会議.中座する廣瀬が会うのはプティシャトン事件で殺されたはずの記者.自分は曹とコネがあると言い出す.
面白いには面白いんだけど
話のスケールが広がり過ぎて、人もいっぱい出て来て、新刊出るたび最初から読まないと「何だっけ?」・「誰だっけ?」になる。
巻数多いから適当に真ん中くらいから読むんだけど、根気が要るな~。
最初は、タカシとタマキで更生不可能な犯罪者を「クジラ」と称して狩り、臓器を捌いていたんだよね。
でも、もっと以前から大きな組織が日本だけじゃなくて中国でも動いてたって事よね?
闇の再生医療?、臓器目的のクローン生産?。 で、新興宗教(カルト)もその過程の実験的な加害者や被害者なんだっけ?
タカシの兄出てきたりとかタマキの出生の秘密とか、チャイニーズのアイリンが「男の娘」だったりとか、情報量多すぎて頭の中整理しながら読むの大変・・・。
登場人物の関係性が難しい
最初の頃はテンポよくストーリーも理解できたが、途中から登場人物の関係性とか理解出来なくなった。でも最初から読み直す気にはならないから不思議。ここまで購入してきたけど今回で終了とします。