グルメ in ダンジョン!
チキンが無いならバジリスクを食べればいいじゃない。うん。……え!?
数あるグルメ漫画の中でもかなり異色な本作。目的はダンジョン深部にいる仲間の救出……と真面目なハズなのですが、その道中が実にコミカルです。
「早く助けに行かないと!」
「でもお金なくて食料買えない!」
「じゃあ魔物を食べて節約しよう!」
「……( ゚д゚)!?」
そんな流れで冒険開始。エルフやドワーフと共に剣や魔法で戦い、ダンジョン内の魔物を比喩ではなく文字通り「料理」しつつ進んで行きます。「ただ焼くだけ」などではなく「しっかり調理して美味しく食べる!」という姿勢がブレないのがまた楽しいですね。「食べてみよう!」「食べるの!?」みたいなボケと突っ込みがまた良い味出してて実に美味しい、まさにイチ押しの一品です!
ダンジョンにグルメを求めるのは間違っているだろうか……ダンジョン飯、ああダンジョン飯。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まさかの展開。
…いやホントまさかまさか。
予想を外れていると言うか、もう物語は収束に向かっている…と思っていたのに、収束するどころか一気にカオス。
凄いな…状況も敵も味方も、何もかもごちゃまぜにしてリスタート感が凄い。
それでもラスボスというか、「真に危険な存在が何なのか」がライオスに伝わった…かもしれないのは、かなり重要なポイントですね。
あ、あと、カブルー。
これはいいですねぇ…実にいい。
良くも悪くも「完成されている」彼の本心が吐露された感じ。器用になんでもこなせる彼が不器用に本心を伝えようとして…っていう感じがたまりません。
今回に関しては状況が状況だけにライオスが悪い、っていうわけでもないので、やはりこれもカオスの恩恵と言えるのかも。
今回はその他のキャラも本心だったり真の望みだったり、見えていなかった心の部分が描写されててゾクゾクします。
…そんな中で分かり合おうとするライオスは、やはり馬鹿なのか甘いのか。
何だかんだでパーティが瓦解しなかったり、色んな人を惹きつける(…というより、気にかけさせる)理由はその辺にあるのかも。
そんな中、「獣人ワナビ」は爆笑。
すっかり苦労人が板についちゃってるカブルーにも(笑)
圧巻だよ
迷宮の主の夢からこっち、トンデモナイ構成力で突き進みます。トンデモナイ高みに跳ねたなあ…
画力、ストーリー、テンポ、素晴らしい。
展開力ホントに半端ない。
この大傑作が…と、思わずため感嘆の悪態を付くくらい。このまま、時代に残るであろう大傑作の完結をドキドキしながら追いかけます。
Posted by ブクログ
相変わらず先の見えない展開。
物語的、場面的にはすごい緊張感のある展開が続いているのだが、同時に漫画的には相変わらずの脱力感でこのバランス感はすごい。
冒険の終わり?
ついにシスルを無能力化したライオスたち。そしてボロが出はじめた「翼獅子」と、追いついてきたカナリア隊。まだまだ一悶着ありそうで、ぜんぜん佳境という感じがしない!いつまでたっても続きが気になる!
Posted by ブクログ
ライオス……複数のドラゴン相手によく勝てたな……
ダンジョン飯に限らず、絶望的な状況を知恵と勇気で乗り切る展開には、やはりグッとくるものがある。
依然として緊張の糸はほぐれないが、物語としては一応の区切りがついたって感じ。
マルシルが新たな迷宮の主になったけど、ミスルン隊長のようにならないかがただただ心配……。
匿名
絵が好き
シスルの退場シーンが哀しくも美しい絵で本当に面白かったです。翼獅子のやカナリアの目的、マルシルの逃亡など様々な展開が重なってドキドキしました。
匿名
エルフたち強い
前半のドラゴンズの戦いも緊張感あって面白いが、後半のマルシルvsエルフ集団の戦闘もなかなかに緊張する。あとチルチャックの死亡シーンは面白すぎた。
匿名
カオス
まさかまさかの展開です!
予想を外れました。
もう物語は収束に向かっていると思っていましたが、収束するどころか一気にカオスになっています。
Posted by ブクログ
作者のコミカルな描写に救われることが多々ある。シスルの欲望を喰われる場面は、おそろしく官能的でとんでもなく絶望を感じた。シスルの過去を知っているから、真面目で頑張り屋さんで優しいマルシルが主になったのは必然だったのかもしれないと哀しくなった。最後のカブルーの必死さには胸を打たれた。登場人物達の想いを思うと感情がぐちゃぐちゃになって今夜は眠れない。
複雑になってきた
すごい複雑。
展開が「いや、ムリがあるだろ」的な感じがしなくもないが、よく考えられている。
考えただけで発狂しそう。
作者の頭の中が見たい。
凡人では絶対思いつかない。
天才って、こういう人のことなんだろう。
それを、絵で表せるところも、またスゴい!
色々な才能を持った作者だと思う。
Posted by ブクログ
狂乱の魔術師を倒した者が新しい迷宮の王になる
そんな素朴な物語だったものが
島の外からやってきたエルフの一団によって
根本から覆されてしまった
エルフたちとしては、とにかく悪魔を封印したい
だけど黒魔術の使用に関して後ろめたいところのあるライオス一行は
ファリン復活という大目的を邪魔されたくもなくて
下手な腹芸に走り
どんどん話をこじらせていく
タイトな展開が続いて読むのもけっこうしんどいけど
がんばって最後までつきあいたい
ライオスの真骨頂
ドラゴンも生物。弱肉強食のピラミッドに位置する生物。ただし、頂点に君臨するは一匹だけではない。
そういうお話。
長い長い時を重ねていても、身近な人間たちですら理解の及ばない存在だったシスル。
言葉の交わせない魔物なんか理解できるはずもなく。
魔物を力だとしか考えていないシスルと魔物は生物と理解したライオスの知恵と根性比べ。
妹を助けたいだけなのに……というのも、シスルと同じ種の考えなんだよな。
Posted by ブクログ
大ボスの前に、パーティー全滅の危機に瀕して、そこもなんとか乗り越えた訳だけど、やっぱりまだ冒険は続く。妹のことも含め、未解決事項もまだまだあるしね。
Posted by ブクログ
前巻から怒濤の展開なんよね。所々の緊張感のなさに笑ってしまう。ごちゃごちゃしてきたけど、皆は大丈夫なのか。そしてやはりラスボスは翼獅子なのかなあ。
Posted by ブクログ
ダンジョン飯大好きなので本当に終わってほしくない(泣)また最初から読み返すか…。
カブルーのキャラっていいな。今回はライオスマルシル以外のみんなの出番が少なかった。
Posted by ブクログ
竜の大群にシスルの攻撃・・・だがライオスは、魔物の知識を
駆使して、危機を脱する。対するシスルは?そして翼獅子の動向。
更には“カナリア”との攻防が。
マルシルとライオスの決断はいかに・・・再びメンバーと迷宮へ。
「1千年かけて熟成させた欲望は極上の味」
翼獅子の正体と悲劇を知る、“カナリア”一行。
翼獅子を希望と信じ、ファリンを助けたいライオス一行。
双方の情報が共有出来たら、もしや共闘か?とも思いましたが、
会話も嚙み合わずの、お互い一方通行・・・はぁ。
マルシル追い詰めるの、どうよ?な展開になってしまいました。
世話焼きカブルーの本音を聞けたのは、良かったけどね。
ライオス一行がマルシルと合流出来るのか?
出来たらどうなるのか?
いよいよクライマックスの道筋を辿るようですが、
思いっきりのギャグ満載の喜劇でのラストになりますように。
マルシルがまさかの。
なんかすごい話が迷宮。
全体にゴハン少な目(なのでグルメさんはがっかりするかも知れない)
誰も見たことのない話運びでしかし確実にクライマックス。
次回でダンジョンクリアなるか。
すげえ笑った
本誌で読んでるからおまけ部分目的で購入。獣人ワナビ発言で大笑いしたわ。
そして、マルシルの作戦で迷宮が1階層になっていく・・・。
最高に面白い
シリアスでもギャグをぶっ込んでくるテンポの良さは相変わらず
これまでバラバラだったキャラたちが集まって一気にストーリーが進んでいく
すっごい濃厚、止まんね
でもまた次巻まで10ヶ月とかほぼ1年待つのかー待てねえわ
ついに動き出す
終盤に向けて回収、というかストーリーモードになっていくので
「飯」の面白さは減っていくが、作者のファンタジーへのこだわりは熱い。
しかし翼獅子と迷宮がエルフたちの言う通りの存在だとしたら、この展開だと
ライオスはただのバカになってしまうなぁ。ライオスだからこその良い結末が
用意されていると信じたい、いや期待したい。
Posted by ブクログ
前巻ラストの絶望感からの逆転は気持ちよかったです。
マルシルがそうなってしまったのか。ここからどうやってうまく収めるのか、続きが楽しみです。
Posted by ブクログ
たかもちげん『祝福王』で感情食べるなんぞ出てたけど、ここではアレを喰ふものが。
作者の、主人公の側と正義の味方の関係が、うーん。パターンで、かういふ「うぜー正義の味方vs他」へ金払ってるんだけどうーん。
Posted by ブクログ
シスルとの決着も付いて一段落と思ったら、ついにカナリア隊と対面。
話し合い(になってないけど)も虚しく、マルシルが翼獅子を呼び出し戦闘となる。
その過程でマルシルが迷宮の主になり、翼獅子と迷宮の中へ消えてしまう。
ライオスが迷宮の主になるよりは良かったのか…?
こんな状況でも、しっかり魔物食を調理するのがダンジョン飯。
ババロアがちょっと美味しそう。
次回もどうなるのか楽しみ。
Posted by ブクログ
「できれば手荒なことはしたくない。話をしようシスル。――できれば何か食べながら」
そうそうそれそれ!
そして欲望の味……。
最近は栄養価グラフがガコガコで笑う。
Posted by ブクログ
終わりが近い。
多分、一冊分の長さの作品も描いたこと無かったのに、初めての長編で、しかもそれが10冊を超えて、破綻することも無く、終わろうとしているのが嬉しい。
きっと最後は皆んなでライオンちゃんを食べるんだね。猫科は美味しくないっていうけど、上手く料理できるといいね。
Posted by ブクログ
大きく話が展開。
ラストが近づいてくる気がしてしまう。
欲望っておいしいのだな。毎日ご飯食べて働いてが出来なくなったら、なんにも楽しくなくなってしまうことに気がついた。
食事をするって大切。例えどんな食材で作られていたとしても。