【感想・ネタバレ】東京喰種トーキョーグール:re 11のレビュー

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ネタバレ 購入済み

人間・喰種との関係にも進展あり

喰種の王とトーカ、亜門とツンデレの関係も今回はより濃く描かれているので、目まぐるしく変化する環境で、今後どうなっていくのかも楽しみ。

2
2017年06月25日

Posted by ブクログ

CCG各所襲撃作戦を終え、双方が体制を整える局面に至る第11巻。
黒山羊側では、大きな意味を持つ再会から切り出して、「種の共存」という目的に関わる個人的な感情の氷解がなされるか否か、という話。CCG側は旧多が勢力を強める中で揺れる人々、という話。どちらかといえば感情をはっきり描くのは激しい展開の中が多かった今作としては珍しい展開だと思うのだが、これが良く効く。感情が揺らめく展開を溜めて、一気に吐き出すような作り方は変わらないため、静かなトーンで大勢の感情があふれだしていく。正直今までで一番心が動いた。どのキャラにも共感してしまい、困惑する感覚。それはさながら作中で揺れる人々のようで。
積み重ねてきたアイデンティティが崩れ去るくらいの衝撃を受けた時、我々はどこに向かって進めるのだろうか。彼らの進む先からそれをまた考えさせられる展開が来るといいなぁ。

1
2018年08月08日

Posted by ブクログ

カネキくんはヒデを食った記憶が残ってるんかな…故意に覚えてない可能性もあり、記憶があるからこそ生きてる可能性が大いにあると知っていて、自分のした事を目の当たりにする事にもなるから会えないのか、11巻の亜門の素振り見てると、その辺りに踏み込まない様、ヒデから入れ知恵されてる気がする。
「なあ」「お前本当はサ 種の共存とかどうでもいいんだろ?」「なんつーか別の動機でやってんだろ?」→滝澤の言葉にカネキくんが嘘を吐く時の癖が出ている。同じ「カラッポ」と言っているので、この時既に、カネキくんには能動的に生きて行こうとする動機が「無」であると言う事になる。
別の動機である可能性のある事
①有馬との約束を守る
②トーカやヒナミたちが死ぬのを見たくない
③ヒデに会いたい
カネキくんはヒデを食った記憶があるのかないのか…あればヒデが生きているのも知っている筈。亜門もカネキくんとのやり取りで探り探り喋ってるしなぁ…最大の回収処は、ここだろう。
「僕は見えない誰かの為じゃなく 身近な人のために戦いたい」と言ってカネキくんが頭に浮かべているコマに入見さんがいないんだよね…古間さんは台詞に見切れながらも居るんだが。ミザの後ろにいるのは誰なんだ?フカ?次の小さなコマには初代Qsの瓜江、才子、六月、不知…で「……」と言う科白。
結果として、半喰種化された後のカネキくんを受け入れたのは(芳村店長の管轄内で起こった出来事であるのも大きいが)食種の世界の住人だったんだよなぁ。人間側の唯一の「理解してくれるかもしれない」一人はヒデだけだった。そのヒデを守る為には人間側にとどまる事ができなかったんだよなぁ…
共存なんかできないと言うのは、カネキくんが一番身に染みて知っているだろう。共存する前に在るがままを理解する「知性」がどちらにも必要なんだ、と思った事だろう。そんな事より、昔の様にヒデと馬鹿話したり、友達として遊びに行ったり、そう言う日常が一番欲しいモノなんじゃないかな…

1
2017年12月18日

購入済み

これは!

それでもいいのではと思いました。少なくともre:のそういう部分に不満を持つ読者はとっくに離れているのでは。分かりにくさ、不親切さ、謎かけめいた作風、とことん予想通りにならない展開、そういうものを楽しめる読者のみが残ったのかなと思います。

0
2023年05月02日

Posted by ブクログ

はぁ〜色々切ない‥…やるせない……それぞれの怒りや憎しみをどこに向けたらいいんだろう…。才子ちゃんの存在に癒されるっっ‼︎ホント可愛い(*´ω`*)

1
2020年03月15日

購入済み

11巻読みました。

本当に面白い。
アキラさんとトーカちゃんが今回は特に良かった。
アキラさんと亜門さんコンビにトーカちゃんとカネキケンのコンビ。たまらん

#アツい #深い #カッコいい

0
2022年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

騙されて酷い目にあったのに、罪を犯してもう戻れないという心境に至った滝澤が憐れで見ていて辛い。
亜門さんが羨ましかったというのも痛々しかった。
なんとかこのひとたちが幸せになれる方法はないものかと思うし
だからカネキも戦うのだろう。

グールに味方をしたいというのではなくて
身近で守りたいと思うひとがたまたまグールだっただけ。
だから、戦って「みている」だけ。
カネキらしい答えだと思う。
失ったはずの人がもし帰ってきたら、という問いに
怖い、またいなくなっちゃうんじゃないかって
というのもまた如何にもだった。

気遣い過ぎるわけでもなくフラットにアキラと話すトーカが凄いし
ハグするヒナミちゃんも、その体温に涙するアキラも
誰も悪いわけではなかったのに、辛くなる。

亜門さんとアキラの描写がおしゃれで言及し過ぎない表現でとても良かった。

CCGの改革は、実際なら違和感を覚える人の方が多いのではと思うのだがそうでもないのだろうか。
六月はただただ恐怖を感じてしまう。

0
2024年04月14日

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