ネタを書いたノートを開いた著者。
「新しい連載の企画2本です どっちがいいですか？」
・質屋の話
・音大の話
ここで選ばれた「音大の話」が後の『のだめカンタービレ』となり、
残された「質屋の話」が本作、『七つ屋志のぶの宝石匣』。
というわけで、二ノ宮知子先生が約15年あたためていたシリーズが、ついに始動！
舞台は、老舗質屋。宝石のオーラを見抜く天賦の才(？)を持つ、跡取り娘の志のぶ。
女子高生なのに、宝石に関してずば抜けた知識を持っているのがカッコイイ！
不思議女子というギャップもイチオシ。
しかも、志のぶには年上のイケメン婚約者・顕定という存在が！
けれどそれは志のぶの祖父が決めた関係。
恋愛とも違う、ビジネスパートナーのような絶妙な距離感のやりとりがおもしろい。
そんな二人のもとに、宝石にまつわる事件が次々に飛び込んでくる。
遺産相続問題や、思い出の詰まったアクセサリーなど、エピソードは様々。
登場人物たちに極悪人はいないし、魔法のようなトリックもない。
最後に明らかになる真実はほのぼのしたものばかり。
だからこそ、老若男女問わずにすすめたい、稀有でリアルなヒューマンストーリー。
感情タグBEST3
匿名
当て馬
乃和が登場してからしのぶ、あきの周辺がやたらとざわつくようになった。乃和は嫌いだけど、しのぶとあきに何か進展もたらしてくれそーなキャラクター。
ついに登場
ついに登場した虎徹さん。
面白そうなキャラです。
それよりも！
本編より次巻の紹介の方が衝撃的で気になる！
Posted by ブクログ
虎徹登場！感じとしては志のぶに近い呑気者？そして秋元夫人が意外に愉快な人だったヮ(ﾟдﾟ)ォ!ほんと、出て来るキャラが面白い。お金持ち同士のカップル、お嬢様がいい娘で良かった❤️
またまた面白かった〜
前巻に続いて人間関係がますます明らかに。しのぶちゃんが大好きなので、顕定さんと乃和の関係にハラハラ。
謎解きが本格的に始まった
秋元夫人が北上家と昔からの付き合いがあったことや、晴子さんの存在やら。虎徹は日本に帰って来ちゃうは。その虎徹くんのキャラの濃いことといったら（笑）
過去の謎解きがいよいよ始まった！って感じです。
志のぶちゃんと虎徹君が揃うと、何か癒されます。乃和さんと顕ちゃんのシーンが、闇を抱えた二人なので、陰と陽みたい。
段々、核心に迫ってきて、ドキドキです。
石が好き
今回は社交界の品まで…
話題が豊富。
虎徹はどっから出てきた人なのか、偶然見つかったという顕定との関係はなんなのか、なぜ彼のために働こうと思ったのか謎が謎を呼ぶ展開に。
乃和との関係も本音では何か進行してるのか、なんなのか…
いよいよ目が離せないです！
第１巻を読み始めてすぐに、これは良質な作品だとわかりました。主人公の２人の関係には驚きましたが、お互いを受け入れていて、安心して読めるし登場人物もみんな愛すべき人達で、私もこの世界に入って生活したいぐらいです。第８巻で謎解きが始まって、いよいよ目が離せなくなりました！
のだめカンタービレは本を購入して何度も何度も読んでました。今度は宝石のお話を書いていたとは知らず、見つけた時は嬉しかったです。内容もとても面白いです。志のぶとあきちゃんはどうなるのかなぁ。
Posted by ブクログ
乃和兄に続いて、虎徹登場。行方不明の叔父、義実の知人・酒井氏との接触で、秋元夫人が叔父や父・祖母の知り合いだったことが発覚。叔父と接点がある晴子は合成ダイヤの研究者だった。みんな、どこにいるのか、いないのか･･･ みんながみんな、誰を向いているのかもちょっとだけ気になる。恋よりも深い謎が深まるばかり。発した言葉も、どこまで本当なのか、味方は味方なのか。虎徹の登場で、謎が少しでも解明に向かうといいけど、彼の顔の広さが何かにつながるのかなあ。次も楽しみ。
Posted by ブクログ
虎徹がいよいよ登場の巻。
これまでのイメージ通り、人が好さそうな男子。
ピュアでまっすぐなところが志のぶちゃんと似ている。
謎解きについては進んでいるようなあまり進まなかったような。
次巻は志のぶちゃんと顕ちゃんの関係に変化がありそうなので、今からドキドキ。
Posted by ブクログ
虎徹が想像以上に親しめそうなキャラで嬉しかった。
顕定にまつわるエピソードはモヤモヤが残る。
悪事を働く輩には、スカッとする結末が待っている。
