【感想・ネタバレ】根深汁 居酒屋お夏 春夏秋冬のレビュー

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ネタバレ

 岡本さとるさんの安定したシリーズ、居酒屋お夏春夏秋冬№6「根深汁」、2022.12発行。青物夫婦、酌取り父娘、根深汁、おこげ の4話。「酌取り父娘」と「おこげ」が特にお気に入りです!

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2023年04月27日

ネタバレ 購入済み

ふふふ

そこはかと無い可笑しさの中にも、人情味やら、哀しみやら、色々な人の気持ちが、溢れてきて、そして、最後にはほろりと、させられる。そんな話だ。
魂風一家の皆も、年を重ねて、人間が、味わい深くなってきたのかな?

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2023年01月15日

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内容(ブックデータベースより)

「本来は、こういうはしゃぎ方はしない男なのではないか」お夏が敬愛する河瀬庄兵衛が何かと気にかける研ぎ師・喜右衛門。才はあるのに不遇を強いられる彼に、旗本の刀研ぎという破格の仕事が。意気揚々と仕事に取り掛かった喜右衛門だが、刀に付着した奇妙な錆に胸騒ぎを覚え……。鬱屈を見抜いた庄兵衛、どう動く?人情居酒屋シリーズ第六弾。

令和4年12月25日~28日

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2022年12月28日

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居酒屋お夏 新シリーズ 6
男伊達・相模屋長右衛門の遺志を受け継ぎ、人助けに生きる、長右衛門の娘・居酒屋お夏の女将と、料理人の清次、そして、その仲間達の活躍を描く人情話。

〈青物夫婦〉
青物の棒手振りをする仲の良い夫婦。
〈酌取り父娘〉
前妻との間に出来た娘と再会した、下っ引き。
〈根深汁〉
お夏の昔の仲間・河瀬庄兵衛の庵の近くに越してきた、刀研ぎ師。
〈おこげ〉
小僧から、大店の婿になったが、家付嫁の力が強く、店のお金を未だ、触らせてもらえないと愚痴る男。
の四遍。

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2023年02月18日

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居酒屋お夏・セカンドシリーズ“春夏秋冬” 第六弾。

毒舌女将・お夏と、料理人・清次が切り盛りする居酒屋を舞台にした、人情噺連作四話が収録されています。

これぞ安定の読み心地。今回も居酒屋を訪れるお客たちが巻き起こしたり、巻き込まれたりする騒動を、お夏と清さんが影でこちょこちょ動いて解決してくれています。
表題作の第三話「根深汁」では、お夏の昔からの仲間・“河庄の旦那”こと河瀬庄兵衛さんのご近所の研ぎ師・合田喜右衛門が大身旗本の屋敷に仕事にいくも、そこの殿様がヤバイお方だった・・という話なのですが、剣吞な事に巻き込まれそうな喜右衛門の事を、居酒屋ではお夏&清さん、自宅付近では河庄の旦那と、ダブル態勢で見守ってくれるので心強いかぎりです。
前シリーズの時のように、お夏たちに“敵”がいるわけではないので、もしかして“お夏ファミリー”はちょっと暇なのかな・・と思ったりしてしまう私です。
他にも、第一話「青物夫婦」に登場した仲良し夫婦が抱えるお悩みや、対照的に、すれ違い夫婦に絡んだ騒動が起こる第四話「おこげ」。思わぬ形で生き別れの父娘が再会する第二話「酌取り父娘」など。様々な家族の在り方や悲喜こもごもが、“ええ塩梅”に書かれております。
ということで、葱たっぷりの根深汁のように、ぽかぽかに温まる一冊でございました。

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2023年02月18日

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