感情タグBEST3
匿名
人は何のために生きるのか。バレーボールというものを通してその難問の答えが得られるようなそうでもないような気がしております。ただ言えることは、彼らのようにそのレゾンデートルとでも言うべき物を見つけられたならば、それは幸福なのだろうということです。
新人戦と情報戦
主人公が特権的な地位にある作品ですが、内容は割と王道のスポーツマンガです。基礎訓練の時点から新人戦決勝戦の対策、一定、想定していたようです。
途中に入る解説パートも悪くはなく、個々の選手像も見えてきました。
作画は割と素朴で丁寧なタッチで、読みやすいです。
飛び道具になる選手と、核になる選手、割と分かりやすいです。なおかつ進学校設定、というのも悪くはないような(私立の中学校なのでしょうか)。
序章から上手く行き過ぎ
序章から、上手く行き過ぎてすが、とても気になる描写が多いですね。
とても気になるし、まだまだ紆余曲折がありそうですが、次を読まねば!
バレー
選手ではなく、裏方のアナリストが主役の中学バレー部のマンガ。
万年一回戦負けのバレー部が全国制覇を目指す、下剋上的な展開は、若干GIANT KILLINGを思い出させる。
Posted by ブクログ
神様が教えるバレーの真価が問われる第二巻。勝つことがどんなことをもたらすかが描かれていました。
夢に届くかもしれないという確信。すべてが計算づくの勝利だった地区大会決勝。答えから逆算して問題文を作ったかのごとくの勝利を決めた幸大学園。その勝利はプレイヤーである滝川や福井たちに夢を掴めるかもしれないという確信を抱かせることに成功します。勝った先に掴める何かがあるからこそ人間は頑張れる。負けても笑顔なんてお題目を唱えるのもいいけれど、自分たちがやってきたことで勝利を勝ち取る体験も時には大切です。いろんなものが固まる中学生だからこその感情が試合中、試合後に描けてるのがこの作品のいいところです。
この人についていけば大丈夫と思うほど影響力がでてきた阿月。阿月に言われたことだけをやっていれば良いという思考に陥る可能性も秘めていますが、そういった部分もしっかり回収するんでしょう。矛盾でどうやって県大会を制するのか、楽しみです。