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松岡圭祐による千里眼新シリーズ第9弾の下巻。
上巻からダビデの持つ能力の凄さの一端は見えていたが、下巻ではさらに上を行く。まさに、歴史を作っていたと自負する男の物語であり、本作のタイトルである「優しい悪魔」が意味するところも明らかになる。
それにしても、ある側面では悪魔のような所業により人の命を奪うことに躊躇しない男が、こんな一面をも持っているとはと驚かざるを得ないが、それが物語として過去の作品も含めきちんと整合性が取れており、納得がいく筋立てになっていることに、作者の力量を感じる。
それにしても、「中の人などいない」って、、、、面白すぎてつい吹いてしまった。
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北朝鮮に原爆製造マシンを売り込もうとしているジェニファーとノンクオリア。阻止しようとするダビデ。形勢不利に思えたダビデだが、見事などんでん返し。
しかし、美由紀はノンクオリアとの戦いへ向けて、普通の生活を捨てて旅立つ。
優しい悪魔は、ダビデだったんだ。美由紀の平和も、ダビデが守っていたからなんだとほっとする気持ちと、もうダビデとは会えない悲しさで、余韻が残る話でした。
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まだ、古本屋で見つけていませんので読んでませんが、内容的に最低でもこのくらいの感想になるのではと思い、評価しました。読み終わり次第改めて評価します。
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あのひっとわ〜〜〜 あ〜くまぁっ!
私おー・・・とりこにすうるっ!
やさしい悪魔〜
高校時代の生徒会長は「全キャン連 十勝支部会長」でした
※全キャン連(=全国キャンデーズフアン連盟)
岬美由紀の「千里眼」シリーズです
主役はもちろん岬美由紀ですが・・・
今までのなじみの愛すべき悪キャラ「ダビデ」
こいつ・・・美由紀の母親のような敵役
いままで、お疲れ様・・新たな敵が次回作からでるのでしょうが
こんなに愛せられるでしょうか
読むべし
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順番を間違えてしまった。
最後に読まなければならない優しい悪魔上下を最初に読んでしまうとは。クラシックシリーズを読み終え勢いで、何も考えず選択してしまった。
まあ、これからThe Startを楽しもうと思う。
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ジェニファーがあまりにも無鉄砲で、これは最後生きてはいられないのでは、でも美由紀がいるから殺させはしないか、でもダビデは美由紀に隠れてジェニファーのところに行ってしまったしと、最後まで読まないとずっと不安なままでした。最後は大団円で終ってほっとしました。これからダビデは今度こそ本当に美由紀と会う事がないのかと思うとさみしいですが。
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タイトルを見て「あの人の話かな?」とピンときました。
今回でジェニファー・レインとの話も決着がつきます。
久々にマジシャンシリーズの沙希ちゃんも登場。
新シリーズは大人しいと思っていたら・・・そういうこと?!
いつもとは違う終わり方も、クライマックスが感じられます。
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メフィストのジェニファーが、ノン・クオリアに寝返った。
追うメフィスト
そこで登場するのが、我らが愛すべき無敵のイタリア男、ダビデ♪
今回の美由紀は「どうしちゃったの?」ってくらい
無茶しませんw
もう毎回毎回突っ込みどこと満載なくらい
暴走するのに(笑)
今回の主役は、なんといってもダビデ
格好良すぎる・・
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メフィスト内企業、マインドシーク・コーポレーションのジェニファー・レインは、本社から最後通告を突きつけられていた。美由紀を亡き者にしない限り自身の命はない。ジェニファー最後の48時間カウントダウンが始まった!一方、活発化するノン=クオリアの動きにより、ついにメフィストにも史上最大の危機が忍び寄る。絶体絶命のダビデのとった方策は?そして美由紀の決意とは?
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面白かったです。
この作品も含めた3部作はマンネリ化を脱した感があります。
ここまで読まないと、100%は楽しめないので、過去のシリーズを全て読むのは面倒ですが、ここにきて、楽しくなってきました。
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優しい悪魔とは誰か。
言葉の通じない敵を倒すには語りかけても無駄。
身をもって分からせないと、ってことか。
全体的にちょっと無理な感じもする内容だけど
そのへんはいつものことか。
読後感はいいので良しとします。
( ・_ゝ・)<呉越同舟で敵を倒す
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上巻よりは盛り上がったけれど、やっぱり美由紀の出番が少なくてさびしい雰囲気が。
人が他の人を利用して、その人もまた他の人を利用して…っていうのが多かったのでちょっとブルーになった。
しかし、やっぱり美由紀が登場したシーンは激しく興奮!! 相変わらずかっこいいなぁ。
私がこのシリーズで一番好きだった「千里眼のマジシャン」のサキちゃんも再び出てきて、元気でいる姿が嬉しく思えた。
千里眼シリーズを全巻通して読んでいる人にしか本作は理解できないだろうな。
それくらい過去の登場人物がオールスターズ的に登場した作品でした。
今までにあまりにたくさんのインパクトのある登場人物や団体が出てきていたので、そろそろ決着をつけたり、あの登場人物のその後の様子を知らせるという目的の作品だったと思う。
今後は美由紀がもっと活躍してくれるといいな。
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美由紀は今回かなり大人しめでしたね。それでもラストのダビデとの会話はこれからの展開を感じさせる内容です。シリーズ全体の伏線をラストの会話にもってくるあたりはなんとも松岡さんらしいです。
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これは、どちらかというと、岬美由紀よりも、
メフィストのダビデが中心のストーリーになってる。
メフィストを裏切って、ノンクオリアに寝返ったジェニファー。
北朝鮮へと渡航し、
ダビデを崖から突き落とす。
しかし、美由紀どうよう不死身なのがダビデ。
落下した場所で子供に見つかり、
その子供の母親が、ダビデの看病を。
政府になぜ通告しないのかと聞くと、夫が料理人で仕官を殺害した容疑で
捕まっているのだという。
ダビデは、いろんな事を同時に解決しながら
ジェニファーのもとへ。
そして、美由紀は・・・・
ダビデと美由紀が、ずっと一緒にいるシーンが多いのが笑えた。
しかも、総決算というばかりに、マジシャンのサキまで登場!!
これには、おおおおお〜〜〜!!!と、嬉しくなってしまった。
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結局、「優しい悪魔」ってのは、あの人のことだったんですね。。。ってことで、ヒロインも今回は脇役にまわったような持ち回りで、少々ガッカリでした。
上巻の読感で、マンネリ気味。。。と記しましたが、あまりに都合が良すぎる話の展開の連続は、やはりハラハラドキドキには至りませなんだ。
そもそも人間が感情に惑わされないで精密機械のように行動することが善であるとする「ノン・クオリア」ですが、その組織を統率するマザーなる存在は、いまだ姿を現しません。まだ続きがあるということなんでしょうが、この組織理念というものには、それが実現できたとして、何が嬉しいのか?どうにも共感できるところがないので、そこんとこをよろしくお願いしたい。
(2008/10/27)