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各国に神出鬼没に現れる謎のステルス機アンノウン・シグマ。新種の鳥インフルエンザの大流行。いまだ自身の衝撃の過去により精神不安定な美由紀は
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前作の「千里眼 美由紀の正体」では衝撃的な岬美由紀の真実があきらかにされ、悲しいお話でしたが、今回の作品はそれをベースに話が引き続いています。
ただ、前作までを読んでいない方にも十分楽しめる内容!!
岬美由紀が愛情という感情を読み取れる???
専光寺雄大っていったい何者???
先が気になってしかたなくて、上下巻を一気に読んでしまいました☆
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最後のあたりまで読んで、シンガポール・フライヤーは、そういう意味だったのね。。。ということで、本上巻は、タイトルの説明編でした。
超人的な動体視力のおかげで、他人の表情(不随意筋の動き)から感情が読めてしまう。衝撃的な過去の経験で精神障害を引き摺りながらも、悪の兆候を見たからにはほっておけない性格で、次から次へと事件解決です。
超人ぶりがますます現実離れしてきている部分とか、悩みや葛藤のくだりが少々くどすぎるようにも思えます(凡人に言わせりゃ、見なきゃいいのにの一言で終わってしまいそうな悩みです)が、一気読みしたくなるほどに面白い、一級のエンターテインメント小説です。
下巻も一気読みしたかったところですが、ここは敢えて一休み置くこととしました。さて、犯人一味ですが、
(1)いかにも胡散臭い・・・
(2)最後に意味ありげな登場の仕方した・・・
(3)敵味方不明の・・・
のどれかだと思いますが、それとも(4)新たに登場してくれるんでしょうか。
(3)>(2)>(4)>(1)の予想です。
(2008/5/9)
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松岡圭祐による千里眼新シリーズ第8弾の上巻。
美由紀は前作で甦ったつらい過去の記憶から精神疾患を患っており、臨床心理士は休職中。そんな折、正体不明の飛行物体による領空侵犯の多発、謎の新型ウィルスであるヴェルガ・ウィルスによる死者の増加などがおこり、その謎の解明に美由紀がかり出される。
前作があまりにも痛ましい内容であったため、本作でもその心の傷を癒やしきれない美由紀は、これまでのスーパーウーマン然とした強い女ではなく、ひとりの悩める女性として親近感を感じる。一方で、輸送機のエンジントラブルに気がついてガヤルドを疾駆して民間滑走路に誘導するなど、どう考えても常人ではなしえないことをさらっとやってのけるあたりは小説であり、フィクションのたまものとしても明らかにやり過ぎだ。もともとやり過ぎの傾向はあるが、だんだんたがが外れてきているのか?
物語は相変わらずスピード感溢れるテンポの良さでどんどんと進み、次々に怪しい人物が登場しては美由紀の疑心暗鬼に拍車をかける。
これまでもウィルスによる危機を題材にした作品は千里眼のシリーズ中にも何作かあったが、本作もこれまで同様ワクチンのないウィルスによる猛攻が懸念されている。同じような危機なのに、使い古された感がないのはF1レースなど目先を変える物語が適度なおもしろさで用意されているからだろうか。
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自分の過去を知ったことで精神を病んでしまった美由紀。臨床心理士も休職して静養中だが、人の心が見えてしまうがゆえに、極端な行動をとってしまうのは変わらない。なりゆきで、F1のテストドライバーを務めたところ、才能を見いだされ、また、政府からはF1関係者に新型鳥インフルエンザのウイルスをばらまく犯人がいると聞かされ、調査のためにF1ドライバーとなる、以下下巻へ
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F1,鳥インフルエンザ、メフィストに代わる新たな敵、そして恋と様々な出来事が美由紀に襲い掛かり、こっちもハラハラドキドキで一気に読めてしまいます。
続きが気になるー!!
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いきなりフランス軍機の機体の異常を見つけて
陸から車で誘導して、安全な場所まで誘導してしまうという
ちっかかりから、岬みゆきらしさ満載!
場面は、F1のレースにかわったりするのだけど
どうやら、ガヤルドって車を操りながら軍機を誘導してしまうほどの腕の岬みゆきなら
F1に出てしまっても違和感はないだろう。って?
なんと、レース会場からウィルスがばら撒かれるという情報が政府に入り
それを阻止するために、岬みゆきにF1に出場して犯人を見つけてほしいと頼むのだ。
鳥インフルエンザ、わたり鳥を利用してのウィルス散乱。
しかも、次の国はシンガポール、
そのわたり鳥の行き先は、【日本】
さあ!どうする!!
ってところで、上巻終了。
けど、ここまで読んでて、なんか、これまでの「岬みゆき」と違うことに気づく。
私がずっと読んで来たシリーズは「小学館」のほうで旧作シリーズなのだ。
角川文庫から2007年あたりから、ぞくぞく新シリーズとして出てる千里眼シリーズ。
これは、もしかして、まったく違うものなのかも・・・・!!!!!と、
慌てて、新シリーズを探しにいきました。
そっちを先に読んでから、シンガポールフライヤー下巻に
進みます
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美由紀がこんなにも病んでしまったことに読んでいて辛かった。そして彼女の孤独に目を背けたくなった。
美由紀の体に潜む病。
けれども、F1レーサーになっちゃうなんてかっこよすぎ!
専光寺って気になるー。これまたイケメン君のようだし。
契約金いくらなんだろ・・・?
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久しぶりに読んでみるとクラシックシリーズと併走しているせいか、こんなにも主人公落ち込んでたんだって感じですね。人の心が読めて行動するとこうなってしまうのでしょうか。
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岬美由紀の衝撃の過去が明らかになり、彼女自身が罪に問われた裁判が結審してから数カ月後。最高機密を搭載したフランス空軍機の墜落を阻止するために疾走するオレンジ色のガヤルドの姿があった!世界中を震撼させた謎のステルス機アンノウン・Σの出現と新種の鳥インフルエンザの大流行。一見関係のない事件に隠された陰謀に、いまだ不安定な精神にさいなまれる美由紀は、いかに立ち向かうのか…。
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F1まで乗っちゃう主人公。いやもうどんだけ多才というか完璧なのか。その頭のなかとか使わないところまで全部知識で埋まっちゃってるんじゃないのかと。千里眼シリーズは読むたびに生涯学習しなきゃいけないなと反省させられます。。
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正体がわかり、今まで通りの生活はできない美由紀だが
どこでも活躍するのが美由紀サン。
今回はF1の世界。
空の世界にいた彼女にとっては、F1の速さもお手の物。
ただね、やっぱ彼女自身も正体を知ってしまって
正常じゃないから、病的にイラッとする行動をする。
でも結果オーライ。
( ・_ゝ・)<可哀想に見えない悲劇のヒロインが再起をはかる
Posted by ブクログ
まだ上巻だけしか読んでいないのですが…。
大好きな千里眼シリーズですが、最近似たようなパターンが増えてきてちょっと飽き気味だったので、あえて読まないでいました。
久しぶりに読んだら、あーーー、この岬美由紀のスーパーウーマンっぷりがたまらんなぁ
でも新シリーズでは美由紀がちょっと元気なくて残念です。
そんなの無茶すぎる!ってくらいの強気な美由紀が好きだなぁ。
この岬美由紀というヒロイン、航空自衛隊の女性戦闘機パイロットだったのが転職して臨床心理士になったという設定なのですが、今回はしょっぱなから浜松基地近辺で車を乗り回すシーンが出てきて手に汗にぎりました。浜松にようこそ、美由紀!!
毎回、作品が描かれた年の話題の事件が題材になっていることが多いのですが、今回は鶏インフルエンザのウイルスを誰かが故意にばらまいているらしいという内容。
あー、そうねぇ、鶏インフルがものすごく問題になった年があったなぁ。
そして美由紀がF1レーサーになってるし!!
やっぱりそんなの無茶すぎる!! の世界だな。
下巻ではお決まりの「戦闘機を『ちょっと借りるわよ』って勝手に乗っちゃうシーン」が出てくるのか?!
…かなり期待(笑)
Posted by ブクログ
前作「美由紀の正体」で精神的に大きなダメージを受けた美由紀。そのため彼女の心理描写が細かく、また不安定な感じを受けます。ストーリーとしては鳥インフルエンザや、世界各国に出没する謎のステルス機などスケールが大きく、また美由紀がF1に参戦するなど、相変わらずのスーパーウーマンぷりを発揮してくれます。これらの出来事からさらに大きな事件の影が見えてきて、そのまま一気に話は下巻になだれ込みます。