【感想・ネタバレ】フットボールネーション 15のレビュー

サッカー日本代表の試合を見て、「長友と本田だけ、なんか違う」と思ったこと、ありませんか?または一昔前の日本代表を見て、「中田英寿だけ、なんか違う」と思ったことは?
フットボールネーションには、その「なんか」の理由がきっちり描かれています。
あくまで科学的に、なぜ日本のサッカーは世界のトップレベルではないのか、その原因はどこにあるのかを描いており、とんでもないスーパープレーや努力・友情を描くこれまでのサッカーマンガとは一線を画した内容に目から鱗です。
ドラマチックな試合展開、エキサイティングなスーパープレー、個性的なキャラが描かれているわけではありませんが、「科学的に」サッカーを読み解くことに興味がある方は、必読です。
このマンガをきっかけに、歩き方一つとっても「あの人、なんか違う」と思われることがあるかも!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

新たな引出し興味深い

2020年07月03日

サッカーを科学する作品ということで、今回もまた、新たな知見が投下され、勉強になりました。本作シリーズで挙げられた知見である型をふまえて、実際のところを考えると、カカー、ベイルなど、型を超越する運動能力はあるだろうとは思ったりしますが、本作シリーズの切り口は見事と感服つかまつる次第です。

1
購入済み

立甲

2022年11月20日

今巻は上半身の使い方メインです。
恥ずかしながら少々話が難しかったというのが正直な感想ですが大枠は理解できた気がします。
試合はいよいよ終盤ですが沖と一ノ瀬の関係、筧の不気味さが楽しみです。

0
ネタバレ購入済み

頑張れ東クル頑張れ横u

2022年06月05日

最終話まじで楽しみ

0
ネタバレ購入済み

加熱していく決勝戦

ko
2020年07月11日

今回の指南は『肩甲骨と腕の使い方』…上半身を正しく使えれば、下半身、キックのパワーも増す。言われてみればなるほどと納得するのですが、物理で説明してくるあたりがこの作品らしいところ。
『立甲』とはまた初耳の言葉が出てきました。毎回知見が広がります。
巻を重ねるにつれ、サッカーは脚だけでやるスポーツ...続きを読むではないことが立証されていくよう。巻末の対談も興味深いです。

一方の決勝戦は、47番筧の投入により一ノ瀬がFWとしての才能を発揮。これまでとは打って変わって間宮にも強気のアピール。接戦の末に決着は延長戦へ。
東クルは「記憶」と「記録」に残らなければ存在意義がないチーム。つまり勝つしかない。厳しいけれど現実的な台詞が盛り上げてくれます。
そして東クル初の円陣から、ついにTIPSの「P」を手に入れた沖。
本気を見せ始めた一ノ瀬との、これからが真のライバル対決でしょうか。次巻に期待が高まります!

0
購入済み

ためになります

2020年08月09日

今回も新しい勉強要素がモリモリです。
最後のインタビューもかなり面白かったです。
サッカーに詳しくなくても、なるほどと読める内容ですね。
ただコマが大きく物語の進行がめちゃくちゃ遅いので、星は4つにしました。

1

Posted by ブクログ 2021年01月09日

腕の使い方について。こういうの習ったりせんよなぁ。解明されていなかった部分がようやく解明されてきた分野なんかな。まずは指導者に教えてそこから基礎レベルで子供たちに教えていくようになったらいいですね。

0

Posted by ブクログ 2020年12月05日

息詰まる戦いの天皇杯決勝・後半。横Uの47番・筧が不気味な存在感を示す中、沖の微笑みが小憎らしい。そして、試合の描画を中断してのサッカー選手肉体改造ウンチク。今回は肩甲骨にフォーカスした「立甲」。本シリーズでは毎集なるほどと思わせる体の使い方を知ることができる。

0

Posted by ブクログ 2020年09月11日

 ミクロからサッカーを科学的に解釈するサッカー漫画シリーズの15巻は、物語的にもいよいよ佳境に突入しつつある。
 天皇杯決勝の後半、2-1でリードする東クルと、ビハインドの状況で手を打ってきた横浜ユナイテッドの戦いぶりが描かれ、決戦を前に沖の提言で円陣を組む東クルの姿と笛の音で物語はクローズしている...続きを読む形だ。

 この作品の肝であるサッカーの知識面では、「立甲」という概念が説明されている。
 肩甲骨の使い方についての話であり、腕をどう使うか(外旋するか内旋するか)について、それらを効果的に使うことでキックのパワーが増す「内的運動量の一致」について触れられている。
 面白いところは、内旋のメリットに触れながら、ワールドクラスのプレイヤーで外旋型の選手を巻末の対談で紹介しているところ。
 ディ・マリアとクリステンセンを挙げているが、こうした例外にも触れているところが理論だけでなく、実践的に知識を用いていることを感じさせる。

 物語的にも知識的にも相変わらず読ませる物語である。星四つ半相当で評価したい。
 この佳境に至っての休載による刊行の延期は惜しまれるが、病気が無事完治してまた新刊が読めることを読者としては祈りつつ待ちたいところだ。

0

Posted by ブクログ 2020年08月03日

腕の「内旋」「外旋」についての15巻。
腕を使うことで、体の使い方がうまくなる?と思いながら読んでいたけど、「内的運動量の一致」の説明でしっくりくる。あー、AMBACってことか。

なんちゅうオタク理解。
ま、そっちの方がわかりやすかったんで仕方ないです。

後半ATに追いつかれた東京クルセイド。延...続きを読む長前半突入前にはじめての円陣。
一ノ瀬の覚醒と暗躍する筧くん。窮地にあって試合を楽しみだした沖。

ここへきて、試合のテンションが上がってきてます。さすが決勝戦クライマックス。そして、おそらく作品としてもクライマックスを迎えるであろう展開。
いいぞいいぞ。

0
ネタバレ購入済み

分析的な漫画

2020年07月05日

言葉で表現するならフットボールを科学する漫画という感じでしょうか?
今までのサッカー漫画(スポーツ漫画)とは異なるから勉強になるし、ヨーロッパサッカーを観てると自身の視点が変わった印象がある。

0

「青年マンガ」ランキング