サッカー日本代表の試合を見て、「長友と本田だけ、なんか違う」と思ったこと、ありませんか?または一昔前の日本代表を見て、「中田英寿だけ、なんか違う」と思ったことは?
フットボールネーションには、その「なんか」の理由がきっちり描かれています。
あくまで科学的に、なぜ日本のサッカーは世界のトップレベルではないのか、その原因はどこにあるのかを描いており、とんでもないスーパープレーや努力・友情を描くこれまでのサッカーマンガとは一線を画した内容に目から鱗です。
ドラマチックな試合展開、エキサイティングなスーパープレー、個性的なキャラが描かれているわけではありませんが、「科学的に」サッカーを読み解くことに興味がある方は、必読です。
このマンガをきっかけに、歩き方一つとっても「あの人、なんか違う」と思われることがあるかも!?
感情タグBEST3
ぱねぇ、相変わらずパネェ
知見を提供してくれるこの漫画は、非常に感動ものです。半端ねぇ、大迫くらい、半端ねぇと思います。おススメし過ぎたいくらいおススメです。
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天皇杯準決勝PK戦。ここまで勝ち上がってきたアマチュアチームに、サッカー専門誌以外に一般週刊誌の記者も嘴を突っ込んできた。それもサッカーとは懸け離れた選手個人の過去。それに踊らされる民度の低さ。最低な奴らはネットに匿名で誹謗中傷を書き込む。フリーになった記者・三枝が日本のサッカー、スポーツ文化に物申した雑誌が嬉しかった。現実でもこうあってほしい。終盤の浮き指の話は、自分も腰痛と上手く付き合えるようになった経験のある『足ゆび力』(ガイドワークス刊)だった。
Posted by ブクログ
ついに天皇杯決勝まで進んできた東京クルセイド。立ちはだかるのは、横浜ユナイテッド。なんだけど…その前に恒例のマスコミによる醜聞探しです。情報公開といえばそれまでだけど、面白おかしく騒ぎ立てることしかしない輩が掲げる大義名分のうるささ。沖の少年院経歴も、現在はセカンドチャンスの途中と考えてくれればねぇ。
と外野はほっといて、11巻の日本サッカーへの提言は、学校の上履き。
いやー、すげーとこ来たな。いつだか筋肉の使い方で、運動会の行進の影響があるんじゃないか?といってたけど、それ以上の衝撃。
戦術やら指導者やらでなくて、日常の成長のところから。
まさに草の根からやっていかないと、フットボールネーションは成立しないのか。サッカーがどうとかっていう話ではないよね、上履きの件は。
Posted by ブクログ
天皇杯準決勝PK戦の途中から始まり、決勝に上がった東京クルセイドを取り巻く醜聞を取り扱った11巻である。
ストーリー的には年少出身である主人公を皮切りにした醜聞と、そこから浮上した八百長疑惑、その疑惑解消によって決勝が横浜ユナイテッドと東京クルセイドで決定する展開となり、いよいよ因縁がぶつかることになりそうな流れで終わっている。
それはさておき、この作品がメインにしている点で言えば、今回からは膝や腰などのサッカー選手にとって爆弾を抱えがちな個所を部位の怪我について取り上げている。
浮指の問題と、そこに関わるだろう我々が体験してきた「上履き」の存在に対する指摘は鋭いところだ。姿勢の問題以前に、使っている装備品の問題と言われると唸る他ない。
今回も興味深く読ませていただいた。星五つで評価している。
それにしても、P.102-103で見開きで描いている、作中サッカー雑誌での「どうせ試合ちゃんと見てないんでしょ?」は端的ながら強烈な批判である。
その良し悪しはさておき、事実として見れば、動画サイトに投稿されている(試合の流れという文脈を無視した)スーパープレイ集などがことさら人気があるのも否定しがたい事実だろう。
したり顔でネタバレする人達
面白い漫画を発見したと思ってここに来たら、したり顔でネタバレする人達。
ちゃんとネタバレ用のチェックがあるんだから使ってほしい。
偉そうに書いてますが足元がお留守ですよ。
肝心の漫画は面白いので星4。
足と上履き
怪我を防ぐ足(指)の使い方と、上履きの弊害についてです。
安い意外はメリットなしと断言するだけの説得力がありました。
上履きに限らず「決まりだから」を理由に脳死で悪習を野放しにするのは本当に危険ですね。