自分も似たような黒歴史があったなぁと思い出して、ちょっと共感して恥ずかしくなったりしながらも面白くてついつい読んでしまうような作品です。高校入学したらモテまくりのリア充になれると考えていた主人公、黒木 智子(くろき ともこ)。しかし、現実はそんなに甘くなく、自分から話しかけることをしない黒木は入学早々からボッチになってしまいます。どうにかリア充になろうと奮闘することもあるのですが、それが逆に空回りしてシラケちゃったりして、見てるこっちが恥ずかしくてもう見てられない///となるときもありますw あまりに人と会話しなさ過ぎて危機感を感じて自分の弟に絡みに行くシーンがあるのですが、そのときの黒木のダル絡みっぷりは笑ってしまうくらいうざい絡み方なので、ぜひ読んでみてください! 2013年にはアニメ化もされているので、そちらもぜひに!
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Posted by ブクログ
すげーー!!大バズられてた理由が判ったわこれで!!クラス会の集合時間に行こうか迷って数人でだらだらゲーセンで時間を潰すあの感じ、二次会に行くのをやめて、でも駅のホームで過ごす時間とかが一番濃ゆく記憶に残ることとか、これまでフィクションでは描かれなかった本物の青春の時間がここには刻まれている。この作品が実はずっと、一貫して描いてきた「自分を生きる」というテーマがとうとう周りの人にまで影響を与え始めたり、そんな自分も誰かに何かを渡すことが出来る日が来るのかなとか、ほんとに高校二年生とか、三年生あたりで考え始めることが、嫌味なく、自然に描かれたりもして……。はー。すごい。ほんとに長く続く人間関係って、こうして出来上がったりするんだよな。ある意味、マジメな作品だったらここまで生々しくは描けていない(キラキラした感じには描けると思うけれど)と思うので、このゲスで雑で無計画な(笑)ギャグマンガだからこそ辿り着いてしまった未開拓地。次の巻とかはまたギャグに戻るのかもしれないけれど、時々このマンガが描き出す一種のしっとりとした魅力、ほんと、大好きだ。
Posted by ブクログ
神巻といっても間違いないんじゃないか?
卒業する今江さんの前でモジモジするもこっち
そのもこっちを引きずって今江さんのところに連れて行く吉田さん。
そして、あの3巻を思い出させる名場面。
帰りの道で静かに泣くもこっちの後ろ姿。
もこっちがここまで自分を省みたのって今回が初めてな気がする。
そせて、もこっちも3年生、これから何が起こるかワクワクする。