圧倒的にリアルな漫画家の実情!
『デスノート』の原作:大場つぐみ×作画:小畑健による漫画家を目指す二人組を描いたストーリーです。
作中に出てくる設定は実在するものばかりで、漫画家の実情や小ネタが満載です。また、ジャンプで人気漫画を連載するために努力を重ねる姿を見ていると、こちらまでアツくなります!
主人公のサイコーとシュージンは、ジャンプ漫画の三原則「友情・努力・勝利」に、まったく沿わない漫画を描いていきます。これは、ジャンプらしさがない『デスノート』を描いた大場・小畑コンビによる、『デスノート』の作り方を描いた作品と捉えることもできます。
厳しい漫画家としての道を目指すアツい作品、ぜひともオススメしたいです!
感情タグBEST3
ジャンプらしさ
いろんなことが盛り沢山だけど、一番好きなのは福田、エイジ、サイコーの3人が次の展開を話し合うところ!
掲載を競い合うライバルたちでありながら、大好きなマンガのためについアドバイスしちゃう、好敵手の姿がまさにジャンプを体現していて微笑ましい。
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赤丸ジャンプのアンケート結果がまさかの3位。
そして福田さん、中井さん登場。
アニメの時におなじみだった人たちが続々登場してきた。
だんだんおもしろくなってきた。
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趣向を変えて、王道のマンガを目指す二人ですが、なかなか結果が出ずに焦っています。
サイコーがライバルの新妻エイジのアシスタントになり、中井や福田と出会うところ、マンガ談義がおもしろいです。
一方のシュージンは三吉とデート三昧で、サイコーにサボっていると勘違いされます。
ところがシュージンにも意外な収穫があるところがミソです。
サイコーはシュージンを一時、疑いつつも信じて待っていて、実は二人の周波数が・・・という引きで終わるのが、また素晴らしい展開ですね。
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福田さん、登場。
いやー、ホントに私、福田さん好きだわ。
福田さんの描く作品も好きだ。
「KIYOSHI騎士」が読んでみたい。
ロードレーサーGIRIより好きだ。
たぶん全編通して、福田さんとサイコーとエイジが「CROW」の第五話をどうするか、意見を戦わせるこのシーンが好き!
ライバル以前に、漫画が好きで面白い漫画が何より大好きな人間たちの熱い話が大好きです。
福田組は永遠だーっ!
そして行きがかり上付き合い始めていたシュージンと香耶ちゃんの関係が変わってきた回。
高木が彼女を可愛いと思い始めたのは分かりやすかったけど、香耶ちゃんは初めて自分を押し出す以外に、相手を気遣い始める。
ここから私の好きな香耶ちゃんになっていったんだなーと思うと感無量。
面白くなってきました!
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面白すぎる。
めっちゃツボです。
漫画ってどういうもの、というのが読める漫画です。
読むとテンションが上がります。
この漫画もストーリーと同様に
お話と絵がそれぞれ別の人が描いて出来てる漫画です。
だからこそ尚更信憑性も出てきます。
デスノート好きの私にはたまらない大場さんの絵。
相変わらず一癖あるキャラが魅力的で
懲りずにあの変な漫画家にわくわくして読んでいます。
ばくまんの中で、
ジャンプで爆発的に売れるのは王道、つまり英雄モノである。
その王道に必要不可欠なものの1つに、”戦う理由”がある。
という内容が出てくるのですが
こないだワンピースを読んでいて
ワンピースを気に入った理由の1つがソレだったなぁ、
と思い出しました。
意識したり、無意識だったりする中で
読者はやはり惹きつけられるべきものに
自然と惹きつけられているんだろうな、と思ったり。
まだ3巻までしか読んでいないので
続きが楽しみです。
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2009.10.19 よみ終わったよ
新妻エイジの元へアシスタントに行くサイコー。
エイジ、中井、福田との漫画議論の中で描きたいものを思い出し、シュージンに連絡を取る。
しかしシュージンは…
ってあらすじ説明よりも漫画の話するサイコーかわいいよサイコーって感じです。
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■あらすじ。
宿敵・新妻エイジと大接近。
■読書感想文。
他の漫画に比べて圧倒的に文章量の多い漫画だと思うんだけど、かなり面白い。
進展するごとに新たな漫画界の内情と知識が深められ、その中で人間模様の緩急が絶妙に展開されるので、とても充実した漫画だ。
間もなく4巻が出るみたいだけど、結構ピッチの速いリリースだな。
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若くて、野望がある人たちが、夢をいっぱいかたるのは、楽しいことだ。
まあ、若くなくても、熱く語るのは、大切ですね。
時々、大学時代の友だちとかと会うと、そう思います。
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漫画の解説も面白いんですが、この話自体がセオリーに沿ってるところがすげえ。若いっていいな…と思いつつ、自分はこの年齢の頃にちょっとだけ絵でお金をもらうようになって、それで「これ仕事にするのは無理」とあっさり諦めたので若けりゃどうにかなるもんでもない…。まあ自分の場合は正解でしたけど。
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冷静な人間が多い中で直感型「動」なエイジがいるだけで
物語に緩急が付く!
キャラが自分で動く…あたしも考えるタイプなんで
なかなか難しいっす!
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この巻で紹介されている王道の定義に当てはめると、このマンガは王道ということになるんだろうなぁ。んで、やってることがスポーツやバトルじゃないって点がちょっと捻ってると。
日本一の漫画家を目指し、邪道ではなく、王道で勝負しようと出直す。試行錯誤を繰り返し、ひとつの作品を完成させるもダメ出しされ、頂点に立つ為め茨の道はとても険しい。
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個人的に今まででイチバンよかった。
登場キャラが魅力的で悪人がいないのが印象的。
担当編集者の服部さんがいい人すぎる。
こんな人いないだろと思うけど、モデルになった人いるんだろうな。やっぱり日本が誇る天下の集英社は敏腕で人徳もある方なんだろうなって思った。
心に響いたシーンは、
見吉さんの「あ、あたし邪魔になってない?」のセリフと
新人漫画家が仕事場でマンガ論をディベートする姿は最高に気持ちがよかった。みんな善人すぎて怖いくらい。
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天才漫画家、新妻エイジと触れ合うことで、さらに成長をするサイコー達。やっぱりこういう「天才型」と「努力型」のライバル関係って必要ですよね。ガラスの仮面では天才型である北島マヤが主人公で、読者は想像の向までぶっ飛んで行ってしまう様を見て面白く思う感じだけど、バクマンは努力型の主人公たちを見て、応援したくなる感じ。
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エイジが、ちゃんと考えてて、ちょっと驚いた。
エイジかっこいいねぇ。
福田さんが、最初やなやつキャラなのに、いいやつでビビる。
これ書いてるのが、15巻まで読んだ後なので、改めてみると中井さんが初登場時点では結構普通でビビる。
あと、おっぱい無双。たしかに揺らしすぎ
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サイコーとシュージンのマンガの
話なのですが、実は少年の冒険物語
だと思います
夢もなく現実で醒めた子供の心を
ワクワクさせる冒険の舞台には
少年ジャンプを用意しました
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■なんというか、新妻君のキャラが思った以上にアホォで純真で驚いた!(笑)
もっと腹黒くて野心家丸出しなタイプかと思っていたので、3巻を読んで「なんて純粋に漫画を愛する天才肌なんだ!そしてアホだ!(笑」と関心しちゃいました!(←注意:褒め言葉です!)
■子供のころ無心で描いていた〜と下り辺りが、自分もそうだったなと思い出して考え深かったです。最近は苦しみながら…色んな気持ちがゴッチャゴチャになってるなと気付いたり…。
■友情と夢への表現も好きでした!
相方を取られたような、寂しいような腹立たしいような…。原作者が女性だからか?リアルでいいなと思いました!!
■今後の展開がどうなるのか楽しみです!
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小畑×大場組の現連載漫画の最新刊。
安定して面白いですね。
あと小畑さんの描く女の人は美しい
最新のジャンプまで含めて、出てるキャラで好きなのは
美保と蒼樹さん。
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やはり何といっても絵が奇麗。
ストーリーもそれこそ本編で語られていますが、主人公の成長や恋愛といった王道なストーリーですが
それが今までの漫画にあるような冒険ものとかではなく、漫画家になるって舞台に視点に移っただけで
新鮮に感じられるのが原作者の方の力量なんだろうなと思います。
読んでいても飽きない。
[2009年6月11日購入]
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ライバルも出てきて、勝利条件が安定してきて、マンガをテーマにした「格闘マンガ」の王道を走り出した感じ。
連載開始当時の「頑張らなきゃ!」みたいなのがかなり薄らいじゃって、ヒーローマンガになりつつあります。
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読者は目が肥えてるから計算で泣かそうとしても見透かされるんだ_泣かせようとしてるのがわかると逆に白ける 「ジャンプ」だと最初から派手にそれこそ1話目からクライマックスを入れないと打ち切りコース
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エイジと亜城木夢叶と会う。亜城木夢叶はLに近いキャラですね。そういうとこは共通するんだなぁ。さらに 新妻エイジの元へアシスタントに行く話になる。
やはり文字が多く読むのにえらく時間がかかる。テンポも悪い。そのかわり丁寧、リアル。ダラダラと進むというテンポをあえて狙ってるんだろうな。読むとき楽しみというより少ししんどい感じがする。
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3~5巻感想。1~2は★3だったが、この部分の評価は★4つ。1巻で秋人が「スポ根は流行らない」「逆に今スポ根で天下取ったら凄い」と言っているのだが、この漫画はまごうことなきスポ根漫画である。友情努力勝利の熱い文化系スポ根漫画である。
勝っても負けても全力を尽くし、鎬をけずりを合う漫画家たちの姿は下手なスポーツものより断然燃えるし、何より題材選びがすごい。漫画ハウツー漫画というのは大抵作者がある程度大成してから描くので自伝的な古臭いものになりがちなのだがこれはまさに「天下の週刊少年ジャンプの今現在」を描いているという時代への乗っかり方が非常に秀逸。最近ジャンプはろくな新人も来ないしもう駄目じゃないかと思っていたが、バクマンには漫画を読んでいて久しぶりに「生きる勇気」というやつをもらった。
大場の字の多さは難点だと思っていたのだが、バクマンは展開が早いため、それも逆にボリュームの多さとして受け取れる。「これ大場のことだな…」という数々のメタがあるのもまた大人向けのエッセンスとして面白い。
ただ見吉に魅力を感じられないんだよなあ…なんでだろうな。
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今巻はアシスタントや新妻エイジとのやりとりがメイン。才能と才能のぶつかり合いというか、”才能はお互いの才能を惹き出していく”といく構図はなるほど少年誌らしい展開。現実にもこういう事例はあるのだろうか?うーん、なんとなく失速した印象。次回作を書くための準備期という感じか。マンガ家マンガ、この行く末は一体どこになるのだろうか…。
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新妻エイジのとこにサイコーがアシに行くエピソードが好き。みんなの漫画への情熱がとてもよく伝わってきた。ライバル同士なのに一つの作品をより良くしようと熱く語り合うとこ燃えるぜ!
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少年漫画の王道から外れた「この世は金と知恵」で赤マルジャンプ読者アンケート3位を獲得したサイコーとシュウジン。
しかし、これでは週刊少年ジャンプで1位になれないと、競争率の高い王道のバトル漫画を描く事になった。
そして、ついに天才・新妻エイジと顔を合わせることになる。
新妻は自由奔放だけど彼らと同じ漫画を愛する一人、
夏休みの二日間、サイコーは彼のアシスタントとして彼と絵を描く中で忘れかけていた気持ちを思い出すと同時に、
同じ高みを目指すライバルとして認め合う。
一方、シュウジンはデートしたり見吉のケータイ小説を代筆して、王道バトル漫画のネームを描くのを止めていた。
サイコーとシュウジン、二人が見つけた"新しい道"に光は射すのでしょうか。
良かったのが、亜城木夢叶と新妻エイジが敵ではなく好敵手になったこと。
これからの展開が見逃せません。
見吉の影響でシュウジンはケータイ小説を書き始めますが、ちょっと無理矢理じゃないかな。