【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響4 十三神将のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

長秀参入でようやく5人揃った夜叉衆。
それにしても、長秀ほんっっとにヤなやつでどうしようかと。
でも多分、1番現実的で合理的な考え方が出来る人なんじゃないかな。
敵方の大将、しかも自分なんかよりもだいぶ若い男を今日から主人と呼べ!って言われても、すぐには納得できないよね。
戦国を生きてきた武将なら尚更。

気持ちは分かるけど、これまで散々「死人」「生き人」の狭間で悩み苦しんできた景虎さまたちからすると、冗談じゃない!って話ですよね。
状況に納得がいかないのはわかるけど、命を軽んずるのは違うよね。

慇懃無礼な態度であからさまに楯突く長秀が景虎さまを唯一のライバルと認めるまでの過程とか、夜叉衆1のお人好しに変貌していくまでの過程とか、長秀にも気になる要素満載!

それにしても、生前の長秀が醜男とは。
長秀といえばちょっと日本人離れした線の細い美形、のイメージなんだけど、それって生前のコンプレックスの裏返し??
長秀切ない…!

直江はもはや夢にまで景虎さまを見るようになっていて。
しかもいくら夢だからって何やってんの!っていう…。

景虎さまの人間性を知るにつれ劣等感を抱かずにはいられなくなってるあたり、もうすっかり直江。ああ直江。
この人出会ってわりとすぐの段階からこんなことぐるぐる考えてたんだ…。
景虎さまに憑依した長秀に対して、あの男の体の中はどんなだった?って嫉妬心めらめら。
ここから400年……果てしない!

景虎さまもすっかりカリスマが顕現されてて。惚れ惚れ。
繊細で優しくて信念を貫く強さを持つ景虎さまがほんとにほんとに大好きだああああ!

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2014年07月04日

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