【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼 邂逅編 真皓き残響2 妖刀乱舞(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自刃して果てた時の自分の怨念と闘う景虎さま。
まさに自分との闘い。

自刃した時の気持ちにはもう戻れないけど、続きを生きてるこの地上にも居場所などないことを悟って苦しむ景虎さま。

吉祥丸の殺戮を目の当たりにして、もう誰も殺したくないのに!と叫ぶ景虎さま、痛々しかった…。
なんでこう毎回毎回過酷なんですか。

「どうしてオレは生きてるんだ!」

この絶叫が突き刺さりますね…。
先は長いよ、まだまだ生きなければならないですよ、景虎さま…(涙)

直江に対しても、復讐心以外の感情が芽生えつつあるんでしょうか。
大っ嫌いな人(直江)に対しても、認めるべきところはきちんと認めて労いの言葉をかける景虎さま、素敵。

そして今回は晴家さん。
やることが激しくてびっくりした!
本気で直江を殺しにかかるなんて。そして黒鳥党の企みを利用して最終的には景虎さまに越後を託す気だったなんて。は、激しい!

でもそんな晴家の行動こそが景虎さまを追い詰めることに他ならないと思い知ってる直江。

「あの者の心により近くあるのは貴様ではない!この私だ、柿崎!」

惚れますね。
直江かっこいいですね。

悔しくて恨めしくてどうしようもなかった晴家を抱きしめる景虎さまの優しさにまたも涙…。優しいなあ。

それにしても、わたしが知ってる晴家さんとは性格にギャップがありすぎて戸惑いました。
直江に対してのあのギラギラした復讐心はいつ消化されるんでしょう?

ますます楽しみ!

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2014年06月29日

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