【感想・ネタバレ】炎の蜃気楼19 火輪の王国（烈濤編）のレビュー

桑原水菜 / 浜田翔子

[もんぷち · ★★★★☆]

表紙…直江いる（ｶﾞｸﾌﾞﾙ

火輪の王国終わった〜。ほんと推しへの扱いが酷すぎて地獄だった。高耶さんに優しい世界はどこにも無い（屍

400年目にして使命や総大将の権利、生きることすら許されない高耶さんなんなの。
しかも当事者への説明ゼロ。とんだブラック企業だよ上杉。
当初は夜叉衆5人で越後の怨霊討伐してね〜から、いつのまにか全国にエリア拡大され、仕事が減るどころか、やってもやっても終わらない無限地獄。

怨霊討伐を第一線でこなしてきた景虎様と高耶さんにこの仕打ち。失礼にもほどが…謙信さん、新上杉の皆様、理由があるのもわかるけど、隠れてやっちゃいけんわ〜。

上杉家臣団一同が、景虎様になにとぞ、なにとぞ〜って、みんなで一斉に説得すれば、景虎様押しに弱いから少しはおとなしくしてくれたのでは？（いや…大人しくはならないか）
少なくとも、事前説明や嘆願があれば高耶さんもここまでメンタル瀕死にならなかったよ。新上杉のことを敵側から教えられるとか、なんの地獄？？

しかし、孤立無援の中から織田から加藤清正を離反させ、現代人の哲哉を味方にどんどん協力者が増えたのは、さすが高耶さんっっ！惚れる！
不良3人組から始まった総力戦は、ほんと圧巻の一言。
めちゃくちゃ登場人物多いのに、良くここまで描写できるなと、めちゃくちゃ胸熱でした。
情緒ズタボロにされますけど、火輪の王国編大好きです。

＃ドロドロ ＃ダーク

[ブクログ · ★★★★☆]

終わった…
途中「これホントにこの巻で終わるの!?」と何度もページ数を確認したり、もう怒涛のようなラストシーンでした。
とゆうかもう一冊あってもよかったんじゃないかと…若干詰め込みすぎて直江さん側の武将がかわいそう…。
とりあえず主人公2人の安否がわからないところですが、なにより千秋さんが…！漢って感じです！かっこよすぎる！