同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)
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Posted by ブクログ
感想
それぞれの視点でみんなが竜崎をどのように見ているかが分かる。大森署が竜崎流に染まりつつあることは分かる。
それぞれのセクションの立場などがあって大変な職場そう。
あらすじ
スピンオフ。竜崎以外が主役の短編集。貝沼副所長、畠山警視、野間崎管理官、関本刑事課長、久米地域課長、小松刑事係長、最後は伊丹刑事部長。
Posted by ブクログ
隠蔽捜査のスピンオフ。
竜崎が誰に対しても竜崎で、
誰の目から見ても竜崎である、
っていうお話の数々。
相手によって対応の仕方を変えたりしない気持ち良さ!
カッコイイ!!!面白かった。