【感想・ネタバレ】転迷―隠蔽捜査4―(新潮文庫)のレビュー

同じキャリア警察官の主人公「竜崎」と、幼馴染「伊丹」の物語。
とにかく「竜崎」のキャラ設定が秀逸!万事の『原理原則』に忠実で、しがらみの多い警察機構の中、ただひたすら『正論』『理屈』を武器に超合理的に全てを進めていく姿が痛快になってくると、あなたは立派な「竜崎」ファンです。堅物過ぎてヤな奴なのは否めませんが、対照キャラの「伊丹」が、それだけじゃないことを読者に説明してくれます。
的確な判断と部下への指示。こんな上司なら一生ついていきたいっす(かなり堅苦しいけど)。
ドラマ出演者が形容したのは「警察版 半沢直樹」。主人公のキャラは全く違えど、組織内の権力争いとスッキリする読後感は確かに似ているかも。1巻ごとの完結ですが、続巻も読みたくなること必至!そして続巻も期待以上です。(書店員・ラーダニーバ)

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Posted by ブクログ

どのシリーズでと言えるんだけど、きっとどこかで関係なさそうな複数の事件が繋がってくるんだろうなあと分かっていても、それに対応していく竜崎の対応や考え方に惹きつけられます。とっても魅力的な主人公です。今作はこれまでの作品と比較しても特段冴えてました!
「俺は署長だ。一国一城の主だ。」降格人事だろうとなんだろうと、周りからも一目置かれる署長めっちゃかっこいい。次も早く読みたい!

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2023年10月05日

Posted by ブクログ

竜崎さん、後半はいいように使われた感じ(笑
とは言え、しっかり全てを解決。
あんな腹の探り合いをする仕事は、したくないものだな。

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

外伝3.5も交えると5作目だけど今までの5冊で一番面白い。同時に発生する複数トラブルを淡々と処理する主人公竜崎のスーパー官僚ぶりは明快で良い。出来過ぎな展開だけど安心して読めた。

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2022年01月15日

Posted by ブクログ

主人公竜崎がとてもカッコ良い。こうありたいなぁ。と思ってたら、お世辞で、竜崎みたいでしたよと言われた笑笑。お世辞でも嬉しい

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2021年12月20日

Posted by ブクログ

隠蔽捜査シリーズ第四弾です。相変わらず竜崎の考えが冴えまくります。いつもあっという間に読んでしまう。オススメです!

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2021年12月07日

Posted by ブクログ

殺人、ひき逃げ、薬物と全然別の事案が一つになっていきます。
その捜査指揮を竜崎が受け持つことになる。
いつもながらの変人ぶりと真っ直ぐな姿勢にあっという間に引き込まれて読み切りました。
第5段も楽しみです。

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2021年05月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今野敏「隠蔽捜査」シリーズ長編第4作目(2011年9月単行本、2014年5月文庫本)、短編集も含めて5作目だ。今までのシリーズ最高傑作だと思う。
今まで通り主人公は元警察庁長官官房の総務課課長、大森署に署長として左遷された竜崎伸也47歳、東大卒のキャリアで階級は警視長である。家族は主婦の妻冴子、大学を卒業して広告代理店に勤める娘美紀、東大を目指す予備校生の息子邦彦の4人家族。
そしてもう一人の脇役主人公が警視庁刑事部長の伊丹俊太郎47歳。竜崎の幼馴染、小学生の同級生で私大卒ながら入庁キャリア同期生で同じ警視長である。

物語は同時期に発生した4つの事件、全く関係ない事件が繋がっているのを突き止めた時、事件の全貌が明らかになる。竜崎が組織を超越した人間関係を駆使して大胆に、痛快に全ての事件を解決した時、竜崎の存在感が遺憾なく発揮され、竜崎に反感を抱いていた人間が皆んな竜崎の軍門に下るのである。実に痛快な物語なのだ。

第1の事件は、大井署管内で起こった殺人事件。被害者は外務省中南米局南米課勤務の41歳の職員若尾光弘。
第2の事件は、大森署管内で起こったひき逃げ事件。被害者は62歳の無職、元外務省キャリアOB八田道夫。
第3の事件は、大森署管内で起こった麻薬売人逮捕事件。この売人は厚生省の麻薬取締部(通称マトリ)がターゲット組織壊滅の為に泳がせていた売人だった為、マトリの矢崎滋の猛烈な抗議を受ける事件になる。
第4の事件は、大森署管内で起こった連続放火事件。これだけは3件の事件とは関係ない事件だが、大森署管内の事件の為、捜査は並行して行われ、結果的に捜査員が捜査の中でひき逃げ事件の目撃情報を得て、一挙に核心へと進むことになるのである。

殺人事件は大井署に伊丹刑事部長を本部長とした捜査本部が出来、ひき逃げ事件は大森署に警視庁の柿本交通部長を本部長とした捜査本部が出来、竜崎は副本部長だが実務の指揮は本庁の土門交通捜査課長が執っていた。そして竜崎は大森署で麻薬売人逮捕事件でのマトリの矢崎との交渉をしながら、連続放火事件を指揮していた。
大井の殺人事件では外国人の被疑者が捜査線上に出てはいたが、外務省のガードが固く被害者の職務詳細の情報が取れずに捜査は進展しない。そして捜査協力をするはずの公安部とは情報共有すら出来ずにいた。
一方ひき逃げ事件でも明らかに故意に轢いた殺人事件として捜査されて来たが、目撃情報が取れずにこちらの捜査も行き詰まっていた。

そんな中、竜崎は知り合いの外務省キャリアから殺人被害者の外務省職員の職務がコロンビアの麻薬組織と関係していたこと、ひき逃げ事件の被害者の外務省OBは在ブラジル大使館からコロンビアによく出張していたことを聞き出すことに成功する。
そして高圧的なマトリとの交渉では、原理原則で論破する竜崎にマトリは屈し、情報交換の捜査協力の方針で今後は対処することになる。そして麻薬取引のバックの組織が暴力団「隆東会」だと言う情報を得るのである。
大森署で連続放火事件を追っていた戸高刑事は自分の情報屋からひき逃げ事件の犯人は「隆東会」の幹部天木兼一だという情報を得て、竜崎に報告。
竜崎はコロンビアの麻薬組織が日本での販路として「隆東会」と組むことを推測、殺された外務省の若尾はコロンビアで組織を内偵していた潜入捜査官だと言うことがバレて殺害され、若尾とコロンビアで親交があった八田をコロンビア組織が口封じの為「隆東会」に殺させたということを突き止める。
そして在コロンビア大使館には警察庁から一等書記官として赴任していた折口秀彦40歳が現在警察庁警備局警備企画課の理事官となっていることを突き止める。彼が潜入捜査の指揮を執っていたのである。
捜査が刑事部、交通部、公安部、外務省、厚生省、そして警察庁警備局警備企画課まで関係する組織が広がり、横の繋がりが無ければ絶対に全容はわからないはずだった。竜崎がその縦割り組織を壊して捜査しなければ解明しなかった。
伊丹と柿本はその広範囲な組織からの圧力から逃げて、両捜査本部の指揮を竜崎に投げてしまう。そして期待通り竜崎は解決する。
竜崎は両本部の連絡係に因縁の野間崎管理官を指名し、 野間崎は竜崎の仕事振りを間近に見て彼もまた竜崎の軍門に下ることになる。
何しろ次から次へと竜崎に反感を持っていた人物が竜崎の軍門に下っていく様が痛快な物語なのだ。

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2021年05月05日

Posted by ブクログ

今回も痛快で単純に面白い。
厚労省麻薬取締官、外務省国際情報官との対応はさすが竜崎さん。娘の結婚問題や息子の大学受験は次の巻でも続くのだろう。少し気になる。所々に出てくる署長決裁の押印シーンは作者のこだわりなんだな。

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2021年02月28日

Posted by ブクログ

竜崎シリーズを全て読んだが、ここまで痛快なのもなかなかない!

マトリ、外務省、交通部、公安、、、
全てを原理原則で繋ぎ、3つの事件を解決にみちびく、、、

凄すぎます!

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2020年12月19日

購入済み

このシリーズは今野さんの作品の中でも特に秀でて面白い。
東大出のエリート警察官が、息子の違法薬物使用で降格し、出世の道を絶たれたが、持ち前の『私利私欲ではなく国家の為に働くのが警察の役目』ぶれない太い一本の芯が周りの同僚や関係者の心を動かしていく。まだシリーズ途中だが、作者は主人公の竜崎をただの大森署の署長留まりにしておくはずがない。彼に関わる全ての人間から尊敬の念を抱かせる竜崎の警察官としての器は、本人が意図せずとも周りが最高峰に押し上げて行く筈だ。

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2018年07月21日

Posted by ブクログ

竜崎さん、ブレない。
周囲の人たちが影響されて変わっていくのが快い。
でも、竜崎さんも人間的には影響されてるのか、魅力的になってる気がする。
面白かった。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

今回も快刀乱麻の働き。厚労省の麻取や公安部、警視庁の交通部、外務省と色々な部署を相手に原理原則で押し切って行く。本人の意向を無視して隣の署の捜査本部長迄2つもやらされてしまう。最後は敵対者含めて、みんな呆れるか本来の業務を思い出すのか従ってしまう。あっという間に事件を解決するので爽快感に包まれてしまう。

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2024年04月11日

Posted by ブクログ

前のが性に合わなかったから、今回はスッキリ!
戸高との関係も、他の人との関係も段々面白くなってきた。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

2014年(発出2011年) 426ページ

・近隣の大井署管内での殺人事件。
・大森署管内でのひき逃げ事件。
・不審火の捜査。
・麻薬・覚醒剤売買の捜査に関しての麻取りからの抗議。
・美紀の恋人が乗った可能性のあるカザフスタンでの飛行機の墜落事故。
今回はいろいろな事案が立て続けに起こり、竜崎伸也はかなり頭を悩ませます。
殺人事件をめぐる外務省官僚との駆け引き。麻薬取締官と捜査方法についての応酬など。
混迷を極めそうなあらゆる事態を、竜崎は持ち前の合理性で打開していきます。
捜査方法をめぐる対立、キャリア、ノンキャリアが入り混じっての捜査など、大きなトラブルが発生することが予見できるのですが、最後には上手く収まってしますのです。今回も戸高が活躍!
情報屋を駆使しての捜査が事件解決への大きな鍵に。

『俺は大森署の署長だ。一国一城の主なのだ』

竜崎は大森署での仕事が気に入っています。
シリーズの続きがあるので竜崎が栄転になることはわかっているのですが、それを考えるとなんか寂しいなあ。

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2024年02月28日

Posted by ブクログ

冴え渡ってたわ〜!!
竜崎頼りにしすぎの伊丹にも慣れました笑
3つの事件で忙しい第4巻ですが大森署の連携、信頼、竜崎の采配レベルが上がってきたのがヒシヒシと伝わる内容でした♪

ただ…娘の恋愛事情に全く興味がないので笑
この先もウダウダと続くのかしら(-_-;)
若いんだからもっと遊べよ…


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2023年09月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

隠蔽捜査シリーズ第4作

大森署署長、竜崎伸也。
今作は大森署と近隣署管内で次々と事件が起こる。
さらに海外で航空機事故が起き、娘の恋人の安否が不明となる。

前作では恋煩いで、ちょっと戸惑った竜崎だったが、今作は一気に降りかかる難題を正論を貫き通して解決へと導いていく。
そして竜崎と関わる人々が、その言動に触れて少しずつ変わっていくのが面白い。

ただ、家族に対しては、変わってきたのは竜崎の方で、これは良い傾向だ。
いいぞー竜崎!

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2023年07月14日

Posted by ブクログ

隠蔽捜査シリーズ第四弾。大森署長竜崎伸也の身近で事件が頻発する。
事件の捜査をめぐり、幼なじみの伊丹刑事部長のほか、本庁の交通部長、厚労省の麻薬取締官や外務省とも、竜崎は渡り合う事になる。
冷静な判断で、次々と難局を乗り越えていく竜崎が非常に心地よい。

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2022年06月20日

Posted by ブクログ

元エリート警察官僚・大森警察署長・竜崎伸也。

大井署管内で、外務省キャリアの殺人事件が発生する。警視庁公安部が絡んでいる様子も…

大森署管内では悪質なひき逃げ事件が発生し、警視庁交通部から強行犯係の捜査への協力要請。

同じ頃、大森署管内では連続放火事件も発生。

また麻薬取締部からは大森署の捜査に対して苦情が。

警視庁、警察庁に加え、外務省、厚生労働省から無理難題が降りかかる。

それぞれの無理難題を、持ち前の頭脳で対処する原理原則主義者・竜崎。

外務省キャリア殺人事件、元外務省職員ひき逃げ事件、麻薬事件がつながり始める。

竜崎には縦割り行政なんて関係ない。
さすが竜崎。

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2022年06月18日

Posted by ブクログ

最初はあまり関係がよくない人間も気付くとみんな竜崎のことを認めてしまうのは、それほど魅力的な人だということなんだと思う。

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2022年05月08日

Posted by ブクログ

言うことが全て本音というのが凄いですね。竜崎のように突き抜けた人に憧れます。そんな竜崎に魅了され、対立していた人物が竜崎を尊敬するようになっていく様子は実に痛快です。

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2022年05月07日

Posted by ブクログ

シリーズ第四作。連続放火の捜査に追われる大森署管内で悪質なひき逃げ事件発生。大森署に捜査本部が置かれることになるが、捜査員が足りず、本庁交通部と一悶着。一方で麻薬取締官が怒鳴り込んでくる。難題が重なっていくが、着実に対応していく竜崎署長。そして全てが解決へと向かう。このスッキリ感が良い。

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2022年04月17日

Posted by ブクログ

竜崎シリーズ第4段。
今回も面倒な事件と人たちを、見事にさばいてました。野間崎さんとの関係はよくなってきたのが、良かった。
というか、一番面倒なのは、娘の美紀だったような気がしましたけどね…。

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2022年03月21日

Posted by ブクログ

一国一城の主じゃない!って言ってたのに!!
これにつきます
周りを変えて自分も変わっていく
いいシリーズものってこれだな〜

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2021年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この隠蔽捜査シリーズは面白い。一警察署長に左遷されながら、警察官僚時の信念のまま事件を解決する姿はスカッとする。
今回は殺人事件と轢き逃げ殺人事件がコロンビア麻薬カルテル絡みで繋がっていく。厚労省麻薬取締官や警察内部の公安部、外務省調査部等との絡みが面白い。

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2021年04月22日

Posted by ブクログ

原理原則を重んじ、東大以外は大学じゃないと言い切る竜崎のシリーズその4。

竜崎が署長を勤める大森署周辺で、多くの事案が発生する。
1つは悪質な轢逃げ。もう一つは隣の大井署管轄で起こった元外務省役人の殺人。
厚労省・麻薬取締捜査官からのクレーム。管轄内での連続放火。
更に娘・美紀の恋人がカザフスタンでの飛行機事故に遭遇した可能性があるとの話まで。
その上いつもの「判押し」は大量にある。本庁の刑事部長・伊丹も相変わらず相談してくる。
多くの悩ましい出来事に対し、優先順位と原理原則に従った判断を下しながら、
全てを解決しようと動くが。。。

普通の人から見れば融通の利かない、人間性に乏しいと思われる竜崎だが、
相手が面倒なプライドを持つ厚労省の役人だったり、一癖も二癖もあって手を焼きそうな外務省の役人だったりすると
非常に頼もしいというか、相手を丸め込んでくれる素晴らしい人物に見えてくる。
役人にとっては「プライド>原理原則」である為、痛快なのだ。
という事で、判を押しながらも轢逃げと殺人、麻取り、放火辺りは見事に切り抜けてくれるし、
「きっと大丈夫だろう」と思いながら読んでいた。

一方で相変わらず家では人間味の薄い、屁理屈な父親であり
奥さんの操縦法が素晴らしかったりする。
まあ、この辺がこのシリーズの楽しみどころであろう。

それにしても、竜崎はシリーズを追うごとにどんどん丸くなっている気がする。
今までは自分の考えを顧みたりしなかったのに、
本書の中では改めて考え直したりしている。
最初は非常に竜崎が嫌いだったのだが、シリーズを読み進めていくにつれだんだん嫌いではなくなってきたのは
きっと竜崎自身が少しずつ変化してきたからであろう。


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2021年03月14日

Posted by ブクログ

今回もやってくれました、竜崎さん。最初は敵視し、腹の探り合いをしていた相手も、話をしていく中で、感化され初心に戻っていく。最終の目的は何なのか。忖度せず合理的に解決に導いていく様は、読んでいて気持ちいい。涙目。竜崎の成長もシリーズものならでは。理想だよね。

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2021年01月29日

Posted by ブクログ

今回は竜崎署長に沢山の事案が、一気に押し寄せるが、整々と判断し処理する内容。相変わらずぶれない対応にシビレます!

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2021年01月10日

Posted by ブクログ

外務省職員の殺人事件、悪質なひき逃げ事件、娘の恋人が搭乗していると思しき飛行機の墜落事故など、次から次へと竜崎の身の回りに起こる出来事に翻弄されながらも、着実にその一つひとつに対処し、最終的には事件解決へと導きます。

途中、事案が錯綜し、竜崎自身も少しばかり混乱気味なところもありましたが、持ち前の「原理原則に従う」やり方で対処を重ねてゆく姿は、日ごろの仕事であれやこれやが重なった時の対処の見本として見習いたいものです。

交通部長や外務省職員、麻取りの矢島など対人折衝でも、最終的には竜崎のペースにもっていくあたり、やっぱさすがです。一手づつ、冷静に判断を下し打ち手を繰り出してゆくさまはまるで詰将棋を見ているかのようです。

ただ、今回の一連の事件のカギになっている麻薬組織にからむ部分は他の種類の事件と比べ、素人的には現実感が乏しい内容で、うまくイメージできず、話しに入り込みにくい部分があり、その分、星ひとつ減じた評価にしました。

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2020年09月20日

Posted by ブクログ

【隠蔽捜査シリーズ4】
大森署長、竜崎伸也は大忙し。考えなければならないことが、怒涛のように押し寄せた。

管轄内の悪質なひき逃げ事件と、連続放火。
隣の管轄で起こった殺人事件も余波がくる。
そして、覚醒剤の売人を検挙したら、厚労省のマトリから怒鳴り込まれる。
娘:美紀の彼が乗ったかもしれないカザフスタン発の飛行機の墜落ニュースで気を揉み、外務省に問い合わせもしたり。。。家族のためにひと肌脱ぐなんて、家庭人として成長している竜崎! 

そして全てに采配を奮う姿はやっぱり素敵な変人♡ みんな彼には敵わない!

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2023年05月12日

Posted by ブクログ


国家に尽くすという大義と、それを達成するために一切のムダを省く合理的な思考・・・。過去に一度だけ、そんな上司に仕えたことがある。 一時は、そんな人物に成ろうと努めてみたが、持って生まれた性格や資質は簡単に変わるはずもなく諦めた。 だから余計に竜崎が輝いて見える。(*^_^*)

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2023年04月29日

Posted by ブクログ

11月-09。3.5点。
新作出たため、再読。スピード展開、ラストの一気解決は、あまりにも上手くいき過ぎの気が。。。
でも面白い。

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2022年11月15日

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