【感想・ネタバレ】御宿かわせみ2 江戸の子守唄のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年10月21日

▼「江戸の子守唄」「お役者松」「迷子石」「幼なじみ」「宵節句」「ほととぎす啼く」「七夕の客」「王子の滝」

▼2巻まで読んで、悪く言えばマンネリだが、良く言えば安心安定という魅力も良く分かった気がしました。(自分にとっては)面白いです。もちろん読みたい気分のときとそうじゃないときがありますけれど。
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▼やっぱり、女性である「るい」が一応の感情的な主人公。作者が女性だから、というのは置いておいたとしても、やっぱり女性目線の子供や家族についてのエピソードが印象に残った気がします。

▼それも、江戸時代末期の江戸(つまり都市文化爛熟)で、独身の女性が事業主となって宿泊業を経営していて…という物語の前提なので、(東吾との恋愛自体は当然ながら江戸時代的というか昭和的な男女関係感覚ではあるにしても)女性の社会的なポジション取り、という観点かもけっこう、面白いと思います。

▼断続的に読み続けるでしょう。池波正太郎は電子で、平岩弓枝さんはBOOKOFFで、と深い理由なく決めたので‥‥。

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Posted by ブクログ 2016年09月17日

一話目の江戸の子守唄が良かったです。
兄嫁の香苗さんも良かったし、
妹の七重さんも好きにはなれなかったですが心意気の良い人でしたし、
山形の紅花の色あいも想像出来て、
最後にあの子がお母さんと幸せになれそうでとても良かったです。

お役者松の変わった掏摸の松吉、
幼なじみの恋愛模様も良かったです。

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Posted by ブクログ 2012年12月23日

江戸情緒が溢れる捕物帳シリーズ「御宿かわせみ」の第二弾。
「江戸の子守唄」「お役者松」「迷子石」「幼なじみ」「宵節句」「ほととぎす啼く」「七夕の客」「王子の滝」の全8短編を収録。
相変わらず、東吾とるいの恋愛模様を背景に(るいの言動が可愛い(笑))、捕物劇が重なり合って、時にはスピード感を持ち、時に...続きを読むは江戸風情をゆっくり噛みしめながら展開される物語が楽しいです。
最初の方の物語はどちらかというと物悲しい話が続きますが、今回は「幼なじみ」「宵節句」「七夕の客」などテレビシリーズで観た記憶のある物語も多く、テレビの配役と声を重ね合わせて楽しむことができました。やはり自分は八丁堀同心の畝源三郎がいいですねえ。(笑)また、今回は「江戸の子守唄」をはじめ、麻生家とのかかわりが描写されはじめて、東吾とるいの緊張感をもった関係もよくわかるようになっています。後半の「ほととぎす啼く」「七夕の客」、そして特に「王子の滝」はミステリー要素の色合いも濃く、多様な面を持つ本シリーズの魅力をよくあらわしているといえるでしょう。
本シリーズは長いですが、また次を読んでみようかなと思わせる作品群です。

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Posted by ブクログ 2018年10月14日

とりたてて派手さはないのだが、掌編は読みやすいし、延々と続編もあることだし、安心して手にとることができる。

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Posted by ブクログ 2011年03月15日

・江戸の子守唄
・お役者松
・迷子石
・幼なじみ
・宵節句
・ほととぎす啼く
・七夕の客
・王子の滝

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Posted by ブクログ 2018年01月12日

江戸捕物シリーズ第二弾。1979年刊行だから随分古くに書かれたものだが題材的にも内容的にも色あせない。結びを綺麗に装うきらいはあるが。2018.1.12

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Posted by ブクログ 2013年10月24日

するすると読めてしまうけれど、残るものは少ないような…^^;
るいと東吾の二人は一緒になれないなりにも、気持ち的には安定している関係だと思います。その二人の会話とか関係性は女性作家さんならではのものがあるのかなぁと感じます。
この巻は印象に残る話があまりないように思えました。残念。

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