松田志乃ぶのレビュー一覧
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後宮にあがった宮子。目立ちたくないという願いもむなしく、早速、東宮のお妃候補といわれる姫君に目をつけられる。その上、二人を囲んで、宮中全体を巻き込む一大イベントが行われることに。
平安ものはあまり読まないのですが、このシリーズは好きです。古き良きコバルトっていう感じで。
今回も安定して蛍の宮がかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
身代わりの姫君となった宮子。姫君教育に悲鳴を上げていた折、“桐壺の更衣"と面会する役目を申しつけられる。…が、それは災難への入口だった。
わりと物騒な2巻。蛍の宮がいいキャラクター。東宮との対比が好きです。Posted by ブクログ -
ついに、リングランド宮殿に乗り込むウィリアム一行。
だが、敵の土俵でのけんかはやはり危険に満ちていて、とてもスリリング。
そんな中にも、ほのぼのとしたシーンも盛り込まれていて、ファンの気持ちを和ませてくれるサービスもたっぷりある。
王妃との対決は、ますます激化しそう。Posted by ブクログ -
短編集。
ジュリエットがいつもはめている指輪を手に入れた時のエピソードを含む。
やはり、このシリーズのおもしろさは、困難な状況に陥っても、かえってそれを楽しんでしまうくらいの能天気さにあると思う。
二人のいちゃいちゃは最強。Posted by ブクログ -
四海家当主会談完結。
大人に戻れなくなった兄ウィリアムの身代わりをつとめるヴィヴィアン。
ウィリアムのことを敬愛するヴィヴィアンだから、立派に身代わりをつとめるのだけれど、ジュリエットと新婚らしい雰囲気を出すところまではいかなくて…。
ヴィヴィアンが、母レディ・ドーラにもっと甘い雰囲気を出せと詰め寄...続きを読むPosted by ブクログ -
最終回後の補完のお話。
入代前後の宮子と次郎君のお話と、蛍の宮のお話と漫画が収録されています。
宮子も次郎君の幸せそうで良かった!
2冊同時発売なのでもう1冊の方も楽しみです。Posted by ブクログ -
悪魔のような花婿の第2作目!
妖艶なリングランドの王妃がついに動き出す。
王妃が向けた刺客とは…?
鴉使いからの伝達で、王妃の画策を潰す為に西洲の四海家が悪魔城で会合を開くことになったのだが…。
呪いで縮んだはずのジュリエットの身長が元通りに!?
またしても大人になれなくなってしまったウィリアム...続きを読むPosted by ブクログ -
売れてるだけはあるなあ!
デビュー作後、1年半かけてあれこれ書いた結果というだけあって、渾身の一作という感じ。
キャラは立ってるし(意外性大あり)、展開面白い。
やっぱり、庶民がお姫様になるというのは夢だよね。宮子はあんまりお姫様生活を享受してはない気もするけど、なんか華やかでいいし☆
大姫失踪と...続きを読むPosted by ブクログ -
リングランド王妃の呪いで、子供のままになってしまったウィリアム。
ヴィヴィアンがウィリアムの代わりを勤めることになって……。
ミステリの事件編です。
次巻の「薔薇色の横恋慕」で、一応解決します。
「イチャイチャしなさい」「ムラムラしなさい」と、
母親から無理難題を押し付けられるヴィヴィアンが笑え...続きを読むPosted by ブクログ -
「花婿」と書いて「あなた」と読みます。通称「悪婿」シリーズ。
名探偵コナンみたいな感じ?
見た目は子供、頭脳は大人、悪魔伯爵バジル!!みたいな。
『嘘つきは姫君のはじまり』と同じ作者です。ちょいミステリ風味。
基本的には、甘エロ・寸止め。Posted by ブクログ -
タイトルは「寵愛の終焉」ですが、宮子の方が拒否ってます。
そして、フラれても諦めない次郎君。
「後朝(きぬぎぬ)」という章があります。ちょっとドキドキ?
※恋人同士が、別れの朝に衣服を交換することPosted by ブクログ -
大姫との東宮妃対決、ひとまず決着(休戦?)です。
蛍の宮が大活躍。
ストイックな後宮育ち。良いですね。
源高明との会話が、この時代の政治って感じがします。Posted by ブクログ -
後編は二手に分かれます。
百舌殿に残り、犯人を捜す馨子組(有子・真幸・文殊丸)
宮中に戻り、鏡を探す宮子組(次郎君・蛍の宮)
宮子組は少年探偵団のようで面白かったです。
連続殺人犯は、ちょっとファンタジー過ぎ(汗Posted by ブクログ -
1巻目で失踪した大姫が戻ってきました。
衝撃のラスト。次巻の『東宮の求婚』が解決編になっています。
この巻から恋愛色が濃くなります。
東宮妃争いは大変ですね。Posted by ブクログ -
平安ロマンティックミステリィ。
久しぶりにコバルトコバルトしました。甘い!甘い!!生クリームたっぷりのイチゴぱふぇ特盛りを食べたみたい。でももっと食べたい。Posted by ブクログ -
ガチで少年たちの恋戦。2人の対面はサブタイから予測しつつも、「おおっ!!」とドキドキしました。馨子様に隠れちゃうけど、次郎君も賢いですよね・・・そして同族の血筋を引いているなぁと。
有子姫の恋は宮子たちの恋模様に負けず劣らず、むしろ宮子よりも前途多難で叶いようがない気がするんですが、頑張って欲しいな...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻が面白かったと思ったら、2巻も出てたので買ってみました。
前回は、魔法の呪いのお話で魔女が出てきましたが、今回は前回ではちらっとしか出てきてなかった、王家の陰謀のお話がメインで、しかも気になるところで終わってました。
サブタイトルの「遅れてきた求婚者」って誰?って思ってたら、四海家の一人、ヒュ...続きを読むPosted by ブクログ -
終わってみたら、「あ、ちゃんとミステリだったんですねこれ!」と驚いたす。普通に後宮ラブコメ政治もの的な何かだと思って読んでたよ私・・・!!
乳兄弟のひっかけは普通にひっかかる。でもミステリ慣れした人だったらちゃんと気づけそうなギミック具合なので私が鈍いだけか。
てかこの巻読むと、次郎君の優しさは博愛...続きを読むPosted by ブクログ