松田志乃ぶのレビュー一覧
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呪いや敵もなくなって幸せに暮らしました、めでたしめでたし…となったみんなの様子をかいま見てみましょうという短編集。
ウィリアムとジュリエットは相変わらずのラブラブでごちそうさまという感じだし。
ヒューとサラは追えば逃げるといった感じで著しい進歩はなかったのかな。
ただ、サラが変身依存症か!と心配...続きを読むPosted by ブクログ -
うー、長く続いたこのシリーズもやっと大団円(?)。
前巻まで、ドロドロとした宮廷での権謀術数のお話だったので、真夏の夜の夢のようなファンタジックな展開がなかなか良かった。
これまでにも、もう少しコメディタッチのドタバタがあってもよかったにな。
ヒロインの危機には、やはりあの人(?)が颯爽とあら...続きを読むPosted by ブクログ -
本編が終了後のお話の短編集です。
■プリンセス・フェスティバル
ウイリアムとジュリエットが本当の初夜を迎えてから5年後。すでに3人の子持ちになってて、頑張りすぎでしょう、なんて。
ラブラブな二人が麓の村から美少女を預かることになって、ウイリアムに浮気疑惑が。確かにお芝居を打つのはいいけど、あんな...続きを読むPosted by ブクログ -
王妃との息詰まる争いもやっと決着に。
みんなそれぞれがんばったけれど、今回はやはりイブニング・フェイスの独り舞台と言ってもいいほどの大活躍だった。
オールド・ローズと国の盛衰にまつわる話が、意表を突いていてなかなかおもしろかった。
宮廷の華麗な風俗の描写もこの作者ならではの表現力でとても魅力的だ...続きを読むPosted by ブクログ -
悪婿シリーズ5巻目。
宮廷編はじまりました。
王妃のいる王宮へ行くことになったバジル伯爵家一行の宮廷デビューはすさまじいものでした(笑)目立つことに重点を置いた彼らの登場は王宮の貴族たちの注目の的に。美形集団を前にした貴族のお嬢様たちの反応がとても面白かったです。テンション高いな(笑)と思いました。...続きを読むPosted by ブクログ -
「悪婿」シリーズの短編集。
ダイヤモンドは淑女の親友
キスと薔薇の日々
悪魔のレシピ
これはかぼちゃ王国の鍵
以上の4編が収録されています。
この短編集から挿絵担当がCielさんに替わりました。美形がたくさん出てきます。以前よりイラストがキラキラしてます。
本編が王宮編に入る前の短編集なのでど...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ第3巻。
王妃の陰謀を阻止すべく始まった四海会談。王妃に加担している裏切り者は誰なのか分からないまま話し合いは進んでいく。そんな中、ジュリエットは三家の当主たちにまつわる陰惨な噂を耳にする。どの噂も度を超した信じがたいものばかりだったが、ある日、ヒューの紋章印が何者かに奪われてしまい、ジュ...続きを読むPosted by ブクログ -
悪魔のような花婿シリーズ2巻目。
悪魔伯爵ウイリアムと結婚し、幸せな新婚生活を送るジュリエット。子どものままの体で成長しないという呪いを魔女カスタードにかけられたウイリアムだが、前巻でその呪いが半分だけ解除された。ジュリエットにむらむらした気持ちを抱くと途端に体が12歳の少年のものに変わってしまう...続きを読むPosted by ブクログ -
王妃との対決は命がけの戦いになるだろうなとは予想していたが、やはりそうなってしまった。
しかし、一巻に収まらないためか、長さも短めでものすごくいいところで終わってしまい、残念なことこのうえない。
早く続きを読まなくては。
本編が短かった分、ウィリアムの両親の馴れ初めを描いた短編も収録されていて、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
絵は相変わらず可愛いな(´∀`)原作本当読みたいです。いつか時間があるとき買いたいなあ。てかめっちゃいいとこで終わった…。続きどうなるんだろドキドキです!!アリス可愛いよお(≧▽≦)Posted by ブクログ
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後宮が幸せに満たされる中、有子姫はひとり、実らない恋を胸に秘めていた。お騒がせ乳姉妹を支え続けた、気が強くて毒舌で、でも本当は優しい有子姫の恋の行方は―。
うぉおおお!有子さまよかったね。
真幸とのお話がかなり胸キュンでした。本編は後宮メインの話だったので、京の外へ遠駆けとかも、新鮮でよかったです...続きを読むPosted by ブクログ -
次郎君のそばで生きるため、身代わり姫から「本物の姫君」になる決意をした宮子。いよいよ、入内と初夜を迎えることになるが、またもや大騒動が巻き起こる。
雅やかな香合わせが、いかにも平安!って感じでうっとりしました。
鳩子さま、やっぱり最高。
蛍の宮の短編はあの10倍くらいの分量を読みたかったです。蛍の...続きを読むPosted by ブクログ -
四切刀をめぐる騒動が拡大する中、宮子と次郎君を庇い、深手の傷を負った真幸。これ以上、宮子に後宮で生きる重荷を負わせたくないと考えた次郎君は、宮子に別れを告げ、真幸の元に帰そうとするが。
相変わらず真幸に涙!
たぶん身代わり姫の話がなければ、この上なく幸せに二人で暮らしていったことが想像できるので泣...続きを読むPosted by ブクログ -
次郎君を支えるため、後宮に戻った宮子。しかし次郎君の失声の病はなかなか回復しない。市の聖の話を聞くことを薦められ、宮子と次郎君は一緒に市に向かう。だが、見知らぬ侍に襲われ、連れ去られてしまう。
このシリーズを知らない頃、コバルトの新刊案内を見て綺麗な絵だなぁと思っていました。
それはさておき、蛍...続きを読むPosted by ブクログ -
宮子の秘密に気づき、真相を究明しようとする次郎君と、宮子の帰りを待つ真幸。ふたりは偶然、文殊丸の住む邸で「名刀」をめぐる騒動に巻き込まれてしまう。初めて顔を合わせた二人だったが。
真幸表紙だよ、表紙!と興奮した一冊。
姫子さまにいやされつつも、恋戦にやられました。
宮子に何もなかったら真幸と宮子が...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに、次郎君からはっきりと求婚された宮子。しかし、秘密を抱えた身代わり姫である自分が、東宮である彼の想いを受け入れることはできない。そんな状況に苦しむ宮子は、ある決意をする。
五節の君と姫子さまが良い主従!
姫子さま無敵の姫君でしょう。なんかこのまま成長したらと思うと末おそろしいです。
それにし...続きを読むPosted by ブクログ -
衝撃的な結末を迎えた百舌殿での事件。すべてが終わった今、大姫が九条家に戻ることを知る宮子。それはつまり、九条家の姫君がふたりになる事を意味していて。
大姫が出てきてから、ハラハラしっぱなしなこのシリーズ。
読みながら上手い展開だなぁとしみじみ思ってしまったり。
大姫様と篝の恋が気になってしかたない...続きを読むPosted by ブクログ -
盗賊の館である百舌殿で、連続殺人事件に巻き込まれてしまった宮子たち。一人だけ後宮に戻された宮子は、次郎君の協力を得て「五衰の鏡」探しに奮闘する。
真幸ー!
この巻であなたのことがもっと好きになりました。世話焼きで損な気質ですね。
この前後編からぐっとこの物語の闇が深まり、骨太になった気がします。...続きを読むPosted by ブクログ -
駆け落ちしたはずの大姫が、見つかったとの文を受け取り、真相を探るため市に出かける宮子。そこで美貌の女盗賊・竜田と再会。行動を共にするうち、想像を超えた大事件に巻き込まれて。
真幸が今巻はけっこう活躍してくれてうれしかったです。彼の存在感が濃くなった感じがします。
でも次郎君がいるということは………...続きを読むPosted by ブクログ -
副題にある仮面舞踏会は今回はなし。
王妃との直接対決も次回へ。
今巻では、真の敵の正体がおぼろげながらわかってきた。いかにも、強敵という感じで、ジュリエットに危険が迫るのではと心配。
いつもよりシリアスな場面が多かったが、ウィリアムのタライの比喩が傑作だった。Posted by ブクログ