風野真知雄のレビュー一覧
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織江とにゃん太の酒盛りがいいなぁ。
会えなくてもいき違っても、どこかでちゃんと繋がっている織江と彦馬。運命の絆の強さなのか。
母娘の会話と死闘、雅江の思いが胸を打つ。ラストは静かに涙。
川村の加勢をするはずだった鳥居が、あっさり菩薩に与したシーンには思わず吹き出してしまった。Posted by ブクログ -
長い道のりを乗り越えた再会よかった~。迷い苦しんで闘ってきた姿を見てきたから、毅然と名乗る織江の決意を秘めた船上の登場に胸がスッとする。
雁次郎始めおもしろい登場人物ばかりなので、完結は嬉しくお別れは寂しい。
脇役一人一人にまで作者の愛着が伝わってくるような良い作品だった。Posted by ブクログ -
幼い頃からよく知っている相手、ギリギリまでわからない手の内、くノ一同士の意地がぶつかり合う心理戦は今までの暗闘よりも熱く激しい。
にゃん太の活躍にはニヤリ☆嬉しい読者サービス。
結局刺客三人とも捕獲命令を守ろうとしてなくて、上司の立場形なしの川村に同情票を入れてしまいそう。Posted by ブクログ -
雁次郎に一喜一憂。気持ちよく騙された~。
焦らされる二人の再会にウズウズ。お蝶の動きにドキドキ、敵か味方か…。今巻の助っ人は駆けつけてくれて私的に一番嬉しい助っ人だった。Posted by ブクログ -
お上に追われている人々が、小鈴の店に集まる。北斎も追われているので逃げる算段をつけている時に捻挫。逃げるための車椅子を作りおえいと逃げていく。
まだまだ続く模様。Posted by ブクログ -
妻は、くノ一シリーズの最終巻です。
七夕の日、彦馬くんと織江ちゃんは再会できました。
後記はなくて良かったと言う人がいるかもしれないけれど、らじはラストにその後の二人が書かれていて良かった。
苦難の末に再び結ばれて、人生50年を共にした二人が、恋だけではなく名前のない例えて言うなら愛のようなものを...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ三作目。主人公靜湖姫が、どんどん好きになっています。どんどんもてていってるんですが、彼女のことを好きになる気持ちがわかるような気がします。これから彼女自身は、どんなふうに誰に恋をしていくのか、これからが気になります。Posted by ブクログ
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お姫様登場です。登場人物も増えて、それぞれ活躍してるんですが、ヒロインの活躍がピカイチです。彼女のことがどんどん好きになっていきます。Posted by ブクログ
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シリーズ二作目。出たばかりですが、次回作が楽しみです。気楽に楽しめながらも、後からじんわり考えさせられたり、くすっと笑わされたり、お勧めの一冊です。Posted by ブクログ
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「苦しみながら、働きつづけるのだ。安住などというものを求めてはいけない。なぜなら、この世は巡礼なのだから」
そうだったのか、ほっとした。それなら安心して、苦しみながら働き続けよう!Posted by ブクログ -
第三の刺客は、かつては母雅江と競い合った、天守閣のくノ一“浜路”でも、いままでの敵のように「やっちまえ!」とは思えない、「じゃあね、織江ちゃん」切ない最後でした。 --人生は詐欺みたいなものよね。何かが微妙にずれていく。願ったもの、思っていたものとは違う現実が立ち上がってくる。それを前にして、人は唖...続きを読むPosted by ブクログ
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切れ味抜群という感じでした。いつもより耳袋率が高いような気もしたのは全ページ数が少なめだからでしょうか。
おたかさんがやっぱりいいな〜。所々、生命というものについて考えてしまうような気がしたのは、最近の世情のせいでしょうか?
そして、今後の展開がまたまた気になる一冊でした。Posted by ブクログ -
項羽とその軍師范増を離間させるなど、奇策を用いて劉邦の命を六度も救った軍師陳平。その見事な知謀を余す所なく活写した評伝小説。
項羽との覇権争いに勝った劉邦の下には、名軍師張良と並び称されるもう一人の「知謀の士」がいた――その名は陳平。
貧しい家の生まれながら、天下に志を立てようと考えた彼は、初め項...続きを読むPosted by ブクログ -
1~9巻までずっと楽しく読んでたけど、
最終巻は、最後の最後ですっごく泣きました。
うちの奥さんと出会ってから33年、
もう折り返し地点は過ぎてしまったかな。
あとどれだけ一緒にいられるだろう。
気持ちはぜんぜん変わってないんだけど。Posted by ブクログ