下郎の月 大江戸定年組4

下郎の月 大江戸定年組4

770円 (税込)

3pt

4.1

職こそ退いたが、旧友三人の隠居暮らしは内にも外にも事件が続いて、席の暖まる暇もない。ある日、亭主の仇討ちをとめてくれと、八百屋の女房が駆け込んだ。聞くと亭主は町道場では知られた顔で、腕に覚えがあるらしい。だか相手は敵対する道場の主で、勝ち目はまずない。諦めさせるべく思案を凝らすが、二人はついに立ち合ってしまった……。

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大江戸定年組 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • 初秋の剣 大江戸定年組1
    770円 (税込)
    三人の男は職を退いた。町方同心の藤村慎三郎、三千五百石の旗本夏木忠継、町人の七福仁左衛門。旧友の三人はまだまだ気力体力ともに充分で、さてこれからどう生きるかと思案。三人の願いは、いい景色の中で暮らすこと。手頃な隠れ家〈初秋亭〉を根城に、江戸市中の厄介事解決に乗り出した。手前の女房がさらわれまして──初めての事件は、豪商からの突飛な話で始まった。 時代小説の実力派が挑む市井小説の傑作!
  • 菩薩の船 大江戸定年組2
    770円 (税込)
    隠居した旧友三人の前職は、町方同心、旗本、商人とさまざまだ。気力体力ともに自信がある彼らは手頃な隠れ家を手に入れて、江戸市中の厄介事に首を突っ込んでいった。まだまだどうして、世の中の役に立つかもしれない。そんな思いの彼らの前に、今日も奇妙な事件が舞い込んだ。なんでも、深川のはずれの森に裸の女が現われる、というのだ。
  • 起死の矢 大江戸定年組3
    770円 (税込)
    町方同心・旗本・商人と前職こそ違え、旧友三人の仲は、隠居後さらに深まった。隠れ家に集っては江戸の怪事件解決に走り回る悠々自適の日々。そんな三人のひとりが中風で倒れた。意識を失い、寝たままだ。目覚めたら体の半分が動かない。なんとか元に戻らないものか。気落ちして生気をなくした友を助けつつ、怪事件解決に奔放する仲間たちの奮闘が始まった。
  • 下郎の月 大江戸定年組4
    770円 (税込)
    職こそ退いたが、旧友三人の隠居暮らしは内にも外にも事件が続いて、席の暖まる暇もない。ある日、亭主の仇討ちをとめてくれと、八百屋の女房が駆け込んだ。聞くと亭主は町道場では知られた顔で、腕に覚えがあるらしい。だか相手は敵対する道場の主で、勝ち目はまずない。諦めさせるべく思案を凝らすが、二人はついに立ち合ってしまった……。
  • 金狐の首 大江戸定年組5
    770円 (税込)
    隠居した旧友三人組に、大奥から宿下(やどさ)がりしたばかりの女が持ちかけてきた相談は、奇妙なものだった。隣家の儒者が嫌がらせをして困る、というのだ。執拗な嫌がらせをする儒者の目的は何か? さらに、女の家を窺う怪しげな影。女は大奥の秘密を抱いて宿下がりしてきたのか? 不気味な疑惑に身を震わせる三人組は……。
  • 善鬼の面 大江戸定年組6
    770円 (税込)
    隠居はしたものの旧友三人組の周辺はなにかと忙しい。「倅が変なんです」と、今日も小間物屋の主人が難題を持ち込んできた。能面を被ったままで、町を歩くときも取らないという。名人の彫ったその面は俯くと表情の変わる逸品で「善鬼の面」というらしい。若旦那の奇妙な行動を探るため、三人は跡をつけたが……。
  • 神奥の山 大江戸定年組7
    770円 (税込)
    隠居した旧友三人組には相談事がひきもきらず、退屈とは無縁の毎日だが、いまだ解けぬ謎があった。岡っ引きの鮫蔵は誰に腹を刺されたのか。市中にはびこる信仰集団「げむげむ」の仕業なのか。鮫蔵が生きていると聞いて動揺したのは、蘭法医の寿庵だった。聖人のような寿庵にもうひとつの顔が現われたのだ

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下郎の月 大江戸定年組4 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代の社会問題を「江戸」というオブラートでやさしく包んで、さらりと問題提起。人生を「真剣に」笑いとばす!

    0
    2012年05月03日

    Posted by ブクログ

    「女を嬉しがらせない実ってなんですか?」と、かな女。藤村さん、「実」にこだわってますけど嘘でも慰められる時ありますよね?

    0
    2022年02月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大江戸定年組4巻、夏木は麻痺した左半身の回復に努め、杖があれば歩けるまで回復しました。ところが商人の隠居七福仁佐衛門の息子の不始末で財産のほとんどを失ってしまいます。そんな騒動があった正月明けの隠居暮らしのある日、亭主の仇討ちを止めてくれと八百屋の女房が駆け込んだ。聞くと亭主は町道場では知られた顔で

    0
    2014年06月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    七福仁左衛門の倅鯉右衛門。
    詐欺に引っかかり損失を補おうと、賭けに出た商売が失敗し、店を失う。失意の鯉右衛門は酒に逃げる日々。
    女郎上がりの愛妻おちさはハッパをかけるが喧嘩になる始末。

    そんな折キンタマを狙う下段の剣ばかり修行し強くなった八百屋が話題になる。
    どうも八百屋は口汚く叱責を受け金タマを

    0
    2018年09月30日

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