濤の彼方 妻は、くノ一 10
  • 完結
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濤の彼方 妻は、くノ一 10

550円 (税込)

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星が降るような夜空の下、織江と初めて出逢ったのは、もう2年近くも前のことだった。長崎へと進む船の上で、彦馬は出逢いの時のこと、そして離れ離れの月日のことを想っていた。諸外国を巡るよう静山から任ぜられた彦馬は、一緒に日本を脱出するため、織江を待ち続ける。だが、織江を狙う黒い影もまた、長崎の地へ向かっていた。さまざまな想いが行き交う彼の地で、最後の戦いが始まる──。「妻は、くノ一」、ついに完結!

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妻は、くノ一 のシリーズ作品

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  • 妻は、くノ一
    完結
    550円 (税込)
    平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった! そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。〈文庫書き下ろし〉
  • 星影の女 妻は、くノ一 2
    完結
    506円 (税込)
    「わしがこの国を開いてやる」江戸藩邸で「甲子夜話」の執筆にいそしむ元平戸藩主、松浦静山はこともなく言い放った。友人の千右衛門に連れられ下屋敷に呼び出された雙星彦馬は仰天。こんな発言は露見すると即座に打ち首だった。天文航海に通じた彦馬に期するものでもあるのか。神田妻恋坂の裏長屋に居を定め、寺子屋の合間を縫って織江を探す彦馬。だが、花のお江戸は今日もまた驚きの連続なのだった…。人気シリーズ第2弾。
  • 身も心も 妻は、くノ一 3
    完結
    506円 (税込)
    元平戸藩主、松浦静山に気に入られ、たびたび下屋敷に呼び出されるようになった雙星彦馬。妻の織江を探しに江戸へ出てきたのだが、天体観測を付き合わされたり、巷で起きる事件の調査を頼まれたり。そのため彦馬の織江探しは、静山が綴る「甲子夜話」のようには着々と進まない。だが彦馬は知るよしもなかった。お庭番の密命を帯びた織江が、飯炊き女になりすまし静山の下屋敷に潜入していたことを。大好評のシリーズ第3弾。
  • 風の囁き 妻は、くノ一 4
    完結
    506円 (税込)
    松浦静山の下屋敷に飯炊き女として潜入した織江は、ついに静山の密貿易と野心の証拠をつかんだ。だが、これを提出すれば静山ばかりか、夫の彦馬にも破滅が訪れてしまう。くノ一としての義理と、妻としての人情。その板ばさみに悩む織江を、お庭番の頭領・川村真一郎がじわじわと追いつめていく。窮地に陥った織江に、くノ一の先輩でもある母が忠告した言葉。それは驚くべきものだった。人気作家の絶好調シリーズ第4弾!
  • 月光値千両 妻は、くノ一 5
    完結
    550円 (税込)
    ついに織江の正体を知った雙星彦馬。しかし彦馬は、それでも妻を信じて再び逢える日を待つ。一方、静山の屋敷から失踪した織江は、悩みながらもお庭番から離れることを決意した。母・雅江はその手助けに、最後の力を振り絞る。2人を抹殺するため、お庭番の頭領・川村真一郎率いる忍びたちが迫り来る。危機一髪のところで助けに入ったのは意外な人物だった。織江の驚くべき過去が明らかに! 急展開の大人気シリーズ第5弾!
  • 宵闇迫れば 妻は、くノ一 6
    完結
    506円 (税込)
    織江が実の娘であることを知った松浦静山。だが静山は、織江にそれを知らせぬまま、ひそかに守りつづけることを決意する。一方、織江は江戸の市中に潜み、母の死、そして一生追われ続けるという過酷な運命に打ちのめされ、酒に溺れる日々を送っていた。時には死すら、頭をよぎる──。そんな織江を捕らえるため、新たな刺客が放たれた。「夜に溶ける」と噂される不気味な忍びの正体は? 大人気シリーズ、緊迫の第6弾!
  • 美姫の夢 妻は、くノ一 7
    完結
    506円 (税込)
    夫の彦馬に逢いたい。その想いを抑えられず、お庭番を抜けて逃亡中の織江は、変装して彦馬の家にほど近い妻恋坂を歩いていた。ある日、怪しげな男が落とした奇妙な形のものを拾う。それが新たな追っ手の罠だとは、知るよしもなかった。さらに織江は、彦馬が美しい女性と歩いているところを目撃、次第に心を乱されてゆく。そのころ彦馬は、占いによりある運命を予言されるのだが──。大きな予感に満ちた、シリーズ第7弾!
  • 胸の振子 妻は、くノ一 8
    完結
    506円 (税込)
    神田明神近く、大通りの外れにいつのまにかできたごく庶民的な飲み屋〈浜路〉。ほっこりとした女将を目当てに、鳥居耀藏や同心の原田は常連となり、彦馬も連れられて度々足を運んでいた。追っ手の影を恐れ、彦馬の周囲に注意を払っていた織江は、彦馬が訪れるその店の正体を知る。そこには、思いもよらぬ苛酷な運命が待ち受けていたのだった。ついに静山の幽霊船貿易も始動し、江戸はにわかにざわめく。大人気シリーズ第8弾!
  • 国境の南 妻は、くノ一 9
    完結
    506円 (税込)
    度重なる刺客との戦いに、織江は疲れを感じていた。彦馬を好きでなくなれば、一人で逃げ切れるかもしれない。切ない想いに動かされ、織江は自らに心術をかける。「あれは一時の気の迷い。恋なんてすべていつわりなんだ。幻なのさ…」。そんなある日、織江は妻恋坂下で呼び止められる。相手はなんと、幼馴染みのくノ一、お蝶。彼女は果たして刺客なのか? 一方彦馬は、静山の指示でついに江戸を離れることに──。激動の第9弾!
  • 濤の彼方 妻は、くノ一 10
    完結
    550円 (税込)
    星が降るような夜空の下、織江と初めて出逢ったのは、もう2年近くも前のことだった。長崎へと進む船の上で、彦馬は出逢いの時のこと、そして離れ離れの月日のことを想っていた。諸外国を巡るよう静山から任ぜられた彦馬は、一緒に日本を脱出するため、織江を待ち続ける。だが、織江を狙う黒い影もまた、長崎の地へ向かっていた。さまざまな想いが行き交う彼の地で、最後の戦いが始まる──。「妻は、くノ一」、ついに完結!

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濤の彼方 妻は、くノ一 10 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月04日

    読み終わるのが切ない。早く読みたいけど、読み終わるのは嫌だ、という。完結しました。 もうこの最後の巻で痺れたのは、この一言に尽きます。 「くノ一、雙星織江、参上!」

    0

    Posted by ブクログ 2016年02月02日

    彦馬と織江、やっと会えた!
    二人で海に乗り出していくまでは予想できたけと、後日談にはビックリ。でもこの二人ならやりかねないかも。

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月14日

    濤の彼方 妻は、くノ一10

    やっとこさ最終巻!
    無事に妻に出会えたぁー!!!

    主人公を取り巻く人々のキャラが本当に面白くて、読み応えのある最高に楽しい恋愛小説でした!

    あー、最後は感動(*^_^*)

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月07日

    ☆5の理由は再会記念。
    内容としては総まとめであるから面白味は薄れていて☆3か4だけれど…二人のこれまでを想っての☆5つ。
    静山、雁二郎、お蝶、川村様…さまざまな運命があったけれど、最後まで全てが嫌いなキャラクターはいなかったかな…いや、鳥居殿は最後まで生け簀かなかったか(笑)

    続編も買おう。

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月23日

    波の彼方・・・
    果てしなく続くのではなくて、
    その先にある見果てぬ大地・・・
    人生が航海に例えられるのも
    いつか、自分の足で
    大地を踏みしめるためなのだと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2013年06月08日

    ついに完結!

    最終巻は謎解き抜きになったけど、まあしゃあないです。

    そうして遂に終結へ。
    こうした話の多くはどうなったのか分からないまま終わってしまうものが多いが、私はこの話のように結末があるのが好きです。

    いやあ、いい話じゃありませんか^_^

    さあ、録っておいたドラマ見ようっと。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月25日

    1~9巻までずっと楽しく読んでたけど、
    最終巻は、最後の最後ですっごく泣きました。
    うちの奥さんと出会ってから33年、
    もう折り返し地点は過ぎてしまったかな。
    あとどれだけ一緒にいられるだろう。
    気持ちはぜんぜん変わってないんだけど。

    0
    購入済み

    最後まで

    2014年05月30日

    最後まで読めて満足です。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月03日

    ついに完結。
    全十巻が、あっという間でした。
    登場人物が、皆“ええキャラ”なのもあって、何も考えずに楽しく読めるシリーズでした。

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月08日

    オランダへ出航するために長崎へ向かう彦馬.その周囲には織江を待ち構える黒い影.彦馬との再会を果たすため,妻の最後の戦いが始まる.
    最初から結末はわかっているのに,読み終わると,涙してしまう.
    涙もろいのは年のせいかな.とても面白かったです.

    0

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