武田邦彦のレビュー一覧
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ある意味痛快である
相変わらず世間に媚びないアケスケのステキな人だ
全体観を前提にしたモノの見方を披露している
潔癖なまでな選択力を持てる所以は覚えのいいことと相まって
視野の広さと好奇心の強さと部分と全体の捉え方によるのだろうか
この本は今現在にヒットする実例を上げながら
「正しい」というモノが...続きを読むPosted by ブクログ -
疑問を持たずにいいだろうと推進しているエコロジー。
さまざまなエコロジー活動に対して、科学的な目を無得てみると、そのほとんどがいかがわしいものだと・・・。
こういったエコロジー活動が何を目指しているのか、しっかりと批判の目を向けた上で参加していかなければならないなと思った。
もちろん、本書で挙げて...続きを読むPosted by ブクログ -
テレビにもよく出ている武田氏の本
正しさとは何かをいろいろな面で論じていてなかなk面白いと
思いました。
地球温暖化・節電などのうそとその裏に隠されているトリック。
電気料金の高さ。
アメリカの西への進行の歴史と停止。慣性力の正義
男女の違い。仮の正義(上司と部下・親子)。考える脳と受けいれる脳
日...続きを読むPosted by ブクログ -
武田邦彦と言えば,科学的に捉えた「環境問題の問題点」について指摘してきている学者です。原子力開発のまっただ中にいたこともあって,なかなか貴重な体験をしていらっしゃる方です。講演会も聞いたことがあります。
本書は,大学の講義を聴くように,「正しい」とは何かを,哲学的に解説してくれます。武田教授が,...続きを読むPosted by ブクログ -
個人的に主題にもなっていると思う「役に立つ研究」という部分。これは判断が非常に難しいところですね。私企業でも、予算を付けこれを許しているところもあるので、組織の度量と呼べるかもしれません。Posted by ブクログ
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大麻取締法の経緯
大麻は日本古来から栽培されてきた植物
神社などで使われてきた聖なる植物で、麻薬ではない
依存性はアルコールやニコチンにくらべてはるかに低い
麻生といった地名は、麻が栽培されていた名残
鋭い考察の名本ですPosted by ブクログ -
エネルギーと原発のウソ、ニコ動でも話題になった武田先生の著書。著者は材料工学を専門にされており、大麻について詳しく書かれている。
現在では、大麻は麻薬(こんな字を書くくらいだし)という何か恐ろしい薬として認識されている様だが、古来から日本に恩恵を与えて来た、ごく普通の植物である。
恥ずかしながら、自...続きを読むPosted by ブクログ -
何かがおかしいと思っていた。今になってよくわかるようになってきた。セシウム牛は要らないと言った市議会議員や福島の野菜は食べられないと言ったミュージシャンがただただ罵倒される社会。贅沢は敵だ。一億総玉砕。なんら変わらないメンタリティー。日本国民は何なんだろう。誰かが声をあげ続けないと本当にまずい。俺も...続きを読むPosted by ブクログ
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非常に興味深い内容でした。
あまり意見だけ書くとこいつ危ないんじゃないの?と思われてしまいそうなので・・・
前提として「麻薬は絶対に反対です」
その点は強調しておきます。
ただし、日本人の9割ぐらいは大麻とはなんたるかを
理解しないまま批判しているんだろうなと思います。
その第一の...続きを読むPosted by ブクログ -
[ 内容 ]
大麻取締法遺反で逮捕された芸能人や文化人、スポーツ選手、大学生などを、テレビや新聞を中心としたマスメディアが袋だたきにする―同じような構図が、日々繰り返される。
しかし多くの日本人には、大麻がどういうものか、大麻取締法がどういう経緯で成立したか、そもそも痲薬とは何かという知識が決定的に...続きを読むPosted by ブクログ -
エネルギー、環境について間違った情報、知識、常識を指摘する内容。
昨今の商業的「エコ」や、政治的アピールの「環境」に疑問を持っていたので、非常に納得できた。
テレビの一方的情報に危険性を感じた。Posted by ブクログ -
疑問に思っていることがほとんど解消された。
・大麻とひとことでくくるなかれ
・麻のスーツは大麻のスーツなんだぜ。
・酒、タバコより身体、精神に悪影響を及ぼさない(抜粋:アメリカ国立薬物乱用研究所調べ)
種類:依存性(禁断性)耐性(切望性)陶酔性
ニコチン:6(4)5(3)2
ヘロイン:5(5)...続きを読むPosted by ブクログ -
何も考えず「当然」だと思っていたことが事実だとは限らない。そういうことを考えさせられる武田先生の本。「大麻は麻薬」と思っていたが、それは間違いで「カンナビノールが麻薬」(「麻」の字は正しくはこの字じゃないんだけど…)だそうで。「大麻はいけないもの」ではなく、昔から日本人の生活に密接にかかわるものだっ...続きを読むPosted by ブクログ
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少し古い本なので、現状はどうなっているのかを見る必要はありますが、科学的に環境問題について書かれた本です。
リサイクルがすべて正しいとか、間違った常識がまかり通っているのは、政府の縦割り行政、よく調べずにウソを流すマスコミ、リサイクルと偽って甘い汁を吸う企業がもたらしているせいだと、よくわかりました...続きを読むPosted by ブクログ -
2008年の古い本なので今とは状況は違うだろうけど、リサイクルについてはおそらくそんなに変わってないだろう。良いと言われている行動をちゃんとデータを元に批判している。
全体的に、公開されてないデータを独自にまとめられてて勉強になる。そして、なにが正しいのか分からなくなった。これからどうやって生きてい...続きを読むPosted by ブクログ -
・TVで供給される情報に頼り、それを鵜呑みにしていると、脳は実質的に使われない。
そうなると、いつの間にかその人の「固い考え」になって、他の考えを拒否するようになる。
・人口密度は、人間が住める土地の広さで考える。
・人口の多い大国の食料自給率が低い=他の国から大量の食糧を輸入する=
他の国...続きを読む