芳崎せいむのレビュー一覧

  • うごかし屋 1
    引っ越しのお話だけかと思っていたら…!

    芳崎せいむさんの作品は
    何かしら「作品」がベースになっているものが多いけれど、
    これは「文学」それも「文庫本」ですね~。
    『金魚屋古書店』のマンガ、『テレキネシス』の映画と同様、
    身近にある「文庫本」と生活を共にした家や家財も、
    人生にドラマをもたらすもので...続きを読む
  • 金魚屋古書店 1
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第1巻。

    ◇鳥山明『Dr.スランプ』
    ◇杉浦日向子『百日紅』
    ◇赤塚不二夫『もーれつア太郎』
    ◇河島光弘『ビリーパック』
    ◇Gharlier & Giraud『BLUEBERRY』
    ◇ひかわきょうこ『千津美と藤臣君シリーズ』
    ◇花郁悠紀子『白木蓮抄』...続きを読む
  • 金魚屋古書店 2
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第2巻。

    ◇手塚治虫『アドルフに告ぐ』
    ◇藤子不二夫『バラとゆびわ』
    ◇手塚治虫、他『宮澤賢治・漫画館』
    ◇はるき悦巳『じゃりん子チエ』
    ◇みつはしちかこ『小さな恋のものがたり』
    ◇松本零士『銀河鉄道999』

    “この世には2種類の漫画しかない。「売...続きを読む
  • 金魚屋古書店 15
    シバさんとトメさんふたりの話。
    それぞれの話。
    彼らを取り巻くいろんな人の話。
    マンガと依頼と、それにまつわるドラマ。
    さまざまな要素が絡まり合って、大きな流れを作る15巻目。

    ここのところ、ちょっと幻想方面に傾きがちなところもあり、
    取り上げられる作品が少し細かくなってきたこともあって、
    相変わ...続きを読む
  • 金魚屋古書店 15
    前巻からの続きだけど話まとまってて良かった。
    とはいえ、シバさんとトメさんの昔話なので時間とって出納帳の頃から読み直したい。なかなか時間取れず辛い。
  • 金魚屋古書店出納帳 上
    ここで見つからないマンガは無いとさえ言われる、マンガ専門の古書店「金魚屋古書店」。伝説の店長が入院中のため、現在は店長の孫娘と目利き店員が店を切り盛りしている。
    少年/少女時代の思い出の一冊を求めて、または偶然からこの古書店に足を踏み入れた人々を描く。

    最近、私の周囲では「読書オススメ山手線ゲーム...続きを読む
  • 金魚屋古書店 9
    毎回、色んな古い漫画やお勧め漫画を紹介してくれるので、好き!!
    セドリって憧れるわ。そんな千里眼ないからなぁ〜。本棚見たら、セドリの素質ないのわかるか…
  • 金魚屋古書店 14
    過去編。
    マンガ少年総集編版の「地球へ…」ウチにあります。ねぇさんのだけれど。

    「地球へ…」、「野球狂の詩」、「こいきな奴ら」。やっぱり、そのあたりのマンガが出てくるのが一番うれしい感じがしたりする。
    これは、全部、マンガ好きだった従姉が読んでて、従姉から譲ってもらったラインナップで、まあ、今の自...続きを読む
  • 金魚屋古書店 1
    漫画専門の古書店で働く人達、その周りの人達、店に訪れる人達の人情味あふれる話。漫画というか本自体がとても愛しくなる漫画。本屋、書店員という仕事の醍醐味とか苦悩も垣間見えるしわりと職業漫画ではないかと。実在する漫画を題材にしてるからこれ読むと読みたい漫画が出てきすぎて困っちゃいますね。嬉しい悲鳴ですけ...続きを読む
  • 金魚屋古書店 14
    今回は過去話でシバさんの金魚屋との出会い編でした。個人的には「のらくろ」が戦後も連載が続いていてちゃんと幸せになって終わっていたのが衝撃でした
  • 金魚屋古書店 14
    実在の漫画を題材に、漫画専門古書店「金魚屋」でのエピソードを描く作品、第14集。
    今回は漫画に対してエスパーのような能力を持つ斯波さんが、金魚屋にやってきたころのエピソードを7編収録。

    最近は、一話一話ごとの時間軸が未来へ過去へと跳ぶので読んでいて、「ん?」と思うことが多かったので、過去の話とは言...続きを読む
  • 金魚屋古書店 14
    最終巻なのかな?と思ってドキドキしながら読み進めて、読み終わって「やっぱり最終回なの?」と思ってしまった。
    カバー見てまだ続くことを確認できて良かった。

    シバさんの出会いも出てきたことだし一巻から読み直す時期だなぁ。今回は作者あとがきもあってますます読み直したくなった。
  • 鞄図書館1
    タイトルを本屋で見た時からずっと気になっていた。
    鞄の中に本を入れて持ち歩いているのかと思っていたらそうではなく、四次元ポケットのような鞄を持ち歩く男の話だった。
    一つ一つの話は短いものの、淡々とした語り口が心地良く感じた。
  • 金魚屋古書店 5
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第5巻。

    ◇ちばてつや『あしたのジョー』
    ◇エルジー・クリスラー・シーガー『POPEYE』
    ◇小池一夫・池上遼一『クライングフリーマン』
    ◇『カバヤマンガブック』

    “漫画好きっていうのはさ、一作の漫画、一本の漫画、一冊の漫画、漫画の一ページ、漫画の一コ...続きを読む
  • 金魚屋古書店 4
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第4巻。

    ◇永井豪『デビルマン』
    ◇矢作俊彦・大友克洋『気分はもう戦争』
    ◇高橋留美子『らんま1/2』
    ◇わたなべまさこ『怪奇ロマン傑作選』
    ◇萩尾望都『とってもしあわせモトちゃん』
    ◇高野文子『絶対安全剃刀』

    “『共通言語』っていうのは、単にうわ...続きを読む
  • 金魚屋古書店 6
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第6巻。

    ◇手塚治虫『大洪水時代』
    ◇まんだ林檎『コンプレックス』
    ◇細野不二彦『あどりぶシネ倶楽部』
    ◇足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』
    ◇宮下あきら『魁!!男塾』』

    ““職業(しごと)”っていうのはね、その職業に“なる”事よりも、そのあ...続きを読む
  • 金魚屋古書店 3
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第3巻。

    ◇楳図かずお『恐怖』
    ◇武内直子『美少女戦士セーラームーン』
    ◇白土三平『シートン動物記』
    ◇うえやまとち『クッキングパパ』
    ◇水野英子『ハニーハニーのすてきな冒険』

    “あるべきものを、あるべきところへ。そのための健康的なエネルギーが、「仕...続きを読む
  • 金魚屋古書店 13
    積読状態だったのを読み終えた。石ころが出て来て、グレープフルーツジュースが出て来た時に「今回はキートンか!」と興奮してしまった。
    今巻でも色んなキャラの絡みがあってまた1巻から読み直したい時期。
  • 金魚屋古書店 13
    実在する漫画をテーマに漫画好きのために描かれた漫画。
    シリーズも13巻目(その前に大判コミックで2冊有るんですが)になりましたが、漫画に色々な立場で携わる登場人物も増えてきて、失速することなる続いています。

    この感も6編の短編(最後の一つは前後編)が収められていますが、ウチが特に好きなのは「a s...続きを読む
  • 金魚屋古書店 13
    これを読んで自分の本棚にある本が出てくると読み返したくなる。
    持ってない本は読んでみたくなる。
    最初は古いマンガが多かったけど最近は新刊もののネタが増えたよね。