芳崎せいむのレビュー一覧

  • 金魚屋古書店 17
    とうとう最終巻かー。上下巻の頃から読んで来てずっと楽しかったな。休刊なかったらもっといろんな話も読めたかもしれないのかなと思うとさびしい。この本を読んでるとやっぱり紙の本を残しておきたいなと思ってしまって今まさに作業してた引っ越しの荷物が減らなそう。
  • 金魚屋古書店出納帳 下
    早速、本の雑誌今月号特集から。いち漫画として純粋に楽しめた。個人的に惜しむらくは、あまり興味のない創成期漫画を対象としていること、稀覯本への愛情が強すぎること、といった部分。当然、本書はそれ目的で書かれたものだから、そこに難癖付けられても、って話なんだろうけど。
  • 金魚屋古書店 17
    これだけは手を出すまいと思っていた一つ。
    アプリで16巻までタダだったので、せめて最終巻はと買った。
    漫画はいいねえ。
    登場人物の先まで描いた、良い終わりだった。
  • OPEN MIND
    心も病気になるけれど、身体の病気に比べて理解が遅れていたり、自分ではどうにもできなかったり…。そんな時、そっと受け止め寄り添ってくれる人の何と心強いことか。芳崎さんの描かれる、ゆるふわっと力の抜けた感じの女性いいですね。キャラクターにもまだいろんなドラマが生まれそうな作品だったので、もっと読みたかっ...続きを読む
  • アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~ 4
    頭部外傷による記憶喪失と幼児退行とかサイコパスの中で犯罪者になるのは20%で残り80%は政治家や企業のリーダー等、超エリートとして成功をおさめるとか、公安の暗躍とか物語の根幹や続きが気になる要素が色々と盛り込まれていてワクワクする。
  • アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~ 3
    いよいよ大元に迫るという形で続きが気になるが、発売ペースからみておそらく次巻は2019年くらいの発売なのだろう。脳科学や聖書の話が組み込まれていて興味深い内容。
  • アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~ 2
    『写真家』、『音楽家』に続く第三の殺人者。
    警官殺しの魔の手は、油小路先生に...

    殺人の継ぎ足し話とは、何なのか?
    そして、次の犠牲者は?

    鐘巻刑事の兄の存在も、今後、どう絡んでくるか、見ものですね。
  • アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~ 1
    『脳』サイコサスペンス。

    連続幼女殺人事件の犯人、『写真家』。
    そして、連続女性焼殺事件の犯人、『音楽家』。
    次々と起こる猟奇殺人。

    彼らを弟子と呼び、殺人者を作り上げたとうそぶく脳科学者、神宮 義道。
    果たして、そんな事が可能なのか?

    義道は、彼の息子であり、カルト教団『ヨハネの子羊』の教...続きを読む
  • 鞄図書館4
    もー、出版社が微妙だから発売を見逃すところだった。
    今回はいつもの短編だけでなく、連作あり、軽いのあり、重いのあり、色々楽しめた。

    読書と人生を切り取ったドラマが丁寧に書かれて、面白いシリーズ。しかし、これ原作無しって、どんだけ読書家なのか、練上がってる。
  • アブラカダブラ ~猟奇犯罪特捜室~ 3
    これまで現れなかった人物が登場し、既にいた人物はその立ち位置を変え…ますます複雑さと意外さを持って事態は動き続ける。「脳」も心もぐらぐらします(^^;。もう続きが気になるー!
  • 金魚屋古書店 1
    絵、きれいだな…。巻末の、古書店「キララ文庫」の店長による、”金魚屋古書店雑記帳”が面白い。
    漫画で漫画を扱うってごちゃごちゃなりそうだと思ったけど、んなことない。漫画への知識が深まる。もういち段階、「漫画」ってものに深く入っていける良い作品だった。
  • Tシャツ日和
    本、マンガ、映画、引っ越し…
    いろんなものに寄り添って「人生」を描く芳崎せいむさん、
    今度の作品の題材は「Tシャツ」です。
    身につけるものにはその人の想いが反映されたりしますから、
    本人も何気なく着ているものでも、何かを発信してるのかなぁとか、
    自分はどんなこと考えて服選んでるかなぁとか、
    そんなこ...続きを読む
  • 金魚屋古書店 14
    巻末話で斯波の語った本に対するスタンスはいろいろ考えさせられる。『東京ラブストーリー』編のエピローグが「マンガに心を動かされた」ストレートな描写でとても好き。
  • 金魚屋古書店出納帳 下
    こんなにのめりこめる分野があっていいなと思う反面、イヤ普通のオタクでしょとも。
    人それぞれ、でも私はいろんなジャンルの本を読みたい!
  • 金魚屋古書店 16
    藤子.F.不二雄さんの「ドラえもん」を読んだことあるでしょうか?
    どちらかというとアニメのイメージが強いんですが、小さな頃、自宅で何度も読み返したのを覚えています。

    藤子.F.不二雄さんが生誕80周年ということもあるのか、漫画を扱う古書店「金魚屋」を舞台にした漫画「金魚屋古書店」16巻に収められた...続きを読む
  • 金魚屋古書店 7
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第7巻。

    ◇トーベ・ヤンソン『ムーミン・コミックス』
    ◇青池保子『Z―ツェット―』
    ◇前川たけし『鉄拳チンミ』
    ◇桑田次郎『まぼろし探偵』

    “君に逢えて良かった。きっとどの本達も誰かにそんな風に言ってもらえるような、その日を待ちわびながら、ただじっと並...続きを読む
  • 金魚屋古書店 8
    実在の漫画を題材にした短編集漫画。第8巻。

    ◇いがらしみきお『ぼのぼの』
    ◇山田章博『百花庭園の悲劇』
    ◇藤子・F・不二雄『ドラえもん』
    ◇ゆうきまさみ『ぱろでぃわぁるど』
    ◇江口寿史『「エイジ」』
    ◇『「麻雀漫画」』
    ◇黄玉郎『龍虎門』

    “なんどもなんども読み返して、本がボロボ...続きを読む
  • うごかし屋 4
    はやっ…もう完結しちゃった!
    まだまだいろできそうなテーマですし、
    キャラクターそれぞれのお話ももっと展開しそうだったし、
    ここで終わっちゃうのはとても残念です。
    真朱ちゃんとか墨染のぼっちゃんとか
    うごかし屋臨時従業員の皆さんとか、
    もっと活躍を見たかったなぁと思います。

    細かい話ですが、
    この...続きを読む
  • うごかし屋 2
    1巻では意外に活躍しなかった真朱ちゃんメインの回が。
    「怪力娘」というキャラクターは目新しくはないけれど、
    それを前面に押し出していないので、
    時々出てくる「怪力」がいいスパイスですね~。
    それぞれのキャラクターの背景も徐々に出てきて、
    愛着が深まっていきます(^^)。
  • うごかし屋 3
    ライバル出現!?
    古式ゆかしい「うごかし屋」さんのライバルは、
    やっぱり近代的な物流企業なのですね~。
    ただまあ、いい人なんであまり「好敵手」感はないけど(笑)。

    ミステリからキャノンボール?まで、エピソードの幅が広いです。