新潮社のレビュー一覧

  • 私の本棚
    めっちゃ面白かった
    本棚を何回も整理したり、頭の中の具現化だと例えたりするところから「こんな傑物達も私と同じことをするのか」と感動した
    本や本の文化な好きな人は是非読んで欲しい
  • 学生との対話(新潮文庫)
    ものを考えるということ、ほんとうに知を愛し、表現する存在を愛しているのだと思わずにはいられない。
    驚き、考え、疑い、そして信じるということに出会う。そしてまた疑う。上手に質問するということは、答えを出すことではなく、その問い自体を問い続けること。生きること死ぬこと、そこから出発しなくて何を問うという...続きを読む
  • 月刊コミックバンチ 2023年4月号 [雑誌]
    読切『2フレで泣いてる神田さん』が面白かったです。
    主人公の八乙女くんと神田さんのやりとりがかわいくて、格ゲーはよくわからないですがそれでも楽しめました。
  • 私の本棚
    小野不由美、南伸坊、都築響一、鹿島茂、福岡伸一ら本が好きな23人による本棚話。
    幼き日の本棚の思い出。本が増え本棚から溢れる。本棚が部屋から家から溢れる。本をきれいに並べようとするが無限に増殖する本を前に諦める。
    共感し笑うしかない本棚事情。
  • 学生との対話(新潮文庫)
    小林秀雄の講義および学生との質疑応答を記録した本。学生として、是非聴いてみたかったと思える内容。以下、印象に残った箇所(要点)。
    ・科学の進歩は著しい。しかし、科学は人間が思いついたひとつの能力に過ぎない。僕らが生きていくための知恵は、昔からさほど進歩していない。例えば、『論語』以上の知恵が現代の我...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    文筆家としての自覚と矜持を貫いた小林秀雄は、講演や対談の場での自らの話し言葉を文字にするときは、必ず速記原稿に目を通し、書き言葉に調えることを必須としていたとのこと。
    今回のこの本は、小林氏の著作権継承者である白洲明子氏の検分と容認を得てようやく刊行されたものなのです。
    そのような経緯があるのですが...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    熱量がある。


    以下引用

    諸君の現在の心の中に生きなければ歴史ではない

    現代のインテリは不思議を不思議とする素直な心を失っています

    信じるというのは、責任をとること

    物知り人を嫌う
  • 私の本棚
    本好きならきっと理解できる。

    自分の好きな本だけに囲まれて暮らせたら。
    本棚に一列だけ、背表紙がちゃんと見える形で並べられたら。
    それを眺めて暮らしたい。

    いつかそれが出来たらいいなぁ。


    (購入)
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    2009年3冊目。

    去年買ったが、序盤で挫折していた本。
    改めて読むと非常に面白い。
    自分自身の経験と照らし合わせることでより深い考察の出来る言葉、思考の入り口のようなものが多くある。
    また、人生の経験を増やした後、もしくは違った心情の時に読むことで、一読目ではわからなかった部分が判明したり、一読...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    印象に残ったこと

    ・歴史について
    現在の学校教育では、何年に何が起きたかを暗記することで点数が得られる形式をとっていると思う。
    私自身も歴史は暗記するものであるという認識があったが、小林秀雄が述べた「歴史とは上手に思い出すこと」という言葉に感銘を受けた。出来事を客観的に追っていくだけでなく、当事者...続きを読む
  • yom yomリーフレット vol.61
    知の使い手としての手練れ、おふたりによる対談が収録されている。知とは過去の蓄積に他ならないことに気づかせてくれる。
  • 学生との対話(新潮文庫)
    小林秀雄という名前は聞いたことがあったが、初めて読んでみた。
    生の経験や対話を重視する言葉がいくつも出てくる。
    科学を否定するように聞こえる言葉もあるが、科学という一つの物差しで測れない人とのつながりや生きる意味など、そういうものにまで科学を取り入れようとする(また測れないから無用だとする)風潮を否...続きを読む
  • 私の本棚
    震災時に便器に浸かった古書を取り上げながらふいに祖父を思い出した福岡伸一さん、荒れためちゃくちゃな本棚のお陰で頭と体の体操が出来ると悟りを開き「何が超整理法だ、俺は超不整理法でこれからもがんばるぞー。」と締めくくった小泉武夫さん、本の峰が連なり山脈化した部屋の中でたばこの煙をくゆらせながら「煙は山脈...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    科学は切り刻む。分析的。しかし,統合できない。細かいことが分かってくる。それで,どうなんだ?心を分析した。分析した結果,心が分かったのか。そもそもそんな問いすら忘れてしまっていないか。

    歴史書は鏡という字が使われている。歴史は自分自身の中にある。⇒「自分自身を見る鏡」「自分自身を見るということは過...続きを読む
  • 月刊コミックバンチ 2020年7月号 [雑誌]
    「パパと親父のウチご飯」が読みたくて購入しました。哲さんに愛梨ちゃん、そしてマキさんの3人がお互いにお互いを思いやっているからこそ、素直に甘えられなかったりする。そんな3人の心情が言動に表れていて泣きました。ラストの展開が意外すぎて一番泣きました。
  • 私の本棚
     本の整理に燃えていたのは、ほんの一時…少しずつ増えていく後からきた本たちは棚に乱雑に置かれていくのを横目で見ながら、いや見ないようにして過ごしている私に「私の本棚」とは、なんと魅力的!と思い手にした一冊。
     まー十人十色、人それぞれの本棚があり、本への思いがあり、本との闘いがあり…
    こんなシンプル...続きを読む
  • 私の本棚
    『私の本棚』

    タイトルに惹かれ、即購入。


    本棚に纏わるエッセイ集。
    本棚に対する色んな考え方、感じ方。
    本の重みで床が抜けてしまったり、本の為に家を建てたり…

    思わず笑ってしまったのは、地震の最中でも本に想いを馳せる方。

    皆さんの本への愛を感じました。


    様々な苦悩も書かれていましたが、...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    小林秀雄は、エラそうではあるが、快刀乱麻、切れ味のあるボキャブラリーとエクスプレッション、さらにパッション。若い人に熱烈な信者が出るのもうなずける。ほぼ肉声なので、その背筋の伸びた佇まいが行間から立ち昇るようでもある。
  • 「女子高生に殺されたい」 第1話試し読み&古屋兎丸×園子温対談

    古屋さんてどんな人なんだろう?

    と思っていたので、対談が興味深く面白かったです。
    「女子高生に殺されたい」という作品そのものは、女子高生とセックスしたいという意味にしか感じられませんでした。
  • 月刊コミックバンチ 2018年6月号 [雑誌]