新潮社のレビュー一覧
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日本語なのによくわからない。でも分かり易ければいいというわけではない。わざと難しく書いているのではない。日本語で考えにくいことを考えていた面もあるし、単純な決めつけを嫌い、世の中がもっと複雑であることを言いたかったのだと思う。Posted by ブクログ
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[ 内容 ]
日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄-。
厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。
人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。
八十...続きを読むPosted by ブクログ -
ちょっと他人の思想を知りたいと思って読んでみた。
でもやっぱり自分は阿呆だから何回も読まないと理解できない。
しかも全部は読めない。疲れるから。はは。
私的に印象に残った言葉:
自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ
私ってやっぱり駄目だなって思いながらまた自己陶酔して...続きを読むPosted by ブクログ -
海外で書かれた本の紹介と、インタビュー記事。
カラーだから小説毎の表紙も分かりやすいが、スマホで見るのは無謀だと思う。
多分、新潮の波の中心にあったカラーのページの電子版だよねこれ。匿名 -
ぶつ切りの引用集であるため、当然のことながら文脈がわからない。気になる作品を探すのに利用すべし。人それぞれに文体があることがようやくわかってきた。Posted by ブクログ
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ルサンチマンの塊である私にとって、
有名人の愛書自慢・書物辟易エッセイは自尊心に触れてしまい、
わかるわかるーでも結局自慢なんでしょ……と板挟みな感想を抱いてしまう。
でもみんな切り口がよい。Posted by ブクログ -
1961年から1978年の間、5度学生に対して九州の合宿で講義した記録。学生との真摯な質疑応答が厳しくも優しい。科学について、物理学が数学の姿をとるように、経済学者や社会学者は数学を手本にし過ぎるので誤りが出る。それぞれの個性に準じて、科学精神を用いればよい。なるほど。2017.5.18Posted by ブクログ
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自分の年齢と照らし合わせて読むのがオススメ。20代の私は小林秀雄の20代あたりのことしか理解できなかったが、年をとればその後の言葉も理解できるようになるのかもしれない。
前後の文がわからないので全て理解するには小林秀雄の本を読まねばならないPosted by ブクログ -
本棚から各々の作家さんの人柄や人生が見えてくる本棚コラム集。本棚の材質、大きさ、その中に入る本のセレクト、分類方法…語ることは尽きませんね。だからこんなにみんな本の蒐集にハマっちゃうんだろうな。Posted by ブクログ
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本、というよりまさに「本棚」についてのお話が多かったので、(自宅でどういう本棚を作ったかとか)「棚」ではなく、「本棚の中身」のお話だったらもっと好きだなと思いました。Posted by ブクログ
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小林秀雄の著作からテーマをまとめて言葉を抜粋した本。
自分には見えてないことが、この方には見えていたのだと文章を読めば読むほど感じた。
気分によってどの部分を読むかを決めて読めるのが、この本のいいところ。Posted by ブクログ -
小林秀雄はほんとにいろんな本の中で言及されていて、その中身は毀誉褒貶あるのだけれど、いずれにせよ「本読み」としては絶対に読んでいなければいけない作家の1人だとは思う。
とはいえ、なんか僕には敷居が高い気がして、「敬して遠ざける」対象だったんだよね。
それが、なにやら良さげな言葉を集めた「いいとこ取り...続きを読むPosted by ブクログ