新潮社のレビュー一覧

  • 私の本棚
    井上ひさし、椎名誠、赤川次郎、児玉清、南伸坊、内田樹、小泉武夫、池上彰、田部井淳子、鹿島茂、磯田道史、福岡伸一ら、愛書家23人の“自分の本棚”に関わるエッセイ集。2013年出版、2016年文庫化。
    本好きというのは不思議なもので、自分の関心のある分野の本をたくさん読みたいのは当然ながら、読書論や読書...続きを読む
  • 私の本棚
    私の部屋にも、本が溢れている。
    大学入学以降自由にできるお金が一気に増えたせいか、はたまた古本屋という魔物に出会ってしまったせいか。
    ここ数年で蔵書は増えに増え、現在三千冊近くが部屋を占拠している状態だ。
    ホームセンターで入手した天井までの突っ張り本棚四つと、その間に棚板を渡してできた棚二つ分。
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  • 私の本棚
    本好きによる本好きのための本である。
    私は現在やむなく彼氏さんのうちに仮住まい中で、自分の満パン本棚までは徒歩15分の距離がある。そろそろ入らなくなってきた彼氏さんの本棚が、私にもう本を買うなと無言の圧力をかけてきているが、この本はどうしても手に入れたかった。ここまで共感を持って読めた本が今まであっ...続きを読む
  • 私の本棚
    僕は16歳から本を読み始めて、今41歳。最近読んだ本数えるようにして見たら年間で250冊前後の本を読んでいるようです。25年程読んでいるので年200冊位でカウントすると大体5000冊位の本を延べで読んでいると思われます。殆どの本は買って読んでいるのでこの数の本を保存しておくなんて不可能。今では常時3...続きを読む
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    日本語なのによくわからない。でも分かり易ければいいというわけではない。わざと難しく書いているのではない。日本語で考えにくいことを考えていた面もあるし、単純な決めつけを嫌い、世の中がもっと複雑であることを言いたかったのだと思う。
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    [ 内容 ]
    日本の近代批評の創始者であり、確立者でもある小林秀雄-。
    厳しい自己鍛錬を経て記されたその言葉は、没後二十余年の今日なお輝きを増し続け、人生の教師として読む者を導いている。
    人間が人間らしく、日本人が日本人らしく生きるためには、人それぞれ何を心がけ、どういう道を歩んでいくべきか。
    八十...続きを読む
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    ちょっと他人の思想を知りたいと思って読んでみた。
    でもやっぱり自分は阿呆だから何回も読まないと理解できない。
    しかも全部は読めない。疲れるから。はは。

    私的に印象に残った言葉:
    自己嫌悪とは自分への一種の甘え方だ、最も逆説的な自己陶酔の形式だ

    私ってやっぱり駄目だなって思いながらまた自己陶酔して...続きを読む
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    小林秀雄の著作から、
    ごく一部だけを抽出してまとめた新書
    ハッとさせられる言葉もあるが、
    脈絡がわからない部分もある
    入門書なんだろうなぁ
  • 新潮クレスト・ブックス ブックレット2014-2015

    波の狭間のやつ

    海外で書かれた本の紹介と、インタビュー記事。
    カラーだから小説毎の表紙も分かりやすいが、スマホで見るのは無謀だと思う。
    多分、新潮の波の中心にあったカラーのページの電子版だよねこれ。
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    ぶつ切りの引用集であるため、当然のことながら文脈がわからない。気になる作品を探すのに利用すべし。人それぞれに文体があることがようやくわかってきた。
  • 私の本棚
    本の収納、それは永遠のテーマ。
    本棚、それは自らの内面を見透かされそうでさらけ出すのに少しためらいがあるもの。
    でも他人の本棚は中身も含めて気になる。
    壁一面や部屋まるごと本棚なんて夢のようだ。

    作家たちはその職業柄かやはり蔵書が多い。そして本棚もすごい。
    本棚がテーマだけれど棚だけでなく本にまつ...続きを読む
  • 私の本棚
    ルサンチマンの塊である私にとって、
    有名人の愛書自慢・書物辟易エッセイは自尊心に触れてしまい、
    わかるわかるーでも結局自慢なんでしょ……と板挟みな感想を抱いてしまう。
    でもみんな切り口がよい。
  • 私の本棚
    作家・編集者などの本と関わる人の本棚にまつわる話。
    相変わらず椎名誠の話は面白い。さくがに買ってすぐに本が届くシステムはないが、電子書籍とか、ネットの中に本棚はある。他にも最近ではオーディオブックとか本の世界・形が広がっている。
    この本に載っている本棚の写真のどれもが素敵。
    整然と並べられているもの...続きを読む
  • 学生との対話(新潮文庫)
    約40年ぶりに対面する。あの頃もそうだったが、やはり小林は難しい。自分の頭では一読二読では到底理解できない。なのに、国語の教員をしている…。
  • 学生との対話(新潮文庫)
    1961年から1978年の間、5度学生に対して九州の合宿で講義した記録。学生との真摯な質疑応答が厳しくも優しい。科学について、物理学が数学の姿をとるように、経済学者や社会学者は数学を手本にし過ぎるので誤りが出る。それぞれの個性に準じて、科学精神を用いればよい。なるほど。2017.5.18
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    自分の年齢と照らし合わせて読むのがオススメ。20代の私は小林秀雄の20代あたりのことしか理解できなかったが、年をとればその後の言葉も理解できるようになるのかもしれない。
    前後の文がわからないので全て理解するには小林秀雄の本を読まねばならない
  • 私の本棚
    本棚から各々の作家さんの人柄や人生が見えてくる本棚コラム集。本棚の材質、大きさ、その中に入る本のセレクト、分類方法…語ることは尽きませんね。だからこんなにみんな本の蒐集にハマっちゃうんだろうな。
  • 私の本棚
    本、というよりまさに「本棚」についてのお話が多かったので、(自宅でどういう本棚を作ったかとか)「棚」ではなく、「本棚の中身」のお話だったらもっと好きだなと思いました。
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    小林秀雄の著作からテーマをまとめて言葉を抜粋した本。
    自分には見えてないことが、この方には見えていたのだと文章を読めば読むほど感じた。

    気分によってどの部分を読むかを決めて読めるのが、この本のいいところ。
  • 人生の鍛錬―小林秀雄の言葉―
    小林秀雄はほんとにいろんな本の中で言及されていて、その中身は毀誉褒貶あるのだけれど、いずれにせよ「本読み」としては絶対に読んでいなければいけない作家の1人だとは思う。
    とはいえ、なんか僕には敷居が高い気がして、「敬して遠ざける」対象だったんだよね。
    それが、なにやら良さげな言葉を集めた「いいとこ取り...続きを読む