能町みね子のレビュー一覧
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陰鬱でどこまでもだだっ広くてだいたい曇りで人も明るくないけど惹かれる景色。故郷である石川県は中途半端な場所だと本書で書かれたけど、その情景は私にとっても懐かしい風景だ。とりあえず旅とか楽しいことは南!南ったら南!!と思っていたけど、描かれていたような情景をみに北にいくのも悪くないと思えた。あー旅した...続きを読むPosted by ブクログ
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この本の執筆者や出てくる人のことは全然知らないけど、フィクションのような、こんなことあるんだという面白さがあった。人との出会いの数だけ、関係の種類もあるんだな〜。Posted by ブクログ
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ネットでチラ見したニュースのタイトルや断片、ちょっと気になるけど、アクセスするほどでもない事柄、このエッセイでなるほど・・・それかー、ふむふむとなったコラム多し。
とはいえ、わかった時点ですでに古くなっていることもあって、リアルタイムで読むのとはちょっと違う。
著者の挿絵がとてもシニカルでくすっ...続きを読むPosted by ブクログ -
前に読んだこのシリーズは芸能人のブログだったり相撲ネタが印象的だったけど、今回は政治ネタが多いかも。ゲ駅は結局皆さん何て呼んでるんだろう。Posted by ブクログ
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北に憧れるその気持ち、少しずつ理解しました。
けどやっぱり1年以上、住まないとその過酷さはわからないのでは・・・と北の人は思っていますよ。
とはいえ、私も南よりは北の方が落ち着きます。
今行きたいところは、国内外どちらも北方面ですもの。Posted by ブクログ -
文体がかなり好み。あらゆる思考を言語化してくれて、自分の言葉にできないモヤモヤとした茫漠な思考を代弁してくれた箇所もあった。
普通の結婚とはほど遠いが、これは家族の形と断言できるほど、能町さんとサムソンさんの関係性と結婚という単語にしっくりきた。Posted by ブクログ -
ご存じ、週刊文春連載のエッセイをまとめた一冊。
残念ながら、「ネタ切れ感」を覚えてしまった(^ ^;
元々、世の中の色んなもんに噛みついて
毒を吐くコラムではあったが...
日々の暮らしから「ふと感じた違和感」とかではなく、
無理繰りネタを探して噛みついてる感(^ ^;
そのためか、愛も毒も浅い印...続きを読むPosted by ブクログ -
人間観察エッセイ。名もなき市民の声なき声に耳を傾けてみたい。知らない人の会話をひとまとまり、ただ隣にいて盗み聞きし、集めて、ほくそえみたい。たまにそこから勝手に妄想を繰り広げて。私はいまもこの趣味を続行しております。
楽しく面白くピックアップ。そっかー、私もやってみようって思えるほどに。Posted by ブクログ -
旅先に住むつもりで各所をまわる、生活者目線、地元に溶け込むといった感覚はとってもよくわかります。自分も旅先ではいかにも旅行者的な振る舞いをするのではなく、さも地元に住んでいるかのような振る舞いにあこがれますし、観光名所でもなんでもないところでそこに住む人々の生活感を感じることを楽しんでいます。
著者...続きを読むPosted by ブクログ -
最後の方の投稿が刺さった。
「趣味が違う人と付き合ったことで、趣味の話をしなくなりその分愛について語り合うようになった。」
自分の向き合い方についてハッとさせられた。Posted by ブクログ -
タイトルにある「うっかり」のとおりというかなんというか、とにかく肩の力を抜いてリラックスして読める一冊。編集者と2人、気ままに知らないところへ旅する姿は鉄道好きではないけれども旅することが好きな方であれば楽しめる一冊だと思います。Posted by ブクログ