能町みね子のレビュー一覧

  • うっかり鉄道
    明らかに鉄道マニアな事をしてるのに、鉄オタじゃありませんと言い続けているのが、かわいらしい感じでした。
    読むと、確かに普通の鉄道オタとは違うと思いました。
    …そんなに鉄オタ、知らないけど。。
    電車に乗るより歩いたり、なぜ??と思う所もありましたが、全体的にクスッと笑えて面白かったです。
  • お話はよく伺っております
    電車の中、井戸端会議、喫茶店やファストフード店…どこの誰だか知らないけれど、偶然に街角で出会った目が離せない人々のトークを勝手にリポート(つまり盗み聞き)した人間観察エッセイ。未掲載エッセイ15本も新規収録。

    自分自身,周りの音を良く拾ってしまうので,こんな風に楽しめたらいいのになぁと思ってしまっ...続きを読む
  • トロピカル性転換ツアー
    性転換手術というと大げさに思われがちだが、少し大きな整形手術という程度。ところが私だけ一筋縄じゃいかなくて…。リアルでハード、そしてトロピカルなタイでの入院手術体験記。「オカマだけどOLやってます。」の後日談。

    大変そうだけど面白い・・・。
    冷静に観察しているところがすごいぞ。
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
    2018.4.22

    雨宮まみの「だって女子だもん」を読んでめちゃくちゃ学ぶことが多かった
    全部メモしてしまった↓
    能町みね子
    ・付き合ったとき彼女キャラになる(自分が思う女の子らしい言動をやってみること)のが気持ち悪すぎるから結局あんまり楽しくなくてその人と一緒にいるのがつらくなってきてっていう悪...続きを読む
  • お家賃ですけど
    愛すべき神楽坂の加寿子荘での日々。筆者が男、オーエル、執筆業となんて波乱万丈な半生を送っているのかと思う。エッセイ。
  • 『能町みね子のときめきデートスポット』、略して 能スポ
    表現が楽しくて、すばらしい。
    ユーモアにあふれつつ、
    的確て、知性あって。

    ほんとに「死にそう」な感じが
    伝わってくるのに
    行ってみたくなる。

    能町さんの、おもしろ嗅覚の
    素敵さ、すごさを感じる一冊。
  • お話はよく伺っております
    <内容紹介より>
    電車の中、井戸端会議、喫茶店やファストフード店……どこの誰か知らないけれど、偶然に街角で出会った目が離せない人々のトークを飼って二リポート(つまり盗み聞き)!生々しい会話を集め、妄想し、ほくそえむ。そこには、計り知れないドラマが⁉単行本未掲載のエッセイ15本を新規収録の<実録&妄想...続きを読む
  • 『能町みね子のときめきデートスポット』、略して 能スポ
    能町みね子さんの文章が好きです。こんなデートしてみたいですし、お散歩するだけでもとても楽しそうです。へりや崖、工場や電車の線路…素敵。てくてくどこかへ行きたくなりました、無性に。能町さんの視点ってとても面白くて好き。他の場所に行かれたりしたものもどんどん読みたいなぁ。面白かったです。
  • トロピカル性転換ツアー
    久保ミツロウと能町みね子のオールナイトニッポンにハマり能町さんにもハマって読み始めたエッセイ本。
    まだ彼女をよくしらなった頃テレビで拝見して、美人な方だなぁ。と思ってたがまさか元男性だったとは。
    今回は能町さんが女になるためのタイでの出来事が書かれたエッセイだったがあれを取ってあれをつけるっていう一...続きを読む
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集
    峰さんと能町さんとの対談が、雨宮さんと目線が同じくらいで面白かった。
    他3名はどちらかというと先輩的な立場なので、ちょっと鼻につくところもあったり。
    湯山玲子は初めて触れたけど、アラサーからすると興味深い。今後少し読んでみようと思う。
  • 『能町みね子のときめきデートスポット』、略して 能スポ
    ディープすぎるデートスポット。
    行ってみたい気もするが、こんなデートに付き合ってくれそうな男の人が周りにいません。
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます
    とても面白かったです。北へ行きたくなりました。能町さんは特に名所には行かれてないのですが、訪れている土地が素敵で心惹かれました。さみしくていいな。恥ずかしながら、北上したのが国内で、しかも長野くらいまでなので、もっと北へ行ってみたいです。寒いのは苦手ですが、雪景色や冷たく澄んだ空気は好きです。チーム...続きを読む
  • 逃北 つかれたときは北へ逃げます
    東北に行こうと思ったときに
    出会ってしまった「逃北」。

    ああ、もしかしたら私もそんな気分なのかもしれない。
    と、読み進むと、なんともいえぬおかしみが
    あって、北へ行くこと。寒さの中に飛び込んでいく
    ことが、こんなにもワクワクと愉しいことなのか
    と、能町さんに教えられた。

    旅の途中の視点が、さらに...続きを読む
  • トロピカル性転換ツアー
    なかなか経験したことのないことを観光気分で書いてくれています。
    のんびりとした感じで書かれてますが、読んでる間、超痛そう、大変そうという印象が絶えずついて回りました。

    それにしても、ただ、取るだけでなく、戸籍も変えることができるんですね。
  • お家賃ですけど
    オカマだけどOLやってますと打って変わって女性らしい雰囲気の文章。

    冒頭の見た目の性別が変わってから、以前の借家に引っ越すところが可笑しい。
  • 『能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター』、略して 能サポ
     著者のお名前を初めて見たのは、オカマだけどOLやってます、という本だった。
     その後は離れていたのだけれども、久しぶりに読むと面白い。
     サッカーへのゆるいまなざしが心地よいトーンで書かれていて楽しい。
     何か、ではなく、著者はそのまなざしだけで、作家として生きているんだなぁとしみじみした。
     ...続きを読む
  • 『能町みね子のときめきサッカーうどんサポーター』、略して 能サポ
    これはサッカー観戦レポであると同時に、うどん店レポでもある。なぜそうなったかと言えば、著者が魅せられたのがうどん県のサッカーチーム「カマタマーレ讃岐」だったから。サッカーはワールドカップしか興味ないし、試合を観にいったこともない自分だけど、ホームスタジアムが近所だし、今度カマタマの試合観にいってみよ...続きを読む
  • トロピカル性転換ツアー
    私が「能町みね子」という人を知ったのは本屋で「オカマだけどOLやってます。完全版」を見かけたとき。その「オカマ」を卒業したお話。
    前の感想を確認したら、男として生きるよりも、女として生きた方が合っていたのでそれで生活することにしました。的な印象を持っていたみたい。本文の中で、過度に女女を演出するのは...続きを読む
  • トロピカル性転換ツアー
    性転換てどういうものか、
    全く知らなかったので非常にためになった。
    また、今まで性同一性障害についてもやもやと思っていた、心の性ってそれほど強烈に解るものなのか?についても触れられていて、スッキリする。
    例えば、性転換手術を受けて心身の性が一致したら「これが本来の自分だ!」とはならないだろう。
    「あ...続きを読む
  • お家賃ですけど
    ★★★★最近テレビで気になっていた能町さんのエッセイ(かな?自伝かな?)古いけれど大家さんがピカピカに磨き上げている昭和の匂いぷんぷんのアパートでの生活が綴られています。能町さんて、とても理性的で心の温かい人なんだろうな、という事が文章の端々からよくわかります。ご自身のお祖母様や周囲のお年寄りを見る...続きを読む