三羽省吾のレビュー一覧
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リストラされた父親が失踪した後の、残された家族たちの再生のようす。
各章ごとに家族それぞれの主観から、明るくアッケラカンと描かれています。
「お爺さん編」がナカナカ良かったです。Posted by ブクログ -
関西ガテン系小説。
三羽センセのデブュー作だそうです。
終始テンポがよく、明るくあっけらかんとしてます。
バイオレンスやシリアスな場面もあるのですが、基本明るく楽しく(?)描かれていて、とても読みやすかったです。Posted by ブクログ -
貸してくれた本で、自分ではなかなな手を出さないジャンル。キツイ関西弁も露骨な下ネタも、くすりと笑える描写もあってテンポ良くおもしろく読めた。この作家さんの他の作品読みたくなりました。ありがとう!貸してくれたひと!Posted by ブクログ
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無責任な大人の意見が、実は子供の社会性を育んでるって考え方にハッとさせられた。子供のうちに、「お前の事なんて知らん」みたいな人と関わっていく経験が大事なのね。物語としての出来も秀逸。先生がダボちゃんの更生のためある意味人生を捧げたってくだりは涙もの。読んでよかった。Posted by ブクログ
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悪徳ライターまで変心しちゃうの!? でも、ここまでやるからこその読後の満足感なんだろうね。高校球児同士・監督同士のの交流も変に嘘くさくないし、面白く読めた。Posted by ブクログ
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この人の本は初めて読んだけど、面白かった。浪花ガテン系青春小説。自分探ししてる主人公よりも、脇役・カンの魅力に溢れる一冊だった。チーマー(?)のボスとの対決辺りから俄然盛り上がる感じ。Posted by ブクログ
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自然災害と高校野球を結びつけた物語。裏表紙のあらすじを見るに「ありえねー」設定と感じつつ読み始めたが、思ったほどの違和感はなかった。深い話ではないが、だからこそ、軽い筆致と相まって、いろいろと考えさせられる。Posted by ブクログ
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高校野球と自然災害にまつわる物語。登場人物全員が個性的で、ニナ高最後の試合は永遠に語り継げられる名勝負。
今年の東日本大震災に遭った球児たちに是非読んでほしい。野球の素晴らしさを改めて感じさせる野球小説の名作である。Posted by ブクログ -
父親が失踪して残された家族のそれぞれの立場から語られる物語だが一見暗い内容の話になりそうだが展開はちっとも暗くなく皆がちゃんと現実に折り合いをつけて各々それなりに希望を持って生活しているところが上手く書けている。一気に読めた。この著者の他の本もまた読みたい。Posted by ブクログ
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笑えた。
緊張感もあり脱力感もあり、真剣勝負だからこそ何が起こるかわからない、高校野球のわくわくする感じが存分に味わえる。
最後の方は残りページ数が気になってたら案の定、という感じだったけど。
本当は笑いごとじゃない背景もキャラのお蔭で暗くならず、こういう野球ものもいいなーと思った。Posted by ブクログ -
ある人物やエピソードが、別の視点では全く違った意味を持つ。
そんなつながりが散りばめられていて、見つけると何か嬉しい。
深刻な状況なのに、どこかあっけらかんとした語り口で、時々すごくいいなって思える言葉があったりして。
心を動かすような強さはないけど、後半に行くにつれて読みながら笑みが浮かんできた。Posted by ブクログ -
「大阪」むき出しの青春肉体労働バカいい話。下ネタを突っ込みつつ、笑わせつつ、結構「いい話」になってるのが凄い。 途中から止まらなくなった。『こんな仲間と仕事したいなぁ』と強烈に思った。これは、割と自信をもってオススメできる。Posted by ブクログ
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カリカチュアされた登場人物。スピーディーでユーモアの利いた話の運び。大阪弁としたたかさ。面白くて一気に読みました。痛快な青春小説です。
ただ、半ば過ぎから"過剰"で"底が浅い"印象が付きまといます。最後の2章ほどで話を落ち着けて締めた分、軽薄な印象はぐっと収まりましたが。
なにやら荻原浩との類似を感...続きを読むPosted by ブクログ -
勢いがあります。男組なねたが満載だったり、ちょっと懐かしいヤンキー臭もしますがなんとなく幸せな気分で読み終わりました。忘れていたもの、忘れがちなものを思い出させてくれます。シンプルが一番です。Posted by ブクログ
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注目の三羽省吾。私は、もうすでに”世間に喰われて”しまっているかもしれないけれど、それでも、考えることを止めないでおこうと思いました。個人的に知ってる地名ばかりだったので、リアルに楽しめました。Posted by ブクログ
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三羽省吾、おそるべし!デビュー作にして、この迫力!バカみたいなタイトルのまんま、バカみたいに一生懸命に働き、悩み、考える。なんというひたむきさ!今おさえておいた方が良い人?1です。Posted by ブクログ