竹岡美穂のレビュー一覧
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広告のマンガを読んで、小説の方が好きなのでこちらを購入しました。
家族に恵まれない主人公が売られた先の人たちに恵まれて人生が変わっていくのですが、よく有りがちな売られた先の旦那さんと恋に落ちるパターンでもなく、予想以上の展開に発展するところがお話として面白いです。
挿絵も繊細なタッチで精霊が可愛く描...続きを読む -
広告で見つけて気になっていてやっと購入しました。転生漫画系は面白いものとそうでないものが別れますがこれはとてもお勧めです!!!さくらじゃないけど好きすぎて友達にもおすすめしてます!!
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結論
有象無象の敵の中で出会えた温もりに溺れて幸せになれと捉えた結末。確かに主人公は物静かであんなことやることさえ辛かっただろうが、吐き出さなければ心が苦しかっただろう。当作品は臭いものに蓋をして円満を装った終わりだった。だからメリーハッピーエンド。
君を傷付ける家庭も孤独ももう無いから大丈夫と...続きを読む -
まず、絵が綺麗。お話もとても素敵です。
主人公ユイの 一生懸命さ、優しさ、それを慕う精霊たちの可愛らしさ。
自覚がなかったけど、その稀有な能力と、誠実さを護ってくれるお家に引き取られてよかった!
この先の話が気になりすぎます。
早く続刊をー! -
主人公に嫌味なく、シンデレラストーリーのようなお話。
主人公の色々なスキルが明らかになっていくにつれ、ストーリーもどんどん進んで行くので、ストレスなく読める。
次巻にも期待。 -
ある町の最後の本屋の店主が死んだ
店主を失った本屋は閉店までの間に
この本屋に思い出を持った様々な客が訪れ
思い出の本のPOPを飾っていく。
本と話すことができる少年が
その書店を訪れる人々と本の物語を
読み解いたとき
今まで見えていなかった真実を知る。
あたたかさの中に鋭利な刃物が忍ばされた...続きを読むPosted by ブクログ -
表題作が特に良かった。文学少女シリーズファンとしてはまた聖条学園に戻れて嬉しかったです。10年越しの甘い淡い恋が実を結んで本当に良かったです。外子さんの純粋に恋人を想い続ける気持ちが尊すぎる^_^Posted by ブクログ
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初読み作家さんでしたがとても素敵なお話でした。店主の死でお店を閉めることになった本屋さん。舞台が書店なので出てくる方は基本的に本好きばかり。思い思いに別れを惜しむ姿にグッとくるものがありました。ゾロリ懐かしい。本屋さんって、紙の本って良いなぁと改めて思いました。そして謎のキャラむすぶくん。もう1冊シ...続きを読むPosted by ブクログ
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野村美月さんの新作。
高校生の頃、文学少女に出会って
またその世界観に再会できるとは。
本の声が聞こえる少年・むすぶくんとさまざまな本が織りなすあたたかくて、少し切ない本と人の物語。表題作である泉鏡花の『外科室』を題材とした恋のお話は野村美月さんらしいなと思った。Posted by ブクログ -
4年ぶりの野村美月先生の新作!
本の声が聞こえる主人公むすぶと様々な本を巡る物語。表題作も素敵なのだがまず1話目からどうしようもなく懐かしさが込み上げてくる。この文章!この雰囲気!おかえりなさい、野村美月先生。ずっとずっと待ってましたと叫びたくなるのも無理ない。
そしてそして。むすぶ、夜長姫(本)、...続きを読むPosted by ブクログ -
全10巻完結。
女の子苦手男子が、モテまくる話。しーこ可愛い。
源氏物語を知るともっと楽しめる。
強い言葉、強い思いも、ともすれば人の足かせにもなってしまう。本当の対等に付き合うのは、守るだけではなく守られること、そんな事を"六条"を読んで感じました。Posted by ブクログ