竹岡美穂のレビュー一覧

  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)
    評価:☆5

    初恋の夕雨が笑い上戸になって帰ってきたり、葵と帆夏のダブル告白と波乱の予感の9巻。

    みんなが騒がしく是光に愛の告白をする中、スマートにさらりと好きだと言う朝ちゃん可愛いw
    そして周りのみんなも朝ちゃんと付き合ってあげてって言うのが笑うww確かに気難しい性格だけどもw

    夕雨を疑わせる...続きを読む
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    野村美月さん版の源氏物語といったシリーズの第二巻。
    一巻の「葵」を読んでから今まで、こんなに間が開いてしまって
    久しぶりに読みました。今回の女主人公は「夕顔」に対応する
    夕雨ちゃんという女の子。

    源氏物語の女君の中でも、好きなのは夕顔・朧月夜・玉鬘と
    いう私には、まず楽しみにしていた一冊。

    果た...続きを読む
  • 吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる(1)
    これはツボった!

    スラムダンクネタ出し来るのは正直どーかと思ったけど、
    それ以外の展開とか雰囲気とかすごく好みでした。
    演劇を使って盛り上げていく感じとかね。
    あとキャラも好みですしこれは今後も期待であります。
  • “藤壺” ヒカルが地球にいたころ……(10)
    最終巻、とても感動した。
    ヒカルの秘密もそうだが、周囲の女性の成長振りがとてもいい作品だった。
    それに、帆夏エンドになって本当に良かった。(琴吹さんのようにならなくてホットした)
  • “六条” ヒカルが地球にいたころ……(9)
    予定調和通りの展開、まさかの朝ちゃん告白!そしてみんなの朝ちゃん押し、まるで2ちゃんねるか(笑) あーあ、夕雨、一条に完全にだまされちゃってるよ。ぱーぷるも釣られたちゃったよ。文学少女と同じ、最後まとまる直前で本命を振って、噛ませ犬に走る。で最後、本命にもどってくる、うん、うん、予定調和。そっか、全...続きを読む
  • 半熟作家と“文学少女”な編集者
    文学少女完結のお話。
    遠子が編集者として登場し主人公を振り回す。
    素晴らしかったのは心葉の存在を匂わせておきながら最後まで登場させなかったこと。
    主人公と出会ったらどうなるのだろう。遠子とのやり取りを見て主人公はどう思うのだろう。
    と、想像が膨らむ所だが、旧主人公は出さない方が話が上手く纏まるのでこ...続きを読む
  • “文学少女”と飢え渇く幽霊4巻
    幽霊完結巻かつ文学少女コミカライズ最終巻。蛍の一撃は、いろんな意味で彼の心を貫いた。別の物語であればよかったのに、とも願ってしまう。ラストはだいぶ端折ったけど、文学少女のラストだった。新×の母の予言、当たりましたか。
  • “花散里” ヒカルが地球にいたころ……(8)
    最後の二人同時告白、ラブコメ展開ですね。これで、帆夏の勝ちは決まりで、出来レースと思いますが、夕霧が帰ってくる、しかも一朱が絡んでいる!物語りの展開は読めない部分も多いですね。こるりと紫織子の伏線が弱すぎます。あとでなんかに使うのかな?おまけの朝ちゃんの心の声は萌えます。
  • “花散里” ヒカルが地球にいたころ……(8)
    「橘の香をなつかしみほととぎす花散る里をたづねてぞとふ」最初の頃は、ただの脇役だと思っていたみちるも、立派なヒロインでした。今までのヒロインの中では、性格が自分と一番近かったので、感情移入もしやすかったです。橘のように優しく、清らかな心の彼女が、ヒカルを喪った哀しみはとても大きかった。そのヒカルの代...続きを読む
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    夕雨が引きこもるきっかけとなった事件を解き明かす場面は、“文学少女"さながらで流石に鮮やかでした。「大好きだけど、別れを選ぶ」という展開は、自分は大好物だと自覚すると共に、それってどうなんだろう、と自問自答。
  • “夕顔” ヒカルが地球にいたころ……(2)
    野村さんの源氏物語第2弾。
    こんどのヒロインは、ちょっと引きこもりぎみの夕顔もとい、夕雨ちゃん。なにこのか弱くて守ってあげたくなる系、小動物な美少女は!!

    外の世界に連れ出すことが夕雨の幸せなのか、このまま優しい世界で暮らすのが幸せなのか。今回は、ヒカルのためっていうより夕雨のために、悩んで、考え...続きを読む
  • “文学少女”と恋する挿話集3
    ちぃちゃん、大人になりましたね!
    まさか先生になってるとは思いませんでした!
    流君もすっかり優しく頼もしい男の人になってて、なんだか自分のことのように誇らしくなりました。
    この流君なら、ちぃちゃんを幸せにしてくれるはず!

    後は、
    ・ななせちゃをの親友の夕歌ちゃんと毬谷先生の出会い
    (傷ついた紳士(...続きを読む
  • “文学少女”見習いの、卒業。
    今回の題材は夏目漱石の「こころ」
    大好きな作品なので、物語も理解しやすかったです。
    自分のエゴな行いに、生涯、悩み苦しんだ先生。
    悪人でも特殊な出生でもなんでもない、ごく普通の「先生」の悩みだから誰でも共感出来るのだろう、という言葉になるほどと思いました。
    でめ、どれだけ報われないようなことが登場人...続きを読む
  • “文学少女”見習いの、傷心。
    この見習いシリーズの主人公、菜乃ちゃんは巻を追うごとにますます魅力的になっていきますね!
    真っ直ぐで一生懸命で明るくて、もうすごく可愛い!


    今回は「フランケンシュタイン」の怪物がテーマ。

    皆誰しも心の中に怪物が潜んでおり、それまで善良だった人がある日いきなり怪物になってしまうこともある。
    それ...続きを読む
  • “文学少女”見習いの、初戀。
    久しぶりの文学少女シリーズ!
    やっぱりいいなぁ!
    古典文学や名作と呼ばれた本をよみたくなりますね!

    今回は近松門左衛門の「曽根崎心中」がテーマになっています。
    愛し合った二人は優しくない現実にも負けたけど、自分の心にも負けたんです!
    という菜乃ちゃんの言葉に胸を撃たれました。
    生きていたらきっとま...続きを読む
  • “空蝉” ヒカルが地球にいたころ……(7)
    「母」を軸に、是光のトラウマと光の“最愛”が明らかになりました。
    是光に感情移入して、泣きそうになる部分もありましたが、是光を愛することが出来ず、つらい思いをしている母親にも感情移入してしまいました。
  • “文学少女”見習いの、卒業。
    一体何がどうしてそうなったのか。
    謎な友人の行動を解き明かすため、行動し始めた少女。
    そして、先輩の卒業。

    友人のために何かをする事。
    必死になって考える事。
    そんな事をした経験はありますか? と聞かれたら
    ない、と答えられます。
    こうなった時、どう動くかも想像できません。
    ただ、妙だな、くらいは...続きを読む
  • 黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで
    友人から「君は絶対好きなタイプの本だから読んで!」と言われて貸してもらって読んだ本です。
    さすが、好みの合う友人。素晴らしく私の好みでした。
    ほのぼのとしていて、優しくて、切なくて、温かくて、もどかしくて、でもまっすぐ歩きたくて。
    個人的にはやはり奥深い『名詠式』と、登場人物達の織り成す日々が大好き...続きを読む
  • 黄昏色の詠使いII 奏でる少女の道行きは
    黄昏色の第2巻!
    これもやっぱり良かったですーっ!
    早速、物語は本格始動というところでしょうか。
    とにかく『葛藤』が多かった一冊だと思います。
    自分の生まれ持ったものといかにして向き合うか、なんて大人になった私でも充分に難しく重いものなのに。
    もがいてもがいて自分の答えを見出していく彼女らを見ている...続きを読む
  • 黄昏色の詠使いIV 踊る世界、イヴの調律
    ようやく!
    ようやく名詠式において大事な『セラフェノ音語』に関して触れてくれたー!!
    まだ解明には至りませんが、程良く問いを投げかけてくれる感じが楽しいです。
    こういう真相があるんではないかと考えるのが本当に楽しい。
    自分なりに考えながらも物語の展開に置いてけぼりにならないように頑張ってついていった...続きを読む