鈴木大介のレビュー一覧

  • ネット右翼になった父
    ここ最近、自分にとって良い本との出会いが続いている。本書もそうだ。私は、いわゆる「ネトウヨ」的な発言を嫌悪している。女性差別、外国人差別、障害者差別など、ありとあらゆる差別を繰り返すこうした人間はクズだと思っている。

    なので、本書に関しても、報道等で目にすることが多くなった、実家に帰ってみたら父親...続きを読む
  • 将棋と麻雀。頭脳戦の二刀流 49歳からの私の挑戦
    自伝の中で描かれる重要な転機。ときには他人の支援を受け、ときには自ら決断し、行き詰まった状況に立ち向かって前進する姿が描かれています。雀士としての挑戦もその転機のひとつと考えられます。将棋と麻雀の両方のファンとして、今後も彼の活躍を心から応援しています。
  • ネット右翼になった父
    同世代と話して、親族で書名のようなことをする人がいるような話も多くなり読んでみた。

    内容としては、思ったよりも過激でなく、考えさせられる内容。想像と違う方向に行ったが、楽しめた。

    親と子の関係だけでなく、価値観の違う他者とどう向き合って行くか、考えさせられた。同じ行為でも、自分と人の捉え方は違う...続きを読む
  • モーニング 2023年50号 [2023年11月9日発売]

    久しぶり

    久しぶりにジャイアントキリングが掲載された。
    とても嬉しい。単行本の関係でおやすみだったらしい。
    次回が楽しみ。
  • ネット右翼になった父
    便宜上、カテゴリ分けをしたが、実際は父と子の物語だと思う。
    一定の時代の父と息子にありがちな互いに壁のあるような、胸襟を開いて話すことのない関係性。
    その関係性を改善するための指南書でもあると思った。
    父がネット右翼になってしまったと感じた著者は、父亡き後その言動を紐解いていく。
    その過程が書かれて...続きを読む
  • ネット右翼になった父
    私の父はネット右翼ではないと思いますし、右翼ですらないと思いますが、
    父と私の関係は近いものを感じます。
    分断を解消したほうがよいのはその通りだとは思うんですけどね、
    死んでるからそう言えるのであろうと思いますよ。
    生きていると難しいです。
    相手が生きているとあちらの思い込みも存在しているわけで、私...続きを読む
  • モーニング 2023年43号 [2023年9月21日発売]
  • モーニング 2023年33号 [2023年7月13日発売]

    ジャイキリ

    他はあんまり興味なかったけど、ジャイアントキリングが表紙だったし久しぶりに掲載されていたから読んだ。面白い。買って良かった。
  • ネット右翼になった父
    父の葬儀に出た筆者は何故か無に近い心境であった。教養ある父だったはずが晩年はヘイトスラングを繰り返していたからだ。なぜ右傾化したのか?家族親戚友人から聞いた父の姿とは?実像に迫る事は出来るのか? 家族再生の物語でありとても刺さる内容です。おすすめ本。
  • モーニング 2023年25号 [2023年5月18日発売]

    毎週

    マイシュ楽しみにしております。ジャイアントキリング画再開して、、リエゾンも掲載されていて、うれしいです。
  • されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間
    筆者の、障害は環境がつくるという言葉にすごい共感した。もし誰もが字を読めなくても暮らしてた昔なら、識字障害は障害者でないし、多動性が問題しされるけどそれは教室に座ってじっとしないといけないから。
    筆者の述べるように、なんでできないの?ではなく、どうしてできないのかどうしたらできるのか考える社会になれ...続きを読む
  • 漫画版 されど愛しきお妻様
    この旦那さん、メンヘラ系の女性ばかり寄り付かれてるのは、なんかわかるかも。この人なら何でも受け止めてくれる空気があるのかも。発達障害の妻をあれだけ受け止めてあげれるってなかなかない。
    発達障害の妻よりも私は夫の方が興味深いと思った。
  • 脳が壊れた
    脳出血で後遺症が残り、見た目は普通なのだが内面的にはいろいろな障害が残った状態になった作者の、発症・回復・リハビリの過程と現在の困っていることなどを書いたセルフドキュメンタリー。脳の機能不全という観点では、脳で何か病気があった人ばかりではなく、もともと脳の個性として不全を抱えているような人の行動を理...続きを読む
  • 脳が壊れた
    倒れた後のこととか、心身の不具合など、本当に細やかに噛み砕いて書いてくださってて、とても参考になりました。
    これまで取材であった人たちのうまくいかなさも、比べて書いてある内容も、当事者ならではの視点で、新しく、すごくよかったです。
  • BE・LOVE 2022年9月号 [2022年8月1日発売]

    初志貫徹して欲しかったな

    コミック勢だったけど最後はどうしても最速で読みたくて購入しました

    何回も何回も読み返し泣いた作品
    素晴らしい作品を世に送り出して下さってありがとうございます

    千早、新、太一
    それぞれ1番欲しかったものを手に入れる事ができたんだなって
    また何度も読み返して気づきました

    全てのキ...続きを読む
  • 脳が壊れた
    毎日疲弊している会社員の方、ふとした時に勝手に涙が流れるくらい追い詰めて仕事をしている人がいたら、そんな方にも刺さる言葉が沢山あるのではないかなと、個人的に思います。

    私は仕事に没頭して無理をしすぎた結果、会社を退職しました。
    対人関係も良かったし、役職を任されて充実していたけれど、休憩もとらず、...続きを読む
  • 貧困とセックス
    この本の中身について、どこまでが真実なのかはわかりませんが(明らかに盛っている記述もあるので)、想像を超えるレベルの貧困や、その原因となるDVや家庭崩壊、虐待があること、また、そういう人たちにとってのセーフティネットとしてのセックスワークの存在、というのは衝撃的でした。

    日本全体から見れば、ごくわ...続きを読む
  • 脳が壊れた

    中からの渾身のレポート

    ルポライターが生業の著者が脳梗塞になり、自分に現れた様々な症状とその変化を、内側から懸命に記録している。それだけでも十分に興味深いけれど、そこで苦しんだ症状のひとつひとつは、彼が以前取材で出会った、貧困に苦しむ人・情緒障碍者・薬物中毒者等々と同じではないかと気づく。これらの人たちにも脳の器質異常が生...続きを読む
  • アンダーズ〈里奈の物語〉 2
  • 脳が壊れた
    脳梗塞の後遺症である高次脳機能障害についてここまでうまく言語化しているのはすごい。
    医者が読んでも勉強になるんじゃないかってくらい。
    認知症や発達障害も脳の機能が一部壊れるので似ているところがある。
    認知症について勉強したくて読んだ1冊。