田島隆のレビュー一覧
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嫁姑問題の完結編。夫の二度目のプロポーズにほろりとさせられる。これも温かくも厳しい法律家がいてこそ成り立ったのであろう。(まぁ法律家とは限らないが誰かの存在が必要だと思う)
後半は、ひどい親父を持った息子の苦労話。
未成年であるがゆえに、受任ができない。Posted by ブクログ -
法律問題と言うより、今回は田舎の選挙がリアルに描かれていて、そこが醍醐味かな。私の実体験とそう離れていません。
その上で、学んだこと。
・陸運支局でナンバーから持ち主が調べられる。
・住民票の除票から本籍地を調べ、戸籍の附票で現住所を割り出す。Posted by ブクログ -
悪徳商法会社との法をめぐる攻防戦。娯楽として面白い。まだ続きそう。
学んだこと。
・20トン以上の船は不動産と同じ扱い(登記が必要?)
・虚偽告訴罪(3ヶ月以上、10年以下の懲役)
・示談書、告訴取消状の代理人名義の使い方Posted by ブクログ -
占有屋=裏業者との攻防。話しは次巻に続く。それにしてもハラハラさせられる。
*学んだこと。
民法の改正で、競売物件の占有屋にうまみが無くなった。その代わり、賃貸物件を占有し、保証金(礼金)をせしめ取る方にシフトしている。Posted by ブクログ -
前巻の続き。遺産分割と取得時効。
最後はめでたし、めでたしで終わった。さすが大野先生。
学んだこと。
・取得時効の課税対象は時価額の半額。所得税、市民税、県税などが取られる。
後半は嫁姑問題。Posted by ブクログ -
高齢者の後見制度の締めくくり。息子にも複雑な感情があったことを知り、また遺言による、親の思いに触れ、思わず落涙。
学んだこと
・自己放任(セルフ・ネグレクト)による相続人廃除Posted by ブクログ -
崩れ、壊れていく人間。
そんなこともよく分かる歳になった自分。
悲しい巻だったな。
学んだこと。
・携帯会社への通話記録の請求Posted by ブクログ -
本書(田島隆・原作、東風孝広・漫画『特上カバチ!! ―カバチタレ!2―』第18巻、講談社、2009年)はゼロゼロ物件や追い出し屋という悪徳不動産業者の貧困ビジネスと対峙する。敷金ゼロ礼金ゼロのゼロゼロ物件が最初から貧しい賃借人を搾取するためのワナとして描かれる。
家財道具を運び出すなど不動産業者の...続きを読むPosted by ブクログ -
裏ビデオの作り方。パチンコ屋の舞台裏。玉出し機で、数を落とすとかニセコインの作り方とか改造ロムの仕掛け方などパチンコの舞台裏。
続いて、ニコイチ車の作り方とそれでの保険金詐欺など。技術的な方法まで触れて大丈夫かと思うほど裏世界の様子満載です。Posted by ブクログ -
珍しく内容が一巻で完結しないストーリー。子どもの将来が関わっている案件だけに、今後の展開が楽しみ。続きを読んでから、★を5つにするかどうか考える。Posted by ブクログ
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あいかわらず反社会世界の実態をリアルに描いてい面白い。
保険証の偽造、賞味期限切れの肉をミンチして固めてつくる安売りステーキ、借金残高証明をとるための免許証コピー貼付の詐欺、取立て規制がなくなるため遣りたい放題できる連帯保証代行サービス、裏ビデオ販売の詳細実態。Posted by ブクログ -
4歳の子どもが自分の子どもかどうか疑いを持ちDNA鑑定をすると父親でないという結果が出る。
結婚間際につきあってる男性がいたりすると可能性はあるわけだ。ここではそのため家に帰らず仕事にも出なくなる。
血の関係ってそんなに強いものかなと思う。養子と思えばいいのではとは人事だからかも。
東風さんは子ども...続きを読むPosted by ブクログ -
ネット・オークション詐欺の話し。
図らずも、心の弱さから詐欺に手を染めていく男の模様を活写している。この辺の弱さの描き方は、カバチタレならでは。
今回、学んだこと。
・公示送達&調査報告書
※けどこれは、純粋に行政書士の仕事ではないですよね?Posted by ブクログ -
最初動物火葬詐欺の話から入る。今トラブルの元になってるのだろう。
それから市営住宅でのペット問題。禁止されているが黙認されてるとこもあって、もし禁止を厳格に運用されたらどうなるか。これまで黙認していたものを急に禁止と言われても対応に困る。説明会を開催させたり、議員を使ったり、裁判にすると言われたり、...続きを読むPosted by ブクログ -
法的には「物」として扱われてきたペット。最近の判例も踏まえて、情理を尽くした展開になっている。カバチの絵は人間については、おどろおどろしいが、動物の描き方には、愛があると思う。東風さん、すごい!Posted by ブクログ
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前半はのぞき編。車の中をのぞいたはいけないという法律はないが、家の中をのぞくのは法律に触れる。性の不一致は離婚の対象となる あたりが元ネタか。法律トラブルに巻き込まれる男の描写が相変わらずうまい。
後半は大野オーナーの若き日の活躍。事件屋として取り立ての腕は一流だったが、家庭を顧みず奥さんは去って...続きを読むPosted by ブクログ