田島隆のレビュー一覧

  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(25)
    自治会問題。田舎に引っ越した家族。田舎暮らしに張り切っていたが、早速自治会に自動的に入れられて、溝掃除を言われて、氏子になるように言われ、なったら30万円を請求される。奥さんもPTAでママサンバレーの選手に指名され毎日その練習に。頭にきて自治会も脱会してしまうが、自治会のつくったゴミ収集所は使えない...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(26)
    空き家問題。訴えは、所有者全員でなくても誰か一人でもいい。裁判に勝てば、負けたほうが払うといっても、手数料だけで弁護士の費用などは入ってない。勝っても支払いに応じなければ強制執行で、差し押さえる財産がどこに何があるのかを勝訴判決を得た当事者が自ら調べて裁判所に申し立てをしなくてはならず、実務的には裁...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(24)
    発売ー2019年7月。見積もりと請求額が違う場合という確かにややこしい問題だ。明細を出させて、それが妥当なものか他の業者に頼むというあたりが解決策かと思うが、そうはしないで感情的にエスカレートして、黙って持ち帰る、警察が来る、他の人に代車として貸す、ナンバープレートの取替と危ない方向にばかり進んでい...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(23)
    2つの事象を扱ってますね。一つは外来種問題。たぬきと思って飼い始めたらアライグマだった。これは外来種なので飼うこともは放すこともできない。もう一つは、休みの日にお客の接待で、ヨットの運転をしたら、挫傷してしまう。海図を見なかったせいで責任は運転手にあるが、それが業務にあたるかどうか。なんとか業務にも...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(22)
    「農家住宅編」は、農家住宅という言葉自体知らず、そこで生じる複雑な物語が知らない世界だけでそれなりに面白かったけど、まぁまぁ。後半の「損害賠償編」はリアルでおもしろかった。しつこく誠意をみせろと迫る。善意っぽいところがミソで、被害者はどこまでも被害者であるという考え方の持ち主である。今こういう考え方...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(21)
    結婚する前に契約書を交わす話。夫は中小企業を経営していて、妻の借金頼みを契約で跳ね返す。さらに、夫は両親の家の名義をもらい、借金しようとするが、突然死する。となると、その家は妻のものになる。道義上はナットクできない状況だが、法律的には妻似権利がある。そのあたりの矛盾をうまく作品にしているが、ちょっと...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(19)
    ヤクザに交通事故の処理を頼んだのがまちがいで、さらに喫茶店の二階を賭博場に貸すというのも論外。いくら気が弱いとは言えあまりに無知な主人公。刑務所内の生活ぶりは知ってることも多いが丁寧に描かれていて面白い。また、ヤクザに目をつけられると逃れるのがタイヘンということがよく分かる。後半の拉致の話は少し「が...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(17)
    頭でっかちの天上というキャラが面白い。ステレオタイプではあるがディテイルがうまくできている。家のメンテの詐欺が対象。なかなか手ごわい詐欺なんですね。旦那に脅迫まがいのことをするあたりは少しやりすぎな感じはある。一人で敵地に乗り込むと暴行を受けたとかものを壊れさたとかあることないことでっち上げられて念...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(15)
    今回は不妊治療の話。田舎の母屋の母親は嫁に子どもができないことで責める。なかなかリアルだ。不妊治療でOKとなるが、それだけでは話にならないので養子縁組の話を入れて、捺印、届け出前という段階での養子の権利についての話になる。
  • 極悪がんぼ(14)
    神崎は探偵事務所開設の許可を所長から得る。農地転用が最初の仕事。災害跡は農地にできるということで、岩石を積み、近所の人を脅して証言させる。脅し方が、50万円の封筒を落として拾わせるところをビデオに録るというもの。がんぼらしい話。
    前作を読んだのが3年前なので登場人物に記憶があるストーリーは完全に忘れ...続きを読む
  • 激昂がんぼ(8)
    おー、最終回とは思わなかった。フィクサー秦光浩。前半では嶺のたくらみを暴き、市長に反対するために市民団体をでっちあげるなど大掛かりな仕掛けを試みる。これは手強いと相手と思うのだが、後半官僚を巻き込んで立ち向かい、特公のSスパイだったことを暴き、それを切らせることで潰してしまう。ちょっと話が急すぎたが...続きを読む
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(17)
    今回はいつもの心に響く内容ではなかったですが、法律に関する「あるある」は、相変わらず勉強になります。
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(12)
    この巻は、女性行政書士の住吉さんがメイン。
    広告代理店の社長を助けようとする話。
    部下の離脱、社長との恋、人間味あって面白かった。
  • 極悪がんぼ(15)
    農地を転用してショッピングモールを作るという話に、政治家、不動産屋などがからんで
    利権争いをする。政治家とグルになって農地の買い占めをしている暮田餅社長に市役所の尾手盛課長あたりがターゲットになる。こうした事例はよくあるわけで、内実はこんなものかと思わせるあたりが読み応えがある。
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(14)
    何組かのセックスレスと夫婦についてのエピソヒード紹介。珍しく法律、人権論争で少しどうでもよかった。最後、暴力事件に発展し、離婚したり刑務所に入ったりたかがセックレス、されど・・・と言いたかったようだ。
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(3)
    司法書士と行政書士の資格試験に合格した私にとっては
    面白かったです 知識はあってもアイデア次第でいろんな事が出来るんだと思いました
    資格試験に合格してもアイデアがとても必要だと考えさせられました。
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(12)
    広告代理店のアイデアを盗み、別会社を起こす。不正競争防止法とかいう話がテーマ。法律話としてはあまりおもしろくない。それが住吉の恋話になって、ちょっと興味深かったのだけどあまりうまくはいかなかったよう。違法駐車したら1万円というような看板があるがそれに対する法律的解釈が面白かった。契約は双方が認めない...続きを読む
  • がんぼ ナニワ悪道編(6)
    読むのにものすごく時間がかかる。活字の割合が今読んでるマンガでは最高。それだけ複雑なドラマに挑戦している。見た目以上に挑戦的なことをしている。それだけの複雑さはあるけどもう少し簡略化できないかと思う。映画にすると面白そうだ。
  • カバチ!!! -カバチタレ!3-(11)
    今回はお墓の話。長男は東京に出ていて次男が墓の世話などしているのだが、法律的には長男に権利があるそうで、知らなかった。長男が納骨を拒否し、無理に実行すると警察に訴えるという異常事態の話。背景には子どもの頃母親に差別された意識、大きくなっても母親が次男のマイホームのためにお金をこっそり盗むなどの事件が...続きを読む
  • がんぼ ナニワ悪道編(5)
    国会議員の裏金づくりに関する攻防となってディテイルの細かさには舌を巻くが前の仁義なき戦いに比べると辛気臭いところもある。