田島隆のレビュー一覧
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最終話の後編。
去年春に京都・亀岡で無免許運転の少年が保護者と小学生を引き殺した事件をモチーフとしている。
田村が、判断より決断した場面がかっちょいい!Posted by ブクログ -
いじめ問題。こうした切り口があったのかと面白かった。秘密録音は刑事事件では無効だが民事事件では有効。個人的な日記なども裁判官を説得させられればいいのだから時には有効になるんだ。いろいろと勉強になる。Posted by ブクログ
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嫁姑問題がテーマ。家を建てるのに親から頭金を出してもらわないと建てられない。しかし、買った家はカミサンの実家に近い。老後の面倒を見ないという意味かと義理の姉も出てきて紛争になる。実家に帰っても食事を作らないといったディテイルが強烈で、嫁姑のスレ違いぶりがこれでもかと描かれる。それに法律が絡んでくるの...続きを読むPosted by ブクログ
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中途半端なチンピラだった主人公がのしあがっていく様をずっと見ていたら、なんだかすごく感情移入しちゃって、後半のハイテンションな展開には鳥肌がたちまくりでした。
仲間だと思っていた人が敵になりそのまた逆もしかり…人生は気が抜けませんな!Posted by ブクログ -
特上カバチシリーズでの泣ける作品。自分の子どもとして育ててきた子どもが本当は自分の子どもでなかったとしたら…。カバチタレシリーズを読んだことのない人でもこの巻は読むべし。(話の続きの27巻も)Posted by ブクログ
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父子家庭で、お父さんが雇用不安な物語。
自分も幼い娘の手を引いて歩きながら、よく不安に襲われる。だから、この巻は涙無くしては読めなかった。
学んだこと。
・疾病、出産、災害などの場合、給料の前借りができる(労働基準法25条、施行規則9条)
・民法の賃貸借契約における信頼関係理論
・警察...続きを読むPosted by ブクログ -
見栄っ張りな人間の末路とそこからの逆転劇。
最後まで読んで、グッと来た。
義理と人情というのは、古くさいが、どういうわけか、こういう話しに弱いんです。
学んだこと。
・行政書士による執行官送達の申し立て
・本人が自己破産しても、保証人には返済義務がある。Posted by ブクログ -
前巻からの続きが涙なくしては読めない。子どものひたむきさに胸を打たれる。後半は公序良俗に反する契約は無効と言うところがミソだが、オチがイマイチ。Posted by ブクログ
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金にせこい男を女性の立場から、やっつける話し。元祖・法テク・コミックとして、得るものが多く、今回は人情の機微にも触れており、物語にぐいぐい引き込まれた。
学んだこと。
・贈与の撤回の不可能性と恐喝罪
・民事訴訟での証拠収集
・未成年者取り消し権(成人になってから5年は有効)
・執行官送達...続きを読むPosted by ブクログ -
これをはじめて読んだのは『特上カバチ』がドラマ化されていたので本屋で偶然見かけたので手にとって読んでみたのですが、作者の波乱万丈な人生と『手にではなくて頭に職をつける』という言葉がすごく印象的でした。
おもしろかったです。一気に読み終えてしまいました。この本を手にとって見たきっかけというのは、作者...続きを読むPosted by ブクログ -
コミックだからこその熱さがある。栄田さんは正式には行政書士補助者だが、人情の機微に通じている。大逆転の結末。手に汗握る一巻でした。Posted by ブクログ
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ストーリーが素晴らしい。虐待の真実に迫っている。
オチも良かった。
カバチタレ!の中でも、1,2を争う名作編になったと思います。Posted by ブクログ -
キャリア官僚のサクセス?ストーリー!!
今時こんなこともないだろ~~と思うところもある。
経産官僚・財務官僚の小説やマンガが多い中で、
総務官僚が主人公の異色な作品と言える。Posted by ブクログ -
大野の過去がつぶさに描かれていて(ついでに重さんも!)、興味津々で読んだ。近年一番盛り上がった巻だと思う。しかし、最後の恩師との対決が、腰砕けで良かったのかなぁ、とずっと引っ掛かっている。考えさせれる巻でもあった。
*覚え書き
第四百四十六条2 保証契約は、書面でしなければ、その効力を生じない。Posted by ブクログ -
労働基準監督署の物語。現代のサラリーマン必見!これはいいとこに目をつけた漫画です。ためになるし、働くことに勇気もわいてきます。組合に興味のない人、逆に経営者にもおすすめです。Posted by ブクログ
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親権があることをいいことに18才の義理の子どもの名義で借金する父親の話。
未成年だとこれだけの不利があるのかと勉強になる。今成人年齢の見直しがなされているが下げて大丈夫かという議論と逆にこうした事例も起こりえるわけだ。
子ども名義の借金からその証書を買い取り上乗せするとか婚約者まで話が行き念書を書...続きを読むPosted by ブクログ -
「ずっと自慢の息子でした。息子殿がこの世に生まれてからと言うもの、父は幸せでありました」
酒屋の老人の任意後見人となり老人から生きがいの酒屋を続けさせまいとする息子たちとの争いになる。いくら後見人とはいえここまで肩入れするものかと思うが、最後老人に死ぬことで老人問題について考えてしまううまさがある...続きを読むPosted by ブクログ