中山昌亮のレビュー一覧

  • 不安の種(1) フタの章
    ホラーとしてとても良い雰囲気が出ています。
    すごい怖いというわけではなく、少しの寒気がするような感じ。
    謎な不安がとても面白い。
  • PS―羅生門― 8
    ビッグコミックオリジナルのモノです。いちばん好きですね〜この話は。ちょっと変、でもいい人が多い部署。通称「羅生門」。いろいろな人が持つ、いろいろな思いが惜しみなく描かれている。留美の一生懸命さや黒田さんの冷め具合や安全さんの熱さがいい感じです!個人的には安全さんが好きです★
  • 不安の種(1) フタの章
    視界に入らないところは怖い。
    原因のわからない物音も怖い。
    子供の頃に感じたなんともいえない不安が思い出されて、とりあえず窓閉めました(笑)

    幽霊等に襲われる恐怖より、ただいるだけの恐怖って感じでしょうか?
    普通のホラーに飽きた人にお勧めです。
  • オフィス北極星(1)
    アメリカ訴訟社会を扱った異色漫画。キャラクターの造詣が素晴らしく、癖のある絵も巻が進むにつれ妙な味に。一読!
  • 不安の種* アスタリスク 7

    今回は少し優しい話も…



    相変わらずギリギリのラインでありそうな素敵な怪異に癒された
    ♭99の幸せの記憶が具現化してる話や、Γ006の土地の記憶みたいな話も好きだし、Γ001のような意味が分からなくて考えれば背筋が粟立つような話も好き

    いい非日常でした
  • 不安の種* アスタリスク 6
    「オチョナンさん」的な同じキャラクターによる連作もの、前巻にあったいわゆる“いい話、泣かせる話”などはなく、今回はストレートな心霊譚よりも都市伝説寄りな小ネタっぽい話が中心。

    とりあえず「独り遊び」と、窓を少しだけ開けておくのはやめよう……。
  • 不安の種+(1)

    日常にある違和感をほじってみる

    日常にありそうな違和感をちょっとほじってみて、
    「あ、やべーっ」ってなって焦るかんじ。
    1つの作品が数ページと短く、逆に「え、もっと広げてもいいんじゃん?」て物足りなく思うけど、そこに余韻があって、それが本シリーズの美学とも言えるのではないだろうか。
    背筋がゾゾゾ…と泡立つ感じで、オチも分から...続きを読む
  • 不安の種* アスタリスク 5
    いわゆる"ジェントル・ゴースト・ストーリー"、泣ける怪談的な話が複数あったのが、これまでとちょっと異なるところかな

    ……この巻も含め、このところ巻末のおまけページで語られる中山氏の近況や周辺雑記みたいな話が、ある意味本編以上に怖かったりする
  • 不安の種* アスタリスク 1
    そこまで怖くないな〜と気を抜いて読んでると、数話単位でとんでもなく怖い話がくるから気が抜けない。絵柄は古いままだけど携帯がスマホになってて時代を感じる。
  • 後遺症ラジオ(2)

    ご注意

    表紙からして、ずっと見てると不安定な気分になってきますが、本編もまんまそんな感じのストーリーです。
    画力も高く、しっかり怖いです。
    夜中や1人の時は読めないです。
  • 後遺症ラジオ(1)
    全部が超短編ですが、その全てが緩やかに繋がっているようです。全部が気持ち悪く、全部がモヤモヤする話。何一つスッキリなんてしないけど、そこが良かったです。
  • 後遺症ラジオ(1)
    うわ~~~怖かった!なんか貞子みたいで独特の雰囲気。表紙も不気味で素敵。(中の絵は及第点。)夜中に読む漫画ではありません!
  • 後遺症ラジオ(5)
    相変わらずクリーチャーの生理的嫌悪感が凄まじいです。ホラーとギャグは紙一重なんてよく聞きますが、この作者さんの場合はキャラの造形がギャグに突き抜けすぎてホラーに達して気持ち悪く感じる、そんな印象を受けました。
    話が進んでいそうな感じなので一度時系列に並べてみようかななんて思っていますが、あまり本を開...続きを読む
  • 後遺症ラジオ(4)
    ここにきて生理的イヤさ、精緻に描くことで生まれるキモさにさらに開眼されてページを進めずにいられない(直視し続けたくないから)。その点逆に持ち前のひっそりした恐怖からは離れつつもあり、難しい所ではありますね。
  • 後遺症ラジオ(4)
    前巻までと同じように、話は各話毎にぶつ切りで、時間軸も前後する。
    登場人物は顔が似ていて、正直以前出てきた人間なのかどうなのか判別がつきにくい。
    とにかく沢山人が出てくる、そのほとんどは主要キャラクターと言うよりはその場限りのキャラクターのような気がする。

    おぐしさま、と言う存在を主軸として、とあ...続きを読む
  • 書かずの753 2
    「道民」としては地元ネタについ微笑んでしまうが、一番引き込まれたのは道と関係薄い社会派ミステリ・テイストの「特オチ」編だったり。最終回は急な気もしたけど鮮やかなラストでもあり良い引き際。
  • 後遺症ラジオ(2)
    「おぐしさま」に纏わる話がメインの短編構成。 

    人間に都合の良い「飼い慣らされた」カミサマのイメージから本来の古代~前近代での在り方を取り戻す試みが大変面白いのではないかなと思います。

    いわゆる土俗的民俗的な雰囲気を醸成しています。

    この神の意(中世においては祟り)が時を越え、人間のそんなつも...続きを読む
  • 後遺症ラジオ(3)
    体に侵入するクリーチャーの生理的キツさ、三者三様階段のギミック、そしてその階段にあった……辺りが好き。髪に関係なさそうなクリーチャーだが回ごとのおまけページでは髪との関係が示唆されてもいて、説明がつくにしろぼかすにしろうまく気をもたすなあ。
  • 後遺症ラジオ(2)
    江戸怪談話(いちばん好き)は、いくつもの曖昧な目撃談が重なって1つの真実を浮かび上がらせる形態で、してみると散りばめられたオグシサマの話も最終的に1つの結論を迎えるのかもしれない。なんにしてもコワくて面白い。
  • 後遺症ラジオ(2)
    怖い話でありそうなお話。民俗学的な怖さ、かな。
    2ちゃんの「コトリバコ」や「禁后」が好きそうな人には受けそうです。
    私は結構好きです。怖いけど。