松尾スズキのレビュー一覧

  • この日本人に学びたい
    読み忘れてたので、買いました。全て楽しく読みましたが、一番気に入ったのは、坂井泉水かな。松尾ちゃんの喩えがほんとに好き。いちいちおもしろい。
  • この日本人に学びたい
    出てくる日本人は古いですが、あ、そこに目をつけるかという内容で、不覚にも笑ってしまいます。何の役にも立たない内容ですが、楽しい気分にしてくれます。やっぱり松尾さんは目の付け所が違う!
  • この日本人に学びたい
    大学時代に読んで、おもいっきり笑いました。
    ほんとはロッキングオンから出てる黄色い方を持ってます。これは文庫本です。
  • この日本人に学びたい
    松尾ちゃんの本の中でもかなり好きです。『ギリギリデイズ』もそうだけど、注釈がいちいち笑える。坂井和泉に学びたい、なんて本当に電車で笑いをこらえるのに苦労しました。
  • この日本人に学びたい
    「生きることのなんにもなさに耐えようぜ〜」という趣旨には同意。ネットが今ほど普及してなかった当時に「ネットのダメなところ」について言及している箇所が面白い。
  • 寝言サイズの断末魔 いい年コイた大人の絵日記◆其之壱◆
    松尾さんは凄いなぁ。多分この人以外が同じ行動とったとしても、こうは書けないでしょう。面白すぎて自分の日常に自信を無くす1冊(笑)実況生中年より断然こっちが面白い。つーか読みやすい。
  • クワイエットルームにようこそ
    最初の描写で想像するだけで、自分もオェ~ってなりそうな部分はありました(-""-;)が、全体的には読みやすかったです。
    だいぶん前に映画化もされているようなので観てみたいです。
  • クワイエットルームにようこそ
    精神病棟にぶち込まれた女性の話。
    起こっていることを冷静に見るととてつもなくシリアスな話なのだけれど、語り口がそう思わせ過ぎず、最後にはなぜだか少しスカッとする。
  • 人生の謎について
    苦悩している感じがとても良い。人生、思い通りにいかない。思い通りに行った、何かを成したと思っているうちはまだ扉の前、というくらいが生きててちょうど良いと感じる。そういう年齢になったなと思う。
  • もしも、東京
    表紙と、本の分厚さからわくわく。

    浅野いにおさんの絵、初めて紙で見たけど
    ほんとに絵がうまいんだな…線が綺麗。

    個人的には、ジェーン•スーさんの東京の捉え方がしっくり来たし、こういうふうに言語化されるのかって面白く思った。

    石黒正数さんは作品を読んだことのない方だったが、「もしも東京」の、住友...続きを読む
  • 矢印
    意味深なタイトル。酒に溺れた師匠、スミレ、山城、俺…彼等は狂気に満たされながら破滅の道に突き進んでゆく。不快感を抱きつつも、矢印の行方を求めズルズルと物語に惹き込まれていった。
  • 矢印
    目が離せない中毒性。酒に壊れていく人間模様。こういうの、嫌いじゃない。むしろ実感としても近くに感じる面もあり、怖い物見たさだったり共感だったり。歪みは修復されないまま、全てが歪みの中で進んでいく。矢印が示すのは元に戻れない事もまた。
  • 矢印
    マスメディアで活躍する芸人のイメージってこんな感じに思っていました。
    ユーチューバーの人達もそうなのかな?
  • 矢印
    面白すぎて時間経つのも忘れてお風呂で一気に読んじゃった、、読み切る頃にはすっかり冷えていたお湯。
    松尾スズキさんやっぱいいなー。もっとじゃんじゃんぶっ放してほしい。うわーとかないわーとか思いながらもどこかわかるーってなるのがね。ぶっ壊れていることに気づかない人へ
  • 大人失格~子供に生まれてスミマセン~
    星野源のエッセイ集の中でエッセイを書こうと思ったきっかけと言われており興味を持った。星野源の本は日々を綴っているという感じだったが、松尾スズキの方はこれまでの人生で思い溜めていた話題をひとつずつ書き綴っているように感じた。
  • もう「はい」としか言えない
    松尾スズキ氏の作品は読みたいと思いつつ読めずにいた。
    なんとなく「だろうな」と思われたくないという変な意地が邪魔をして手を出せなかった。
    初読みなので比較もできないが、ひさしぶりに現代日本人作家の本を呼んだためだろうか、とても読みやすい。
    作品の中の空気がじっとりと伝わるような感覚になった。
    私も海...続きを読む
  • クワイエットルームにようこそ
    読み返した。映画のインパクトとともに忘れられない。昔読んだ時とはまた違う、自分の人生との重なり方をした。
  • 東京の夫婦
    松尾スズキさん、荒っぽい男の人なのかなと思いきや、奥さんのことをとっても想っていることが伝わってきて微笑ましくなりました。
    フラフラしてて奥さんに怒られちゃうところとか、契約書が読めないところとか、自分と似てると思ってしまった、僭越ながら。笑
  • 東京の夫婦
    雑誌「GINZA」に連載していたエッセイをまとめたもの。
    それほど厚くはないが、年数は3年ほどにもなり、
    夫婦の歩みも相応で、興味深かった。
    子供や家族のエッセイは、男性が書いた方が読みやすい気がする。
    普通の一般女性、でありながら、
    事務能力が高かったり、介護まわりの知識や経験が多かったりと
    一緒...続きを読む
  • 東京の夫婦
    レモンサワーの味と、結婚相手の両親がちょうどいいって大事だな、と、和泉元彌の次にお肌がツルツルだとスタイリストさんに褒められる50歳のオジさんが今の奥さんとのことを綴ったエッセイ。「孤独でなくなることで自分を知る」ことが増えたオジさんの姿を想像するだけでなんだかほのぼの。

    松尾スズキ戯曲と小説はこ...続きを読む