エラリイ・クイーンのレビュー一覧
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越前敏弥氏の新訳版ということで選書。
エラリイ・クイーンは若い時に読んだはずだが、全く記憶にないところが悲しいかな。古典の楽しさを新鮮な気持ちで読む。
連続殺人という王道、最後の最後に種明かし。
王道のミステリー、解説には他作品との伏線もいろいろあるようで、また新訳版を紐解いてみよう。Posted by ブクログ -
ローマ帽子の秘密(角川)で知ってたエラリーと全然違う。出版社も訳者も違うし、書かれた時期も離れてるようだからそのせいかもしれないけども。
どっちがいいとかじゃないけども、どういう人なのか人柄が分からない。
もっと読んでみてお近づきにならないと。
リーマ。緑の館。オードリーが舞台(だったか)で演じて...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカで放送された人気ラジオ番組≪エラリー・クイーンの冒険≫の脚本を「エラリイ・クイーン」自身が編集する月刊誌≪EQMM≫向けにカレンダー仕立てにして小説化した作品で、本巻には前半の六編が収録されています。
■1月 双面神クラブの秘密
■2月 大統領の5セント貨
■3月 マイケル・マグーンの凶月
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X・Y・Zの悲劇に続く最後の悲劇はドルリー・レーンの死で終わる。名探偵役ドルリー・レーンが最後の真犯人だった。
全てはラストページ、ベンチに座り首をもたげ冷たくなっているドルリー・レーンのワンシーンのためにあった――と解説にあるが、これは納得だ。確かにそのシーンはきれいである。でもあまりにそのシ...続きを読むPosted by ブクログ