誉田哲也のレビュー一覧

  • 武士道セブンティーン
    「武士道シックスティーン」の続編です。
    早苗と香織が高校2年になって、早苗は福岡の剣道強豪校に転校し、香織は新入生が入ってきて、自分だけでなく団体としての意識が芽生えてきて・・・という内容になってます。

    前回同様、最高に面白いです。
    単純に小説を楽しみたい方、青春小説を楽しみたい方にお勧め。
    誉田...続きを読む
  • 武士道シックスティーン
    本当に面白い‼︎高校生の部活動の話という枠だけでは収まらない面白さ。
    青春感はもちろん懸命に打ち込む姿や悩む姿に恋愛がないのもいい。
    誉田さんのテンポの良さも冴えていて最高でした。続きは必読だと思った。
  • 武士道シックスティーン
    青春スポーツもの。剣道を扱うというのも、なんだか珍しい。このジャンルは基本的に甘めに評価してしまいがちですが、類に洩れずとても楽しく読み進められました。次のセブンティーンも楽しみ楽しみ。
  • ストロベリーナイト
    姫川玲子シリーズの1作目。
    ミステリー、サスペンス、ノワールと重たいジャンルが混じりあった様な重厚な作品。
    今作を読み終えたあと、ひとまず一週間は何も読みたくない!と思えた作品。(本当はシリーズをまとめていくつか読むつもりだったが心が疲れてしまった)
    姫川玲子の魅力もそうだが、警察官達の生き様や描...続きを読む
  • 妖の絆
    「妖の華」「妖の掟」に続く妖シリーズ第3弾の「妖の絆」。掟は華の前日譚。今回の絆は紅鈴と欣治の出会いが。しかしこのシリーズ、間隔が空きすぎて前作の物語の記憶がイマイチ…。また読み返してみたいなと思うがなかなか手が伸びない。どうしても読んだことない方を優先してしまう。

    まぁそれはさておき、今作の舞台...続きを読む
  • 妖の絆
    うーん、面白い!『妖シリーズ』エピソードゼロ。
    紅鈴と欣治との出会いの物語。紅鈴たちの情感だけでなく風景描写などからも感情が湧き出るようで心に沁みてくる。
    紅鈴の話し方がとても好きだな。
    道順などは紅鈴を化け物と蔑んでいるが、彼女は自分からは必要最小限の殺ししかしないし、降りかかる火の粉を払っている...続きを読む
  • ヒトリシズカ
    短編集的な長編小説に圧巻。さすが誉田さん‼︎
    面白かった。
    幼い少女の中の大人の部分に暗く闇を感じ、なんとも興味深い。
    暴力をコントロールする。逞しい女性だ。
  • 歌舞伎町ゲノム
    初めてこの作家さんの本を読んだ。短編集って言うのかな?それも初めて読んだけれど、なかなか面白かった。本当はグロい内容な筈なのに、なぜサラッと読めるのだろう?文体なのかな?そのシリーズ、全て読んでみたくなった。
  • 背中の蜘蛛
    読み進めれば進めるほど物語の中に入っていく感じで、一気に読んでしまいました!インターネットが普及する社会で物語に出てくる架空の部署が本当に実在するんではと思ってしまいます。
  • プラージュ
    前科のある人達の更生施設としてのシェアハウスでの物語。読み初めの印象はどんどん変わっていく。
    登場人物もたくさん居る。それぞれの辿ってきた話や日常の物語、関わり方や気持ちの変化。太陽となる存在の大家さんの偉大な人間性に魅了された。
  • 月光
    胸糞〜〜〜!!!
    赦しの光

    帯にある「知ることはときに罪である」
    無知は罪ともいうけれど
    知ることも罪
    全てを知ってしまった結花がこれから
    全てを抱えながら生きていくこと
    それはとても辛いこと

    結花が最後にピアノを弾くことができて良かった
    赦されてよかった
  • 歌舞伎町ゲノム
    ジウサーガの短編集 面白かった。
    短編集って気軽に読めるので、やはり一気読み!あっという間に終わってしまった。
    セブンのメンバーのそれぞれの一面が感じられてとても面白かった。
    これからの壮大な展開を思わせる終わり方に期待を込めて次作を待とうかな。
  • ノワール 硝子の太陽
    もう誉田ワールドの虜になっているのでは!?と思えるぐらいシリーズを読み続けているが、なかなか飽きさせない。どんどん引き込まれてしまっている。
    内容がたくさんありすぎて上手く表現出来ないが、誉田さんの作品素晴らしい‼︎
  • 歌舞伎町ダムド
    ダムド ジウの偽物か〜
    狂ってるとしか思えない。それはさておき、セブンのみんなの人柄が良すぎて、応援の気持ちでいっぱいだ。
  • 歌舞伎町セブン
    面白い‼︎ 裏社会の人間模様替え的な 現代必殺仕事人のセブン達。
    終わらないよ。どうなる?気になる!
  • Qrosの女
    芸能記者の闇と正義の狭間で様々な人間模様というか、人としての矜持の境界線とはどこなのだろう。そんな思いを胸に抱きながら読んだ。同じ場面でも視点が変わると全然違うものになるし、登場人物の解説が終わって動き出す物語もラストまで見逃せなかった。個人的には栗山さんの妹が本当にツボ。いい味出していたなぁ。
  • ハング
    闇の横行 別の目的のための目くらまし。
    悔しくてやり切れない。
    ダークな内容の中にも温かみのある存在に心が救われる思いだった。
  • 武士道シックスティーン
    「青春小説 おすすめ」とかで検索するとヒットするので、どんなものかと思い購入。

    これぞエンタメ作品という感じで非常によかった。中高生はもちろんのこと、大人が読んでも十分に楽しむことができると思った。

    まず、文章がよみやすかった。
    本作はいわゆる一人称目線で、(ぼく、わたし、などの主語で語られる)...続きを読む
  • ドルチェ
    魚住久江さんを知ろうと思い読み進めていった。
    良い人だ‼︎
    このシリーズは殺人事件ではなく、生きている。生きてくれることに喜びを感じる。という姿勢にとても魅力を感じた。
    派手な殺人事件も面白いけれど、生きて行く事に重点をおいた作品も良い。
    しばらく殺人漬けだったので、心の休憩が出来た。
  • ノーマンズランド
    だんだんと事件のスケールが大きくなっている。拉致問題に関わって行くのか?
    事件は解決してないままなんじゃない?
    続くの?疑問がたくさん残ったままだけど、新キャラとの今後も楽しみになってきた。