背中の蜘蛛

背中の蜘蛛

902円 (税込)

4pt

東京・池袋で男の刺殺体が発見された。警視庁池袋署刑事課長の本宮は、捜査の過程で捜査一課長からある密旨を受ける。その約半年後、東京・新木場で爆殺傷事件が起きる。やがて容疑者が浮上するが、捜査に携わる警視庁組織犯罪対策部の植木は、その経緯に違和感を抱く。そしてまた、捜査一課の管理官となった本宮も違和感を覚えていた。捜査の裏に、いったい何があったのか――。

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背中の蜘蛛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み進めれば進めるほど物語の中に入っていく感じで、一気に読んでしまいました!インターネットが普及する社会で物語に出てくる架空の部署が本当に実在するんではと思ってしまいます。

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    後味悪い…。
    章ごとの話の繋がりは人物以外はほとんどない。
    路上での殺人事件、ライブハウスでの爆殺事件。両方に共通しているのは事件解決のいとぐちとなった「出所不明のタレコミ」。途中まで読めば、誰がどうやって調べたかは想像つく。
    視点を変えた数人の主人公のうち、素性の分からない1人もどう言う人物かはそ

    0
    2023年12月12日

    Posted by ブクログ

    監視社会、プライバシーに踏み込んだ捜査の是非を暴いていく。IT社会において個人情報は丸裸も同然だが、それを用いた犯罪捜査は果たして認められるべきなのか。犯罪捜査とプライバシーの境界とは?そんなことを考えさせられた。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    情報ネットワーク、VRなど現代社会の底知れぬ恐ろしさ、危うさ。どんなに科学技術が進歩しても扱う人間の危うさ、邪悪さが狂気を生みかねない、ゾッとする今そこにある危機。熱情や遊び一見不合理で無駄に思える人間味が余裕を持って許される世の中が続いてほしいと思えた。

    0
    2023年07月15日

    Posted by ブクログ

    誉田哲也の作品は、ストロベリー
    ナイト以来だった。
    500ページ超えの長編ながら、
    テンポも良く、あまり説明の描写
    も少なくて読みやすい。
    行き過ぎた監視社会をテーマにし
    ていて、興味深い。
    文庫の帯にあった、秒で犯人がわ
    かる!というのも、読み始めて、
    納得した。

    0
    2023年06月10日

    Posted by ブクログ

    三部作からなる長編でした。これが伏線か‼︎と感心しながら楽しめた作品だった。
    行動 通信 全てにおいて監視されているだろうこの社会の中に正義がある事を信じたい。誉田さんの作品にはそれを期待させてくれる人物がいて頼もしく思う。
    誉田警察小説は面白い。

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    テクノロジーの進化に法整備が追いつかない状況の中で、ワルはやりたい放題。そういうワルを法で認められていないテクノロジー使って懲らしめるなり、被害を未然防止するのは、どうなんだろ?というお話。

    難しいねぇ・・・

    0
    2023年04月21日

    Posted by ブクログ

    ラストに救いがなくて悲しかった。
    世の中にはこんなに酷いことをする人間が、いや、もっと酷いことをする人間がいるんだろう。
    そんな世界に足を踏み入れずに生きるにはどうしたらいいんだろう。
    小説だけど、それでも娘のことを考える。どう生きたらいい?何をどう教えたらいい?

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    解説ではなく感想を。

    ズバリ、この長編大作はいい!
    盗聴、監視カメラ、情報化の現代において、全ての電子データはダダ漏れで正義も悪も活用しているってことをあらためて認識した。
    本編、池袋署の刑事課長•本宮が主人公として展開される殺人事件から始まり、次の事件は組対を主とした2話となる。それぞれの事件の

    0
    2023年03月08日

    Posted by ブクログ

    スマホの内カメラは見られている
    そんな話を聞いたことがある。
    倫理とは、正義とは、犯罪とは、
    考えさせられる一冊でした。

    0
    2023年02月12日

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