三木笙子のレビュー一覧
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〈帝都探偵絵図〉シリーズのスピンオフ。欧州に渡った怪盗ロータスと幼なじみの省吾が帰国し、不可解な出来事に出会う短編集である。
怪盗というより探偵として詐欺師を騙す詐欺師みたいになっていて楽しい。
それにしても蓮の変装術はルパン並みですごい。Posted by ブクログ -
【収録作品】グランドホテルの黄金消失/特等席/埋める者 暴く者/すべて当たり籤/光と影のおむすびころりん
コン・ゲーム。怪盗としての仕事じゃないので、ただ楽しく読める。
本編はどうなったのだろう。Posted by ブクログ -
三木さん独特の透明感のある作品です
表題の意味は最後まで読まないと分かりません
ミステリーとしては物足りなさを感じましたが、最後まで読むと、なるほどと思いますPosted by ブクログ -
概念としての月……幻想的で美しい月のイメージが、月にまつわる話とともに楽しめる良作だとおもいます。ただ、全体的な雰囲気は幻想的ですが、起こる事件の真相は人の欲にまみれていて生々しい。
この方の書くお話は、きれいで上品な雰囲気が好きです。Posted by ブクログ -
異国から来た美男のところに持ち込まれた不思議な事件。日本なのにアラビアンナイトが紛れ込んだような…。タイトルと表紙がキラキラしすぎてちょっと恥ずかしいかも。Posted by ブクログ
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2022-12これはシリーズにするのかな。主人公のキャラが弱く、周りの登場人物と並列くらいになっているのが残念です。でもこの時代の雰囲気が少し感じられて良作です。Posted by ブクログ
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舞台は昭和(戦後)の新宿。「雨の日だけ営業」と噂される元神主が営業する探偵社をめぐる物語――
今回もたっぷりイケメン二人によるブロマンス成分満載で(さらに、今回は一方が相手に負い目を背負いながらの関係が…エモい)。物語の設定と事件の謎が良い感じに絡み合って今作も大満足です。Posted by ブクログ -
明治の横浜を舞台にしたラノベミステリ。
犯罪コンサルタント組織との対決という連作短編集で、容姿端麗頭脳明晰な探偵と謎めいたツンデレ美声年という組み合わせは王道すぎる気もするが、掛け合いも楽しく面白かった。明治の横浜というのは絵になる。Posted by ブクログ