新渡戸稲造のレビュー一覧
-
おごらず、真心を忘れず、己を強くもって生きなさい、というようなことを、一日一言ずつ教えてくれる。こういう本は一気に読まずに時間をかけて少しずつ読んだ方がよさそうだ。
2017/10/19Posted by ブクログ -
武士道=昔の日本人の精神性。と一口に言い切れないところが難しい。昔の日本人の一割も武士はいなかったからである。そこが宗教とは違うのかな。でもたまに日本人らしさが顔を出す。Posted by ブクログ
-
「葉隠」から如何に美化されて「武士論」になったか。
「武士論」が如何に曲解されて、戦前の「大和霊無敵論」になったか。
「武士論」と「国家の品格」が如何に繋がるか。
面白い。Posted by ブクログ -
日本古来の武士道の精神は日本人の心の奥底に生きているだそうだ。 本当だろうか、こんなへなちょこであっても強弱な精神力の精神を持った武士道が生きているのだろうか? さむらいが日本から居なくなって久しいが気骨のある日本人がまだこの日本に生息しているのだろうか? この本を読んでいるとある面では時代のギャッ...続きを読むPosted by ブクログ
-
■全体として何に関する本か
本書は新渡戸稲造氏が、1908年から1912年までの間、雑誌「実業之日本」の中で、働く青年向けに連載していたものを纏めて本にしたものである。本書が現代語訳され再度出版されることになったのは、東日本大震災という危機を多くの若者達に乗り越えて欲しいという願いによるものである...続きを読むPosted by ブクログ -
明治の教育者の言葉を有難く頂戴する。逆境に不平を言わず、順境におごることなく、まあ十年待て、という。決意は簡単であり、継続こそ難しい。大きなことを言わず、コツコツと継続せよ。Posted by ブクログ
-
新渡戸稲造の「修養」と「自警」を編集した本。今まさに自分は逆境にいると思っているので、心にくるものがあった。昔のひとだけれど、言っていることは今でも新しく聞こえる。徳という言葉を聞いたのは高校の古文依頼だけど、大人になった今こそ思い出すべき言葉だと感じた。
以下心にきたフレーズ
青年が学校...続きを読むPosted by ブクログ -
予想以上に子供用であり
全く知識の無い人以外は大人には向かないと思われる。
かなり噛み砕きわかりやすい分
事実からは微妙に逸れている部分もある気がする。Posted by ブクログ